• 9月1週目の”TV-OTTドラマ話題性”ランキングをグッドデータ・コーポレーションが発表した。
  • 前週はVOD作品のDisney+『ムービング』やNetflix『マスクガール』が上位に登場したが、今週はどのような結果となったのだろうか。
  • 今回は9月4日に公開された最新の話題性ランキングをご紹介する。

Kコンテンツの競争力分析専門機関であるグッドデータ・コーポレーション(www.gooddata.co.kr/fxmain.do)が、9月1週目の”TV-OTTドラマ話題性”ランキングを公開した。

グッドデータ・コーポレーションは、膨大なビックデータから放送コンテンツの話題性を分析し、ドラマや非ドラマ、さらに出演者の分野で話題性ランキングを毎週発表している。

前週(8月5週目)のランキングでは、Disney+(ディズニープラス)『ムービング』が1位の座に返り咲く結果に。

(関連記事)【8月5週目】VODオリジナル作品が依然として強い!韓ドラ最新話題性ランキング

他にもNetflix(ネットフリックス)『マスクガール』など、VOD作品が特に強さを見せていたが、9月の初週はどのような結果となったのだろうか。

今回は9月4日に公開された、最新の”TV-OTTドラマ話題性”ランキングをご紹介する。

5位 無駄なウソ−誰にも言えない秘密−(tvN)

●話題性占有率:6.25%
●出演:キム・ソヒョン、ファン・ミニョン、ユン・ジオン他

『無駄なウソ-誰にも言えない秘密-』ファン・ミニョンとキム・ソヒョンが主演を務める

ファン・ミニョンとキム・ソヒョンが主演を務めるtvN『無駄なウソ-誰にも言えない秘密-』(画像出典:tvN)

tvN『無駄なウソ−誰にも言えない秘密−』は、嘘の声を区別する特殊な能力を持つモク・ソルヒ(キム・ソヒョン扮)と、過去に殺人事件の容疑者となった売れっ子作家キム・ドハ(ファン・ミニョン扮)が、真実を暴いていくラブロマンス。

9月5日に放送された12話時点で、自己最高視聴率は3.4%と低めではあるが、8月にはグローバルOTTプラットフォームの楽天Vikiで、米国、カナダ、フランス、ドイツなど海外127カ国で1位を獲得したことでも注目を浴びている。

前週は話題性占有率5.81%で6位という結果となったが、今回は6%台に数字を上げ、ベスト5入りを果たしている。

●現在日本で視聴可能な動画配信サービス
・U-NEXT


無駄なウソ−誰にも言えない秘密−(tvN)

4位 悪霊狩猟団: カウンターズ シーズン2: カウンターパンチ(tvN)

●話題性占有率:6.64%
●出演:チョ・ビョンギュ、ユ・ジュンサン、キム・セジョン、ヨム・ヘラン 他

tvN『悪霊狩猟団:カウンターズ2:カウンターパンチ』は9月3日に最終回を迎えた

9月3日に最終回を迎えたtvN『悪霊狩猟団:カウンターズ2:カウンターパンチ』(画像出典:tvN)

tvN『悪霊狩猟団: カウンターズ シーズン2: カウンターパンチ』は、特殊能力を持つ”カウンター”たちが、飲食店の従業員を装い悪霊を退治する痛快アクションファンタジー。

前週に引き続き、4位の座をキープした本作は、9月3日に最終回を迎え自己最高視聴率6.0%で幕を閉じた。

シーズン1で活躍したチョ・ビョンギュ、キム・セジョンなどのメインキャストの他、俳優のカン・ギヨンやキム・ヒオラが出演し、強烈な悪役演技を披露したことでも話題となっている。

●現在日本で視聴可能な動画配信サービス
・Netflix


tvN『悪霊狩猟団:カウンターズ2:カウンターパンチ』

3位 マスクガール(Netflix)

●話題性占有率:6.68%
●出演:コ・ヒョンジョン、ナナ(AFTERSCHOOL)、イ・ハンビョル 他

Netflixオリジナルシリーズ『マスクガール』は会社員キム・モミの壮絶な人生を描いた

会社員キム・モミの壮絶な人生を描いたNetflixオリジナルシリーズ『マスクガール』(画像出典:Netflix)

