- 今から20年前、第一次韓流ブームとともに人気を博した「韓流四天王」。
- 最近は「新・韓流四天王」として新たな俳優が名を連ねているが、その顔ぶれは決まっている訳ではない。
- 今回は、メディアが取り上げる四天王の“常連俳優”4人に注目し、10月11月にBS・CSで放送の彼らの出世作をご紹介する。
「韓流四天王」といえば、ペ・ヨンジュン、チャン・ドンゴン、イ・ビョンホン、ウォンビンの4人。
約20年前、一世を風靡した“元祖”の彼らに代わり、最近は「新・韓流四天王」と称される俳優が少なくない。
その顔ぶれは各メディアの独自の基準で選ばれるため、入れ替わりが激しく、固定メンバーが決まっている訳ではない。
そこで本記事では、「新・韓流四天王」を担う存在としてよく名が挙がっている、“常連”の韓国俳優4人に注目し、彼らをスター俳優の座へと伸し上げた出世作の中から、10月&11月にBS・CSで放送される作品をピックアップ。
そのラインナップは「何度観たっておもしろい!」と評判の名作ばかり。定期的に観ることをおススメする、7作品をご紹介する。
パク・ソジュン
パク・ソジュンは、以下の3作品をご紹介!
『キルミー・ヒールミー(2015)』
MBC『キルミー・ヒールミー』は、7つの人格を持つ多重人格者の財閥御曹司チャ・ドヒョン(チソン扮)と、偶然多重人格であることを知り、彼の主治医になった精神科医のオ・リジン(ファン・ジョンウム扮)のロマンスを描いたヒーリング・ロマンチックコメディー。
サスペンス要素もありますが、笑って泣けるストーリーで韓ドラらしさが詰まった作品となっている。
この作品でブレイクしたパク・ソジュンは、ヒロイン・リジンの双子の兄オ・リオン役として出演。妹に対する秘めた思いを抱えながら、時折不審な行動を見せる物語のキーマンを演じている。
●出演:チソン、ファン・ジョンウム、パク・ソジュン 他
●放送チャンネル:テレ朝チャンネル
●放送開始日:10月3日
『花郎<ファラン>(2016)』
KBS2『花郎<ファラン>』は、新羅時代、第24代王・真興(チヌン)王の危機を背景に、国王の親衛隊「花郎(ファラン)」として活躍した、エリート青年たちの愛と成長を描いた青春ロマンス時代劇。
パク・ソジュン、パク・ヒョンシク、BTS(防弾少年団)のV、SHINee(シャイニー)のミンホという、今となっては奇跡の共演と言える豪華すぎる顔ぶれが勢揃い。韓国時代劇の中でも、特に多くの日本人に愛されている作品である。
紅一点のヒロイン・アロ(コ・アラ扮)を巡る、ソヌ(パク・ソジュン扮)とジディ(パク・ヒョンシク扮)の三角関係は大きな見どころであるが、徐々にカリスマ性を発揮していくパク・ソジュンの強さとアクションシーンも必見。
●出演:パク・ソジュン、パク・ヒョンシク、コ・アラ、ミンホ(SHINee)、V(BTS) 他
●放送チャンネル:①テレ朝チャンネル/②BS Japanext
●放送開始日:①10月5日、10月9日、10月21日/②10月14日
『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~(2017)』
パク・ソジュン&キム・ジウォンの息の合った演技が人気を集めた、KBS2『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』。
格闘技選手を夢見るドンマン(パク・ソジュン扮)と20年来の幼なじみ・エラ(キム・ジウォン扮)。2人の友達以上恋人未満の関係が本物の恋へと変わっていく過程や、誰になんと言われようとマイウェイを行く若者たちの成長が描かれている。
パク・ソジュンは役柄上、ムキムキに鍛え上げられた素晴らしい肉体を披露するとともに、等身大のアラサー男子のリアルな日常を魅力いっぱいに演じている。恋愛要素はもちろん、夢を追う姿や仲良し4人組の友情にも胸が熱くなる一作。
●出演:パク・ソジュン、キム・ジウォン、アン・ジェホン、ソン・ハユン 他
●放送チャンネル:LaLa TV
●放送開始日:10月5日
イ・ジョンソク
『あなたが眠っている間に(2017)』
SBS『あなたが眠っている間に』は、未来に起こる出来事の予知夢を見る報道記者ナム・ホンジュ(ペ・スジ扮)と、彼女の不吉な夢が現実となるのを防ぐために悪戦苦闘する検事チョン・ジェチャン(イ・ジョンソク扮)が恋に落ちる、ファンタジック・ラブロマンス。
予知夢を巡る事件はサスペンスの要素が絡んでくるため、トキメキとスリルの両方がバランスよく楽しめると評判の作品。
イ・ジョンソクは、外ではキリッとした姿でカリスマ性のある検事だが、家では愛する弟に任せっきりの生活。そんな等身大のキャラクターをコミカルそしてキュートに演じている。また、初めてOSTにも参加し、甘い歌声を披露した。
●出演:イ・ジョンソク、ペ・スジ、チョン・へイン 他
●放送チャンネル:アジアドラマチックTV
●放送開始日:10月25日、10月27日
パク・ボゴム
パク・ボゴムは、以下の2作品をご紹介!
