- 動画配信サービスが普及しても、”高視聴率”ドラマは常に注目を集めて続けている。
- ”話題性”や”注目度”を知る上で視聴率はリアルな指標になる。
- 第一四半期(1~3月) 韓国ドラマの視聴率トップ5をご紹介!
動画配信サービスで韓国ドラマを楽しむ人が増え、以前ほどは影響力を持たなくなったと言われている”視聴率”。
視聴率が低いと言われていても名作と言われるドラマは星の数ほどもあり、視聴率が高くても期待外れだったというケースも絶えません。
また、韓国での視聴率が日本での人気と必ずしもイコールになるとは限らず、一概に面白いドラマの指標と言えるのか疑問に思う方も多いでしょう。
ですが、実際のところ自己最高視聴率が更新されれば必ずニュースに取り上げられ、これまで高い視聴率を出してきたドラマと比較して、今度こそあの有名作を超えるのではないかと期待しながら放送日を待つドラマファンも多いようです。
初回が奮わなくても急激に右肩上がりになっていくヒット作が多いのは、視聴率を参考にして観るドラマを選んでいる層が多いからに他なりません。
”話題性”や”注目度”の指標としては未だに大きな影響力を持っている視聴率。
そこで、本記事では視聴率調査会社ニールセン・コリアによる調査で、第一四半期(1~3月)に韓国で高視聴率を記録したドラマの最高視聴率回を、トップ5としてご紹介します。
対象としたのは第一四半期に完結したドラマ、もしくは折り返しを迎えたドラマで、放送開始間もないドラマは対象外としています。
5位 離婚弁護士シン・ソンハン(9.4%)
ピアニストから法律家に転身した離婚専門の弁護士シン・ソンハンが独自の方法で依頼人たちを救っていくヒューマンドラマ。また”離婚専門”や”養育費”などをキーワードに、ソンハンがなぜ離婚専門の弁護士になったのかという事情も徐々に明かされていきます。

離婚弁護士シン・ソンハン(画像出典: JTBC Instagram)
無駄がなく作り込まれたストーリーの伏線回収と、登場人物たちの人間的魅力が好評だった本作。ソンハンの同級生3人組の友情も物語に深みを持たせていて、いい味を出しているという声も多く見られました。
2023年3月4日からJTBCで放送され、2023年4月9日に最高視聴率9.4%で最終回を迎えました。
●2023年4月現在 日本で視聴可能な動画配信サービス:
・Netflix
離婚弁護士シン・ソンハン (動画出典:YouTube JTBC Drama)
4位 ペイバック~金と権力~(11.4%)
モンゴルで自適に投資生活を送っていた主人公のウン・ヨン。ある日、甥のチャン・テチュンと今は亡き恩人の娘パク・ユンギョンが協力を求めてきたことをきっかけに、かつての雇い主である闇金王ミョン・インジュに復讐を仕掛けていくことになります。

ペイバック~金と権力~(画像出典:SBS)
株や金融といった取っつきにくい部分も、シンプルなストーリー展開で見やすかったという感想が多かった本作。善と悪の狭間で様々な選択を迫られる展開にハラハラとさせられながらも、スッキリとコンパクトに見られると好評でした。
最終話の1話前となる11話が最高視聴率となり、11.4%を記録しました。
●2023年4月現在 日本で視聴可能な動画配信サービス:
・Amazon Prime Video
ペイバック~金と権力~ (動画出典:SBS Drama)
3位 代理店(16%)
大手広告代理店で史上初の女性役員となったコ・アインが、自身の地位を高めていくために奮闘するオフィスドラマ。見た目は美しく見えても水面下では必死に泳いでいる白鳥に例え、アインが様々な逆境に立ち向かっていく姿を描いています。

代理店(画像出典: JTBC Instagram)
コメディ路線やロマンスが定番のオフィスドラマですが、本作は硬派なストーリー展開が好評だったようです。主人公アインが自らの手で人生を切り開いていく様子が視聴者に勇気を与え、人気を博しました。また登場人物同士の衝突もそれぞれの信念によるもので、”悪役不在”というコンセプトもこのドラマの魅力のひとつのようです。
徐々に視聴率を伸ばし続け、最終回で自己最高視聴率16%を出して有終の美を飾りました。
●2023年4月現在 日本で視聴可能な動画配信サービス:
・未定
代理店(動画出典:YouTube JTBC Drama)
2位 イルタスキャンダル(17%)
ナム・ヘンソンは、子供たちを育てながら江南の塾街ノグン路でネットで評判の惣菜店を営んでいます。一流講師の講義を聴く”教育ママ”達を批判的な目で見ていたヘンソンでしたが、娘が一流講師のチェ・チョルの講義を受けたいと訴えたことから、受験戦争へと関わっていくことに。

イルタスキャンダル(画像出典: tvN)
王道のラブコメ展開から、ミステリー、ヒューマンドラマと様々な要素が混ざった見ごたえのあるストーリー展開に引き込まれる人が多かったようです。重くなりがちな受験戦争というテーマを、キャラクターの魅力を活かして描いたところも人気の理由のひとつと言えそうです。
回を重ねるごとに展開が面白くなると評判で、視聴率は右肩上がりの末に自己最高の17%で最終回を迎えました。
●2023年4月現在 日本で視聴可能な動画配信サービス:
・Netflix
イルタスキャンダル(動画出典:YouTube tvN drama)
1位 模範タクシー2(19.4%)
タクシー会社ムジゲ運輸の運転手が、依頼人の代わりに復讐を代行するストーリーで2021年に大ヒットしたドラマ「模範タクシー」の続編。前作のメインキャストの中に新しい登場人物が加わり、さらに新しい展開と爽快な復讐劇が期待と注目を集めています。

模範タクシー2(画像出典:SBS)
ダークヒーローものとしての痛快さも一層増して帰ってきたという本作。前作ファンから見ても全く飽きさせない展開で期待に応えたことが大ヒットの理由のようです。
現在も放送中であるにも関わらず視聴率を伸ばし続けており、最新14話で19.4%を叩き出し第一四半期のドラマでトップに輝きました。2023年度を通してみても高視聴率が期待できるドラマとなりそうです。
●2023年4月現在 日本で視聴可能な動画配信サービス:
・未定
模範タクシー2(動画出典:YouTube SBS Catch)
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