本作はビジュアルにコンプレックスを抱える会社員キム・モミが、マスクで顔を隠し、人気配信者マスクガールとして活躍する物語。

劇中では彼女がさまざまな事件に巻き込まれていき、壮絶な人生を歩む様子が描かれている。

話題性占有率は前週の15.74%から大幅に下がり、6.68%という結果に。ランキングも前週の2位から1ランクダウンし、3位となった。

しかし、日本では依然として視聴者の関心を集めており、9月8日の日本のNetflixランキング”今日のTV番組TOP10”では、3位に名を連ねている。

●現在日本で視聴可能な動画配信サービス
・Netflix


Netflixオリジナルシリーズ『マスクガール』

2位 ムービング(Disney+)

●話題性占有率:21.61%
●出演:リュ・スンリョン、ハン・ヒョジュ、チョ・インソン 他

Disney+『ムービング』はリュ・スンリョンやハン・ヒョジュなどが出演する

リュ・スンリョンやハン・ヒョジュなどが出演するDisney+『ムービング』(画像出典:Disney+Korea)

Disney+『ムービング』は、リュ・スンリョン、ハン・ヒョジュ、チョ・インソン、チャ・テヒョンなどの豪華キャスティングや、約650億ウォン(約65億円)の制作費が話題となったヒューマンアクションドラマ。

劇中では超能力を隠しながら生きる子どもたちと、過去の辛い記憶を心に秘めて生活する親たちが、悪に立ち向かい、戦いを繰り広げる様子が描かれている。

8月5週に1位を獲得した『ムービング』は、話題性占有率を1.56%上げたものの、惜しくも2位に順位を下げる結果に。

しかし、視聴者からは「もしNetflix配信だったら『イカゲーム』を超える大作になったかも!?」というポジティブな反応が寄せられ、今後の成績にも期待が高まっている。

●現在日本で視聴可能な動画配信サービス
・Disney+


Disney+『ムービング』

1位 恋人(MBC)

●話題性占有率:24.60%
●出演:ナムグン・ミン、アン・ウンジン、イ・ハクジュ、イ・ダイン他

MBC『恋人』は2023年のMBCドラマで初の1位を獲得した

2023年のMBCドラマで初の1位を獲得したMBC『恋人』(画像出典:MBC)

俳優のナムグン・ミンが約10年ぶりに挑戦した時代劇のMBC『恋人』は、丙子の乱の世を舞台にしたヒューマン歴史ロマンス。

9月1日に放送された第10話では、主人公イ・ジャンヒョン(ナムグン・ミン扮)とユ・ギルチェ(アン・ウンジン扮)の切ないすれ違いと別れが描かれ、最高視聴率12.2%を記録している。

8月5週目のランキングで3位を獲得した『恋人』は、話題性占有率を13.59%から24.60%と大きく上昇させ、見事1位に名を連ねた。

MBCドラマが1位になるのは今年初めての快挙であり、10月に放送予定のパート2への関心をさらに高めている。

●現在日本で視聴可能な動画配信サービス
未定


MBC『恋人』

話題作ランキング 6位〜10位

グッドデータコーポレーションが発表した、9月1週目の”TV-OTTドラマ話題性部門”のランキング6位〜10位は以下の通り。

6位 ヒップタッチの女王(JTBC) 5.27%(↑2

7位 この恋は不可抗力(JTBC) 4.94%(2

8位 新兵2(genie TV) 3.44%(初)

9位 ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム シーズン2(SBS) 3.22%(-)

10位 本物が現れた!(KBS2) 2.14%(-)

***

前週5位に登場したJTBC『この恋は不可抗力』は話題性占有率を1.08%下げ、7位という結果となった。

8位には韓国の軍隊の様子を軽快に描いた、ENAの新ドラマ『新兵2』が初登場を果たしている。

8月28日に放送開始した本作は、2020年に放送された同名ドラマのシーズン2で、俳優のキム・ジソク、キム・ミンホ、ナム・テウが軍人役を演じている。

松原紗乃

K-POPや韓国ドラマ関連の記事を投稿している松原紗乃です。日頃から韓国芸能情報をチェックし、アイドルの活躍や新ドラマの配信を楽しみにしています。トレンドを通して、韓国文化の魅力を伝えられるような記事執筆を心掛けています。

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