- Danmee(ダンミ)で先日紹介した、四季シリーズの意外なエピソードの第2弾。
- 今回は、ソ・ドヨンとハン・ヒョジュが主演を務めた『春のワルツ』(KBS2/2006)にクローズアップする。
- もともとはハン・ヒョジュが主演ではなかったなど、キャスティングに苦戦したエピソードをご紹介。
韓国ドラマが日本で支持を得るようになってはや20年。
“歴史”という言葉で表現し振り返ることができるほど、長い間日本人の間で親しまれ続けてきた。
その間数々の名作が誕生し韓ドラファンを夢中にさせてきたが、『冬のソナタ』(KBS2/2002)をはじめとするユン・ソクホ監督の四季シリーズは、”韓流”の原点になった作品という点で他のドラマとは一線を画す存在といっても過言ではない。
このため折に触れメディアに度々登場、再放送されるなど長きに渡り愛され続けてきた。韓ドラファンなら知らない人はいないと言ってもよいほど有名な作品だ。
しかし意外にも同シリーズにはあまり知られていないエピソードがあり、先日その第1弾として『冬のソナタ』を取り上げた。
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今回はその第2弾で、『春のワルツ』(KBS2/2006)にスポットを当てる。
同作は、『秋の童話』(KBS2/2000)、『冬のソナタ』、『夏の香り』(KBS2/2003)に続く、四季シリーズ最後の作品。
ソ・ドヨンが感情を面に出さない若きピアニストのユン・ジェハ役を演じ、ヒロインであるパク・ウニョンに扮したハン・ヒョジュと共に、純愛ラブストーリーを描き出し視聴者を虜にした。
この際ソ・ドヨンの演技はさることながら、体当たりで演じたハン・ヒョジュの熱演が話題に。彼女は本作をきかっけにスター女優の階段を上がっていった。
しかし実は、元々ヒロイン役に抜擢されていたのは別の女優だったのをご存じだろうか。
『神々の晩餐』(MBC/2012)や、『モンスター』(MBC/2016)で活躍したソン・ユリだ。
台本のリーディングまで終えていたのだが、所属事務所と制作会社の意見の相違により、キャスティングがおじゃんに。そこで白羽の矢が立ったのがハン・ヒョジュだった。
彼女の所属事務所サイダースHQが降板について公式に発表した内容によると、”キャラクターの変化”、”他の主演俳優との不調和”、”出演料の問題”などが主な理由だとされた。
しかし一部では、役を降りた最大の原因は別にあったのではないかと囁かれている。
サイダースHQ側が男性主人公に自社に所属するある俳優を指名したものの、叶わなかったからというものだ。
それはコン・ユ。まだそこまで人気のなかった彼を当時の所属事務所であるサイダースHQが、売り出そうとしていたのだろうか、彼のキャスティングを要求したが受け入れられずに終わったと言われている。
ちなみに、『春のワルツ』でW主演する可能性のあったソン・ユリとコン・ユは、本作が最終話を迎えて間もなく、別のテレビ局で放送された『ある素敵な日々』(MBC/2006)で主人公を務め息を合わせた。
こうしてキャスティング問題で多少物議を醸した『春のワルツ』。これで終わりかと思いきや、他にも世間をざわつかせる出来事が。
それはダニエル・へニーが男性ヒロインに抜擢されたというニュースだった。これに制作会社が待ったをかけたのだ。
なぜならこの時すでに主人公の子ども時代の撮影を終えていたのだが、担当した子役がハーフではなかったから。
大人になっていきなりダニエル・へニーのルックスになるのはおかしいと、異議を唱えたという。
二転三転しながら制作された『春のワルツ』。美しい風景を背景に、ゆっくりとしたストーリー展開で初恋の純粋さを描いた作品とは裏腹に、制作者側の様々な苦労があったようだ。
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