俳優のイ・ジョンソクは、出演作品が高確率でヒットする俳優だ。そんな彼は、7月29日から開始されるMBC新ドラマ『ビッグマウス』の放送が控えており、既に高い関心が寄せられている。本作のヒットを期待し、本記事では彼の出演作品の高打率ぶりを振り返りたい。
俳優のイ・ジョンソクは、2021年に兵役義務を終え、今後さらなる活動に期待が寄せられている。

除隊後の活動に期待が寄せられているイ・ジョンソク(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
イ・ジョンソクは、現在韓国で公開中の映画『魔女 Part2. The Other One』に出演しており、公開からわずか4日目にして観客動員数が100万人を突破するという好評ぶりだ。
また、ファンにとって待ちに待ったドラマ復帰作、MBC『ビッグマウス』が7月29日から放送が開始となる。

7月29日に放送が開始される、イ・ジョンソク主演のMBCの新ドラマ『ビッグマウス』(画像出典:ASTORY Twitter)
除隊後初のドラマということもあり、既に大きな期待が寄せられているが、話題となっている理由の1つに、彼の過去の功績が関係しているという。
実はイ・ジョンソク、世間から「イ・ジョンソクの出演作に外れなし」と言われるほど、過去に多くの話題作に出演してきた”高打率俳優”の一人。つまり、出演作品を選ぶ、先見の明が優れているという評価を受けているのだ。
韓国では、そのような俳優は”選球眼の良い俳優”と表され、イ・ジョンソクの”選球眼”の良さは、特にドラマで発揮されている。
過去の出演作品の一部を例に挙げると、2010年に出演したSBS『シークレット・ガーデン』は、韓国で最高視聴率35.2%を記録し、OSTが音源チャートを独占するという社会現象まで巻き起こした。

イ・ジョンソクが2010年に出演し、最高視聴率35.2%を記録した『シークレット・ガーデン』(画像出典:SBS)
2013年に出演したSBS『君の声が聞こえる』でも、見事な成績を収めており、初回放送では7.7%だった視聴率が、第2話では12.7%にまで跳ね上がり、最終的には最高視聴率24.1%を叩き出している。
ちなみに、キャスティング段階で「イ・ジョンソクのキャラクターが、劇中の役柄に合わないのではないか」と憂慮する声も一部あったというのだから、この高視聴率には驚かされる。
そして、韓国で”ドラマ視聴率が10%を獲得するのは難しい”と言われ始めた頃、2014年に出演したSBS『ドクター異邦人』は、ほぼ10%を超える視聴率を維持し、同時間帯に放送されていたドラマで1位を記録。同年に出演したSBS『ピノキオ』も、同時間帯ドラマで首位を獲得した。

