同居したからこそ語れるヒョンビンの素顔！韓国芸能界の人脈王の'生々しい'証言

韓国で東方神起(TVXQ)のユンホが”情熱マンスール”と呼ばれているように、この”マンスール”という言葉には”溢れる、あふれ出る”という意味が込められている。この言葉を用いて”人脈マンスール”と言われているのが、俳優クォン・ユルだ。

俳優クォン・ユルは1982年生まれの今年38歳。中央大学演劇映画科を卒業してからしばらくは舞台俳優として活動していたが、2007年SBSドラマ『走れサバ』で俳優デビューしてからは、ドラマや映画を中心に活動するようになった。

2012年に活動名を本名クォン・セインから芸名クォン・ユルに改名し、2017年に出演したSBS『耳打ち～愛の言葉～』ではヒール役を熱演。『第10回コリアドラマアワード』で男子最優秀賞、『SBS演技大賞』で男性優秀演技賞を受賞している。最近では『ボイス2 ～112の奇跡～』(2018)『ボイス3 ～112の奇跡～』(2019)での猟奇殺人犯のサイコな演技が記憶に新しい。

俳優クォン・ユル(画像出典：クォン・ユルInstagram)

そんなクォン・ユルが”人脈マンスール”と言われている理由は、まさにその豊かな交友関係にあった。

2017年にtvNで放送された車中トークショー『TAXI』にゲスト出演した際、大学1年のときに6カ月間、先輩のハ・ジョンウとともに暮らしたエピソードを公開した。ハ・ジョンウは、2010年と2011年に『百想芸術大賞』の映画部門男性最優秀演技賞を2年連続受賞するなど韓国映画界を代表する俳優の1人で、そんな大物俳優との同居生活にMC陣も驚きを隠せない様子だった。

クォン・ユルがハ・ジョンウとの同居エピソードを語った(画像出典：tvN YouTube動画キャプチャー)

クォン・ユルは、ハ・ジョンウについて「とてもきっちりしていて本当に家庭的な性格で家事が得意だった。拭き掃除はもちろんのこと、自ら掃除を率先してやってくれていた」と語った。クォン・ユル自身は自炊生活をしたことがなかったため、掃除をして髪の毛がたくさん出てきて驚いたという愉快なエピソードも明かした。

さらにこの番組でクォン・ユルは、ヒョンビンとは大学時代の同期で、同じくルームメイトとして一緒に暮らした経験があることを語り、その人脈の広さにMC陣をさらに驚かせた。

クォン・ユルは、「僕はビーグルのように人が好きでいつも人を家に招待する。ヒョンビンはというと、喜びながらもひとりキッチンでため息をついていたりした。ヒョンビンは静かなスタイルだ」というエピソードを伝えた。

またヒョンビンについては、2019年SBSバラエティー番組『横チャンネル』にゲスト出演した際にも、詳しく語ったことがある。

クォン・ユルはヒョンビンとも同居していた！(画像出典：tvN YouTube動画キャプチャー)

クォン・ユルいわく、ヒョンビンは見かけどおり普段からきちんとした性格の持ち主。整理整頓もうまく、部屋の掃除も自ら手本を見せてくれるようなタイプだったという。そんなヒョンビンと一緒に住みながら、ヒョンビンに対して申し訳なかったと思った出来事があったそうだ。

彼は「僕は人が好きで、一緒にお酒を飲んだ人を2次会と称して自分の家に連れていった。今考えてみれば、僕は人が好きだったからそういうことをしていたけど、気を遣えていなかった。ヒョンビンは一緒に楽しく飲んでくれたけど、あとから「来る前にひと言言ってもらえるとありがたい」と言われて、ああ申し訳なかったなと思った」というエピソードを語った。

当時ヒョンビンのファンたちはこの話を聞いて、クォン・ユルのことをとてもうらやましがっていた。現在でもヒョンビンと交流は続いていると語っていたクォン・ユル。最近ドラマではヒール役を演じることが多いため、冷たいイメージがついている感があるが、実際の姿はユーモアがあり、交友関係も広く人脈があって人柄の良い男性なのだった。