常に進化を遂げる韓国ドラマ。なかでも注目を集めているのがファンタジー・ラブコメディーの進化系ドラマ『こんにちは? 私だよ!』だ。新ジャンルとして登場した本作は、大人たちの共感必至のドラマに仕上がっている。

時代によってトレンドが変化している韓国ドラマ。
優れた作品を多く見てきた視聴者を飽きさせないため、ドラマ制作者は常に新しいジャンルに目を向け、コンセプトを練り、没入感の高いストーリーを作っている。

これまでラブコメディーからフュージョン史劇、サスペンス、ドロ沼劇、そしてサイエンスと、あらゆる素材を扱ってきた韓国ドラマ界が今回披露するのは、時空を行き来するファンタジー・ラブコメディーの進化系だ。

ファンタジー・ラブコメディーの代表と言えば、日本でもリメイクされているドラマ『知ってるワイフ』や『シグナル』、『ゴー・バック夫婦』など、いずれも過去と現在を行き来したり、また、過去と現在を同時に見せるといった時空を超えた世界観を描いている。

この進化系と呼べる作品が、2月17日よりスタートしたKBS2新水木ドラマ『こんにちは? 私だよ!(韓国語 原題:안녕? 나야!)』だ。

KBS2『こんにちは? 私だよ!』は新ジャンルのドラマとして話題

新ジャンルのドラマとして話題のKBS2『こんにちは? 私だよ!』(画像出典:KBS)

本作は、恋愛も仕事も夢もすべてぬるくなった37歳の主人公パン・ハニ(チェ・ガンヒ)のもとに、世の中に何も怖いものなどなく、すべてのことに熱かった17歳の私(イレ)が訪れ、自分を慰めてくれるというストーリーを描いたファンタジー”成長”ラブコメディードラマ。

パン・ハニは輝いていた過去を思い出せないほど夢も希望もないという、37歳の”フツー”の女性だ。そんな彼女のところに20年前の自分が訪れるというファンタジー世界を通じて、成長が止まった大人たちにもう一度、夢と希望に気付かせるというコンセプトが隠されている。

本作について「この作品は大人たちの成長を描いています。演技を通じて自らをヒーリングしたくて参加しました」と意欲を語った、主演女優のチェ・ガンヒ。

彼女は、”ドラマのように20年前のチェ・ガンヒに戻るとしたら、どんなことを言ってあげたいか”という質問に対して、「20年前の私に会うと気持ち悪いだろう」としながらも「勉強はしたくないならしなくていいよと言ってあげたい。どのように成長してもチェ・ガンヒになれると伝えたい」と語っていた。

主演女優のチェ・ガンヒは親近感のある演技で視聴者の共感を得ると期待されている

親近感のある演技で視聴者の共感を得ると期待されている、主演女優のチェ・ガンヒ(画像出典:KBS)

すっかり成長しきって大人になった、現在の自分。
数十年前の自分は現在の姿を見てどう思うだろうか。まだ10代の幼かった自分は、未来はこうなっているだろうと目を輝かせていたはずだ。幼い頃に夢見ていた姿で自分は生きているだろうか。
これと同時に、悩み多き思春期を過ごす自分に何と声をかけたいだろうか、との思いも馳せている。

大人へと成長した私たちはこれまで、1度くらいはこのような思いを抱いたことがあるだろう。

2008年に大ヒットし日本中の共感を呼んだ、シンガーソングライター、アンジェラ・アキのシングル曲『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』を思わせるセンチメンタルさも漂っている作品だ

くたびれた大人になってしまった現在の自分、怖いものなしに突き進むエネルギッシュだった10代の自分。それぞれの時代の”自分”がお互いを励まし慰め合い、自己肯定感を得ていく。

単純に楽しさだけを届けるドラマではなく、それぞれの人物が時間が経つにつれ成長していく姿を感じられる共感必至の作品だ。


안녕? 나야! こんにちは?私だよ!予告映像(動画出典:Youtube)



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