イ・ジョンソクの出演作品『ドクター異邦人』(上)と、『ピノキオ』(下)(画像出典:SBS)
そして、イ・ジョンソクが入隊前最後に出演したtvN『ロマンスは別冊付録(2019)』は、韓国の旧正月による連休を挟んでの放送や、強力な他番組とのし烈な競争により、先に挙げた作品のような高視聴率こそ得られなかったものの、ドラマの作品性自体は好評を得ていた。
一方映画では、2013年に公開された『観相師-かんそうし-』が観客動員数913万4586名を記録し、韓国の時代劇映画(当時)として、歴代4位という快挙を成し遂げる。
2017年の『V.I.P. 修羅の獣たち』は、『観相師-かんそうし-』には及ばなかったものの、公開初日に1位の座を獲得し、公開から6日目で観客動員数100万人を突破するなど、好成績を収めた。
この例からもわかるように、イ・ジョンソクの出演作から不発に終わった作品を見つける方が難しい状況だ。そんな彼の作品選びの方法は「ドラマは大衆性のある作品を模索し、映画は自分がやりたいジャンルを選択している」という。
どの俳優も、少なからず同じような思いを念頭に置いて考えそうな内容であるが、それでも彼の場合はかなりの高打率だ。
やはり”選球眼”が、並大抵ではないのかもしれない。
新作ドラマの『ビッグマウス』をはじめ、今後も彼の出演する作品から目が離せそうにない。
(構成:西谷瀬里)
編集部おすすめ記事
-
【沼る VS 微妙】日本で話題急上昇中の韓国ドラマ「スジと出逢ったウリ」のトリセツ
-
「ユミの細胞たち」シーズン3、“シン・スンロク役”のキャスティングに注目!韓国ネットが選ぶ理想の俳優とは?
-
【世にも奇妙な韓ドラ】誘拐した少女が突然記憶喪失に‥偽親子の逃亡劇「誘拐の日」
-
リュ・スンリョン、下半期公開の新作韓国ドラマは「誰もが共感するサラリーマンの哀歓劇」
-
“ソンジェ背負って走れ” キム・ヘユン、授賞式「ASEA 2025」MCに抜擢!
-
イ・ドヒョン、除隊後にコ・ミンシと再共演なるか? ― ホン姉妹新作への出演を検討中 (公式)
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
9時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
CLOSE YOUR EYES、1stミニアルバム「ETERNALT」のショーケースに出席!(PHOTO16枚)
-
JTBC新ドラマ「君は天国でも美しい」、キム・ヘジャ×ソン・ソックが紡ぐ“超越的な愛”の物語
-
11時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
イ・ドヒョン、除隊後にコ・ミンシと再共演なるか? ― ホン姉妹新作への出演を検討中 (公式)
-
パク・ボゴム、Netflixオリジナルドラマ「おつかれさま」の舞台裏を公開・・“愛しいあなた、おつかれさま”
-
Kep1er ダヨン、BoA「VALENTI」カバーで魅せた完璧パフォーマンスに世界が喝采!
-
JUST B、K-POP初の“ハイパーポップ”に挑戦!新たなグローバル旋風の予感
-
12時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
SAY MY NAME、ハツラツ・パワー全開の「1,2,3,4」ステージを披露!
-
12時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
マ・ドンソク×少女時代 ソヒョンら、韓国映画「聖なる夜:デーモン・ハンターズ」の制作報告会に出席!(PHOTO18枚)
-
12時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
「おつかれさま」主演コンビが4週連続ワンツーの快挙!25年3月第4週 韓ドラ出演者話題性ランキングトップ5
-
【Netflix】今週末が最後のチャンスかも‥4月9日に配信終了「観ておかなきゃ」韓国映画5選
-
Netflixオリジナル「おつかれさま」が快進撃中!25年3月第4週 最新韓国ドラマ トップ5
-
17時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
KiiiKiii、SBSパワーFM「ウェンディのヤングストリート」の収録に参加!(PHOTO5枚)
-
リュ・スンリョン、下半期公開の新作韓国ドラマは「誰もが共感するサラリーマンの哀歓劇」
-
“ソンジェ背負って走れ” キム・ヘユン、授賞式「ASEA 2025」MCに抜擢!
-
「ユミの細胞たち」シーズン3、“シン・スンロク役”のキャスティングに注目!韓国ネットが選ぶ理想の俳優とは?
-
【世にも奇妙な韓ドラ】誘拐した少女が突然記憶喪失に‥偽親子の逃亡劇「誘拐の日」
-
“第5世代のスーパールーキー” HITGSが誕生へ!H MUSIC初のガールズグループがまもなくデビュー
-
日本のファンが選んだ、3月のカレンダー一面を飾ってほしいK-POPナムドルは・・TXT ボムギュ!
-
AMPERS&ONE、圧巻ビジュアルで魅せる!新曲「Kick Start」MVティーザー公開
-
コンミョンら、TVINGオリジナルドラマ「私が死ぬ一週間前」の制作発表会に出席!(PHOTO23枚)
-
ASTRO チャウヌ、ブランド「Saint Laurent」のイベントに出席!(PHOTO7枚)
-
SUPER JUNIOR-D&E、韓国映画「ロビー」のVIP試写会に出席!(PHOTO3枚)
-
東方神起、韓国映画「ロビー」のVIP試写会に出席!(PHOTO5枚)
-
イ・ジェフン & ロウン、韓国映画「ロビー」のVIP試写会に出席!(PHOTO7枚)
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。