『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜(2015)』
人気の「応答せよ」シリーズの第3弾、2015年に放送されたtvN『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜』は、パク・ボゴムをトップスターの道に導いた作品。
物語は、初のオリンピック開催に沸いた1988年のソウルを舞台に、5人の幼なじみの愛と青春と友情を描いたハートフルラブコメディーとなっている。
パク・ボゴムが演じたのは、天才囲碁棋士のテク。囲碁以外のことは苦手そうな子犬系男子だが、ヒロイン・ドクソン(イ・ヘリ扮)を巡る三角関係においては、徐々に大胆になっていく。パク・ボゴムのイメージ通り、ピュアなテクの恋を応援する女性視聴者が続出した。
●出演:イ・ヘリ(Girl’s Day)、パク・ボゴム、リュ・ジュンヨル、コ・ギョンピョ、イ・ドンフィ 他
●放送チャンネル:BS Japanext
●放送開始日:10月25日
『のだめカンタービレ〜ネイル カンタービレ(2014)』
日本の人気漫画『のだめカンタービレ』が原作の韓国版リメイクドラマ。世界的な指揮者を夢見るエリート音大生ユジン(チュウォン扮)と、自由奔放なピアノ科の学生ネイル(シム・ウンギョン扮)の恋と成長を描いた、笑い溢れるラブストーリー。
KBS『のだめカンタービレ〜ネイル カンタービレ』は、原作をモチーフにオリジナルストーリーでローカライズし、日本版を観た人でも楽しめる内容になっているが、韓国では、原作と日本版ドラマのファンが多いため比較されてしまい、視聴率はあまり伸びなかった。
しかし、韓国版のオリジナルキャラクターで、指揮者に転向する天才チェリストのイ・ユヌ役を務めたパク・ボゴムの評価が高く、彼の登場がドラマの起爆剤となったと言われている。
●出演:チュウォン、シム・ウンギョン、パク・ボゴム 他
●放送チャンネル:TBSチャンネル
●放送開始日:10月2日、10月16日
イ・ミンホ
『相続者たち(2013)』
SBS『相続者たち』は、階級制度のある「帝国高校」で繰り広げられる、逃れられない宿命を背負った高校生の恋愛と友情を描いた、甘く切ない青春トレンディードラマ。
イ・ミンホが演じた主人公のキム・タンは、財閥“帝国グループ”の御曹司ではあるものの、愛人の子と疎まれている存在。普段はクールなタンだが、時折優しさを見せるツンデレぶりが視聴者を悶絶させた。
名セリフ「俺、お前のこと好きなのか?」を生み、多くの海外視聴者の心を掴んだイ・ミンホは、“韓流スター”から、アジアを代表するトップ俳優の地位を手に入れた。
●出演:イ・ミンホ、パク・シネ、キム・ウビン 他
●放送チャンネル:BSフジ
●放送開始日:11月13日
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