日本で爆発的な人気を呼んだ韓国ドラマ『愛の不時着』。同作が老若男女問わず多様な世代に愛されている理由の中の1つに俳優たちの優れた演技力と心に響く名セリフがあげられるだろう。ここでは、日本のファンたちをキュンとさせた名セリフを幾つか紹介する。

韓国国内で人気を呼んだドラマ『愛の不時着(2019)』は、今年、Netflixを通じて全世界で配信され、日本でもいまだランキングの上位をキープしている。

11月に発表された”2020 ユーキャン新語・流行語大賞”の候補に『愛の不時着 / 第4次韓流ブーム』がノミネートされるほど、ネット上で1番話題を集めたドラマでもあり、同作は日本で新しい”韓流ブーム”を導いている。

今年日本で爆発的な人気を呼んだ『愛の不時着』

『愛の不時着』は今年日本で爆発的な人気を呼んだ韓国ドラマだ(写真提供:©スポーツ韓国 画像出典:tvN)

これまで、韓国ドラマの主な消費層は40~50代の女性ファンというイメージがあったが、『愛の不時着』は、20~30代はもちろん、ティーンエイジャーや日本の有名人・著名人の中でも政治家や小説家など、中年男性もハマるほど多様な世代に愛され大ブームを巻き起こした。

どのような展開が繰り広げられるのか先の見えないスリリングな内容ともに、美しい映像美と俳優たちの繊細な感情の表現、特に、主演俳優ヒョンビンと女優ソン・イェジンは、視聴者の心を掴むような胸がときめくセリフと、数多くの名シーンを誕生させて感動を抱かせた。

ここでは、日本の韓国ドラマファンをキュンとさせた名セリフを幾つかピックアップしてみる。

第5話

列車が立ち往生し野宿をするシーンは心が温かに

列車が立ち往生し、草原で焚火をしながら野宿する場面は心が温かくなるシーンの中の1つ(画像出典:tvN 愛の不時着 キャプチャー)

「インドには”間違えて乗った汽車が、時には正しい目的地に運ぶ”ということわざがあります。思い通りにいかなくても、将来を考えてみて。あなたは幸せでいてほしい。どんな汽車に乗っても必ず目的地に着いてほしい」ユン・セリ(ソン・イェジン)

平壌(ピョンヤン)に向かう途中、停電によって列車が立ち往生する。野宿をしながら将来を悲観するリ・ジョンヒョクにユン・セリがかけた言葉だ。

第9話

軍事境界線を越える切ない別れのシーンに視聴者が涙

視聴者が涙した、軍事境界線を越える切ない別れのシーン(画像出典:tvN 愛の不時着 キャプチャー)

「一歩くらいは大丈夫かな。そばにいなくても、いつも君が寂しくないように思っている。いつまでも幸せでいてほしい。それが僕の願いだ」リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)

軍事境界線を越えてユン・セリに韓国に帰るよう促すリ・ジョンヒョクのセリフ。放送終了後、ヒョンビンが名シーンで選んだ場面だ。

第11話

ユンセリが兄夫婦から冷たくされた様子を見て温かな言葉を掛たリジョンヒョク

リ・ジョンヒョクは、ユン・セリが兄夫婦から冷たくされた様子を見て温かな言葉を掛た(画像出典:tvN 愛の不時着 キャプチャー)

「人生で絶対に忘れてはならない人は、憎い人ではなく、好きな人だ。人を憎み続けると気持ちが荒れて自分が傷つく。君が損をするよ。好きな人のことだけを思って生きるんだ」リ・ジョンヒョク

ユン・セリの兄夫婦が自宅を訪ねてきて、ユン・セリに冷たい言葉を浴びせていたことを静かに聞いていたリ・ジョンヒョクがユン・セリに言った言葉。

第12話

リジョンヒョクとユンセリが本音で語り合ったシーンは微笑ましい

とても微笑ましいリ・ジョンヒョクとユン・セリが本音で語り合ったシーン(画像出典:tvN 愛の不時着 キャプチャー)

「帰りたくない。君とここにいたい。ここで君と結婚して君に似ている子供が欲しい。君に白髪が生えてシワもできて老いていく姿を見てみたい。きっと綺麗だろうな」リ・ジョンヒョク

ユン・セリの自宅のリビングでお酒を呑みながら本音を語るシーン。放送終了後、ソン・イェジンが名シーンで選んだ場面だ。

女性ファンたちの心を溶かしたリジョンヒョクのバックハグ

リ・ジョンヒョクのバックハグは、女性ファンたちの心を溶かした(画像出典:tvN 愛の不時着 キャプチャー)

「来年も、その次の年も、その翌年も幸せな日になる。”生まれてきてくれてありがとう”、”愛する人がこの世にいてくれて嬉しい”と思っているから。だから、ずっと幸せな誕生日になる」リ・ジョンヒョク

同じく第12話の中では、リ・ジョンヒョクと部下たちがユン・セリにサプライズで誕生日を開く。驚きとともに「誕生日が来るごとに今日という日を思い出しそう‥」と泣くユン・セリにリ・ジョンヒョクが掛けた言葉。

第13話

過去に何度もすれ違っていた事実を知るリジョンヒョクとユンセリ

リ・ジョンヒョクとユン・セリは、過去に何度もすれ違っていた事実を知る(画像出典:tvN 愛の不時着 キャプチャー)

「人は死ぬ前に、人生で最も幸せな瞬間が走馬灯のように頭の中をよぎると言います。その瞬間が今だと思う」ユン・セリ

リ・ジョンヒョクは過去にスイスの吊橋の上でユン・セリと出会っていた事を打ち明けた。2人がすれ違っていたことを知り、幸せな気持ちになったユン・セリの言葉。

第16話

リジョンヒョクから送られてくるメールに心を躍らせるユンセリ

ユン・セリは、リ・ジョンヒョクから送られてくるメールに心を躍らせる(画像出典:tvN 愛の不時着 キャプチャー)

「今日は末伏(日本でいう土用の丑)だ。季節の花を見たり、旬の物を食べたりしながら、日々の生活に散りばめられている小さな幸せを忘れないで」リ・ジョンヒョク

1年分のメールの配信を予約して北朝鮮に帰ったリ・ジョンヒョクからユン・セリに届いたメールの一部。

視聴者が余韻に浸るほど感動を残したラストシーン

ラストシーンは、視聴者が余韻に浸るほど感動を残した(画像出典:tvN 愛の不時着 キャプチャー)

「間違った汽車に乗って、その汽車が僕をここに連れてきてくれた。そしたら着いたんだ。来たいと願い続けたこの場所に。僕の目的地に」リ・ジョンヒョク

同じく第16話、スイスでリ・ジョンヒョクとユン・セリが再会したシーン。”不時着”から始まった2人の出会いは、正しい目的地で”無事着”し、特にこのエンディングのシーンは深く余韻を残すほどとても温かく、視聴者たちの熱い関心と愛の中で幕を下ろした。




ヒョンビン

韓国の人気俳優ヒョンビン(ハングル 현빈)。1982年9月25日生まれ。

2003年にKBSのテレビドラマ『ボディガード』(2003)でデビュー。

2005年にMBCドラマ『私の名前はキム・サムスン』(2005)で大ブレイク。韓流スターとして、韓国や日本、中国をはじめアジア全域で人気を博している。

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