- 徳川家康の等身大の青年としての姿が描かれるNHKの大河ドラマ『どうする家康』が話題。
- 『どうする家康』のように主人公が成長していく歴史物語にはロマンがある。
- 韓国時代劇の”成長型”主人公が登場する作品をピックアップしてご紹介!
NHKで放送中の大河ドラマ『どうする家康』が話題となっています。
主人公の徳川家康といえば日本の時代劇で多く取り上げられてきた人物ですが、そのイメージは重鎮のように扱われることがほとんど。
しかし『どうする家康』では、様々な決断を迫られながら成長していく等身大の青年としての姿も描かれています。
韓国時代劇の主人公にも、最初は少し頼りなかったり、幼い頃に苦労をして成長する人物が多く登場します。
最初からカリスマではなかった主人公が才能を開花させ、波乱万丈な人生を経て後に大人物となる成長物語にロマンを感じる視聴者も多いよう。
本記事ではそんな”成長型”主人公たちが出てくる韓国時代劇をピックアップ。5作品を厳選してご紹介します!
朱蒙 -チュモン- Prince of the Legend(2006)
●出演: ソン・イルグク、ハン・ヘジンほか
高句麗の初代王となった人物、朱蒙(チュモン)の一代記。

『朱蒙 -チュモン- Prince of the Legend』(画像出典:MBCドラマ)
ストーリー序盤、国王の第3王子として育てられた主人公チュモンは長兄や次兄に比べて臆病で軟弱な青年として描かれました。
兄たちの罠で宮中を追い出されてしまいますが武芸を学びたくましくなり、さらにその後も様々な出会いを経て徐々に王として成長していきます。
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朱蒙 -チュモン- Prince of the Legend(動画出典:역사극채널CNTV)
テバク〜運命の瞬間〜(2016)
●出演:チャン・グンソク、ヨ・ジングほか
自らが王の子と知らずに天才詐欺師師として育った兄と、世子として育った弟。2人の兄弟の壮大な戦いの物語。

テバク〜運命の瞬間〜(画像出典:SBSドラマ)
主人公テギルは幼い頃に捨てられ、自らが王の子だとは知らずに賤民として育ちます。冒頭は自由奔放で軽い印象のキャラクターですが、父の死をきっかけに自身を見つめ直して成長。
復讐と苦しむ民を救う過程で過酷な修行に臨み、持ち前の頭の回転の速さと強運をもって、いくつものピンチを乗り越えていきます。
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テバク〜運命の瞬間〜(動画出典:SBS NOW / SBS 공식 채널)
大祚榮 -テジョヨン-(2006)
●出演:チェ・スジョン、パク・イェジンほか
高句麗末期、渤海(ぼっかい)を建国した大祚栄(テ・ジョヨン)の一代記。

大祚榮 テジョヨン(画像出典:KBSドラマ)
「流星が落ちた時に生まれた子は将来、王になる」という言い伝えがある高句麗で、流星の日に生まれたテ・ジョヨン。
陰謀によって命を狙われたことから、自分の出生を知らずに奴婢として育ったジョヨンは独学で学問や武芸を習得。波乱万丈な人生の中でカリスマとリーダーシップを持った人物へと成長していきます
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大祚榮 -テジョヨン-(動画出典:KBS WORLD TV)
ヘチ 王座への道(2019)
●出演:チョン・イル、クォン・ユル、コ・アラほか
第21代王英祖(ヨンジョ)の青年期を描いた作品。

ヘチ 王座への道(画像出典:SBS)
若い頃のイ・グム(後の英祖)は、母の身分が低かったために朝廷の人々から軽視され、政治から距離を置き遊び人として生活しています。
しかし権力争いによって不公平な世の中になっていくのを見て、自ら王位に就くことを決心。持ち前の聡明さを開花させ、仲間と共に戦いに挑んでいきます。
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ヘチ 王座への道(動画出典:SBS Drama)
善徳女王(2009)
●出演:イ・ヨウォン、コ・ヒョンジョンほか
朝鮮半島史上初の女帝である善徳女王(ソンドクヨワン)の波乱の人生を描いた物語。

善徳女王(画像出典:MBC)
「双子を産むと王族の男子が絶える」という言い伝えから、王の娘で双子の妹のトンマン(後の善徳女王)は存在を隠され、僻地の砂漠で貧しく暮らします。
聡明で逞しい女性に成長したトンマンは、その後、民が安心して暮らせる国を築くためにさまざまな困難を乗り越えて女王の座に。新羅を影から支配する悪女ミシルに挑んでいきます。
●2023年6月現在日本で視聴可能な動画配信サービス
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・FOD
善徳女王(動画出典:역사극채널CNTV)
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