• JTBCは、tvNの陰に隠れ万年2位のイメージが強いテレビ局だ。
  • しかし今年は、見事強敵を打破し1位に躍り出るなどその実力を誇示した。
  • 本記事ではそんなJTBCに着目し、レビューサービスfilmarks(フィルマークス)で、日本の視聴者の満足度が高かった作品ベスト5を紹介する。

tvNは、韓国のドラマ界において数々の人気作・話題作を輩出してきたテレビ局だ。

先日Danmee(ダンミ)ではその活躍ぶりに触れ、日本でも支持を得た作品上位5作を紹介した。

(関連記事) Netflix 韓ドラ盛り上げの主役 tvN!日本の視聴者満足度ランキング5を調査

本記事はその第2弾、tvNの陰に隠れ万年2位のイメージが強いが「敢闘賞」を贈るに値するほど韓ドラ界に貢献し、今年は見事同局を押さえヒット作を世に送り出したJTBCに着目。

Netflix配信作の中から、映画などのレビューサービスfilmarks(フィルマークス)で高い評価と数多くのレビューが投稿され視聴者の満足度が高かったドラマ、ベスト5のランキングを紹介する。

5位 良くも、悪くも、だって母親 (2023)

評価 4.1/5 レビュー評価数 525件

子どもの将来のために悪い母にならざるを得なかったヨンスンと、ある日身体はそのままに精神だけが7歳になってしまった検事の息子ガンホが、再び母子関係を築きなおしていくヒーリングコメディー。

満腹になると勉強ができなくなるからと息子にお腹いっぱい食事をとらせないなど、スパルタ教育の裏にある母の想いと、それに耐えてきた息子の知られざる心情が次第に明らかになっていくのが見どころの1つ。

視聴者の間で賛否両論が巻き起こったヨンスンの教育方針は、観る者に強いメッセージを投げかける作品となっている。

『良くも、悪くも、だって母親』

『良くも、悪くも、だって母親』(画像出典:JTBC)

●出演:ラ・ミラン、イ・ドヒョン他


良くも、悪くも、だって母親

4位 私の解放日誌 (2022)

評価 ★4.1/5 レビュー評価数 922件

ベッドタウンに住みソウルにある企業に務める野暮な3兄妹が、代わり映えしない毎日からなんとか抜け出そうと奮闘する姿が描かれたヒューマンドラマ。

キャラクターやストーリー設定とその展開まで、他のドラマとは一線を画す新鮮さと完成度が高い評価を得た作品だ。

また満員電車に揺られ通勤する姿など多くの人が“解放されたい”と願う身近な題材を用い、視聴者の中には親近感を覚えた人が多く、3兄妹に共感できる物語となっている。

『私の解放日誌』

『私の解放日誌』(画像出典:JTBC)

●出演:イ・ミンギ、キム・ジウォン、ソン・ソック、イエル他


私の解放日誌

3位 39歳 (2022)

評価 ★4.1/5 レビュー評価数 1704件

皮膚科の医師、演技指導者、百貨店のコスメティックマネージャーという職業の異なる3人の女性を主人公に、40歳を目前に控えた彼女たちの友情や愛、人生について深く扱ったヒューマンロマンスドラマ。

何かを成し遂げるには少々早く、かといって新たなことをスタートするにはやや遅いイメージのある年齢になった彼女たちが、ある事件を通して転換期を迎え、それをどのように乗り越えていくのかが見どころとなっている。

実年齢と同じか、そこまで大差ない歳の女優が等身大の39歳を描き出し、リアリティー溢れる物語が反響を得た話題作だ。

『39歳』

『39歳』 (画像出典:JTBC)

●出演:ソン・イェジン、チョン・ミド、キム・ジヒョン他


39歳

2位 SKYキャッスル~上流階級の妻たち~ (2018)

評価 ★4.2/5 レビュー評価数 1692件

富裕層の中でも特に抜きんでた上位0.1%だけが住むことのできる高級住宅街”SKYキャッスル”を舞台に、セレブ家族が繰り広げるし烈な受験戦争と複雑な人間関係を描いたブラックコメディー。

嫉妬や欲望など人間のドロドロとした感情が赤裸々に描かれており、意表を突く衝撃的な展開とクセの強い登場人物に多くの視聴者が魅了された作品だ。

受験を含めた教育について考えさせられる物語で、韓国の学歴至上主義に一石を投じ、放送当時本国では社会現象を巻き起こした。

『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』

『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』(画像出典:JTBC)

●出演:ヨム・ジョンア、チョン・ジュノ、イ・テラン、チェ・ウォニョン他


SKYキャッスル~上流階級の妻たち~

1位 梨泰院クラス (2020)

評価 ★4.2/5 レビュー評価数 8638件

世界を圧縮したかのような梨泰院(イテウォン)で、自分の価値観を大切に自由を探す若者たちが飲食業界での成功を目指す青春ドラマ。既存の韓ドラファン以外をも魅了した作品で、言わずと知れた名作だ。

女性はもちろんだが男性が惚れる男パク・セロイを熱演したパク・ソジュンは、本作をきっかけに日本でこれまでにも増して支持されるように。とてつもない知名度と人気を獲得するに至った。

パク・セロイが次から次へと訪れる困難と正面から向かい合い、仲間とともに乗り越え成長していく姿が大きな見どころの作品となっている。

『梨泰院クラス』

『梨泰院クラス』(画像出典:JTBC)

●出演:パク・ソジュン、キム・ダミ、ユ・ジェミョン、クォン・ナラ扮


梨泰院クラス

その他、星4つ以上を獲得した作品は、『補佐官』(2019)、『ロースクール』(2021)、『医師チャ・ジョンスク』(2023)。

星3つ以上は、『マン・ツー・マン ~君だけのボディーガード~』(2017)、『ライフ』(2018)、『僕が見つけたシンデレラ~Beauty Inside~』(2018)、『私の国』(2019)、『チョコレート: 忘れかけてた幸せの味』(2019)、『サンガプ屋台』(2020)、『私たち、恋してたのかな?』(2020)、『プライバシー戦争』(2020)、『ライフ・オン・マーズ』(2020)、『シーシュポス: The Myth』(2021)、『わかっていても』(2021)、『あなたに似た人』(2021)、『調査官ク・ギョンイ』(2021)、『気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?!』(2022)、『グリーン・マザーズ・クラブ』(2022)、『愛と、利と』(2022)、『離婚弁護士シン・ソンハン』(2023)だ。

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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