韓国メディアのデイリアンが、日本における”第4次韓流ブーム”を紹介しながら、かつてのブームとは違う”特徴”を紹介した。「なぜ、第2のヨン様、グンちゃんが現れないのか」その問いと原因を考察した、韓国メディアの記事を紹介する。
韓国メディアのデイリアン(데일리안/dailian.co.kr)が、日本における“韓流ブーム”を考察する記事を掲載し、注目を集めている。

現在日本で高い人気を誇る韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(画像出典:ENAドラマ)
8月16日、同メディアは『日本国内はKドラマ熱風なのに‥第2の“ヨン様、グンちゃん”がいない』と題した記事を掲載。第4次韓流ブームの持つ、かつてのブームとは違う“特徴”を紹介した。
やはり注目の的は、Netflex(ネットフリックス)ジャパンチャート。現在トップ10位内には、4~5本以上の韓国ドラマがコンスタントにランクインしており、記事にはスクリーンショットまでも用意し、その人気ぶりを伝えている。
そして、ある疑問を投げかけた。
「なぜ、第2のヨン様(ペ・ヨンジュン)とグンちゃん(チャン・グンソク)はいないのか?」

ヨン様ことペ・ヨンジュンと、グンちゃんことチャン・グンソク(画像出典:KBSドラマ、SBSドラマ)
ペ・ヨンジュンとチャン・グンソク。
不世出の韓流スターとして、2000年代と2010年代、一世風靡となった人物である。
2人が日本の空港に姿を現せば、数千人規模のファンが彼らを出迎える姿を、多くの人が鮮明に覚えているのではないだろうか。
(関連記事)日本での爆発な人気により韓国内の実績が霞んだ2大韓流スター
デイリアンは、韓国経済研究所と日本メディアの報道を引用しながら「ヨン様ブームは、日韓両国で3兆ウォン(約3070億円)の経済効果をもたらした」「2011年にチャン・グンソクが日本で上げた収益は、30億円にも上る」と、そのすさまじい人気を詳しく紹介。
しかし、チャン・グンソクの出現を最後に、日本中を震撼させるほどの“韓流スター”は現れていない。
デイリアンはその理由について「作品(ドラマ)人気が、俳優人気を上回っているためだ」と論ずる。
その一例として、日本ではパク・ソジュンの人気より、『梨泰院クラス』への支持が大きいと紹介している。
裏を返せば、韓国ドラマを見るきっかけが、かつては「好きな俳優の出演作」だったのであれば、現在は「(出演者に関係なく)面白くて作品性が高いから」へと、その風潮が変化しているということ。
確かに、昨年から今年まで、日本で大きな話題となったドラマを見ても、その傾向は確然である。
昨年の『海街チャチャチャ』から、今話題の『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』まで、作品そのものに魅了されている日本の視聴者が続出している。

『海街チャチャチャ』(画像出典:tvNドラマ)
また、NetflixのようなVODの台頭により、ドラマ配信のタームが短くなったのも一因のようだ。
一昨年前までは、テレビでの放送がメインだったため、少なくとも数カ月間(放送期間中)、韓流ファンは長い時間、主演俳優に“沼入り”してから、ドラマを観るパターンが多かった。
しかし今は“一気見”できるコンテンツが増え、ブーム助成にかかるタームが短くなっている。それ故、公開から数日後には話題性がなくなり、“スター誕生”の瞬間も訪れづらくなったのだ。
もちろん、第4次韓流ブームが訪れたタイミングと、コロナ禍が時期的にかぶったため、スターの来日イベントが途絶えてしまった事も、原因の一つだろう。
第2のヨン様、グンちゃんの席は現在“空席”となっている。
ようやく、スターの来日イベントも増えつつある昨今。ヨン様やグンちゃんのような、ビッグスターの誕生は期待できるだろうか。
“韓流ドラマ”より“韓国ドラマ”という言葉が一般的になるなど、大きな環境変化が起きていることを勘案すると、それは少し難しいのかもしれない。
編集部おすすめ記事
-
tvN「いつかは賢いレジデント生活」ついに残り2話!最高視聴率更新&後続作にも注目集まる
-
学園ものからラブコメまで!来週(5月19日~) BS・CS放送開始「ロマンス」韓国ドラマ4選
-
梅雨を吹き飛ばす胸キュン名作が勢ぞろい!6月CS放送開始 日本高評価「ロマンス」韓ドラ5選
-
チョン・ヘイン×ハヨン共演!Netflix新作「こんなムカつく恋」キャスティング確定
-
“レジデント旋風”止まらず!コ・ユンジョン&チョン・ジュンウォン「5月第2週 出演者話題性」1位・2位
-
パク・ソンフン、ハン・ジミンと恋の駆け引き!JTBC新ドラマでラブコメ共演
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
キム・ジェジュン、ロックの本能全開!新EP「Beauty in Chaos」で大胆変身
-
BTS ジン×シン・セギョン、切なくも静かな感情の波──無言の名演が胸を打つ
-
14時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
イ・ミンジョンら、KBSバラエティ「行く情来る情イ・ミンジョン」の制作発表会に出席!(PHOTO5枚)
-
CSチャンネルで“あの瞬間”が蘇る!25年6月 日本初放送のK-POP&俳優公演・番組まとめ
-
14時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
チョン・ジュンウォン「KARL LAGERFELD」のポップアップストアオープン記念イベントに出席!(PHOTO3枚)
-
14時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
izna「KARL LAGERFELD」のポップアップストアオープン記念イベントに出席!(PHOTO14枚)
-
【Netflix】視聴するなら今のうちに!6月早々に配信終了する韓国ドラマ4作
-
ナムグン・ミン、チュ・ヨンウ、そして“あの大作”も!6月本国放送・配信スタートの韓国ドラマ9選
-
【ABEMA新入荷】クラシックからグローバル旋風の話題作まで!韓国ドラマ「無料ラインナップ」5選
-
「料理ドラマは成功が難しい」ジンクスを乗り越えられるか‥新作韓ドラ「隠し味にはロマンス」
-
欲張りなあなたにおすすめ!来週(5月19日~) 日本のテレビで放送開始「ロマンス×時代劇」韓ドラ5選
-
パク・ソンフン、ハン・ジミンと恋の駆け引き!JTBC新ドラマでラブコメ共演
-
梅雨を吹き飛ばす胸キュン名作が勢ぞろい!6月CS放送開始 日本高評価「ロマンス」韓ドラ5選
-
aespa、8カ月ぶりの新作準備中!6月カムバックを公式発表
-
BOYNEXTDOOR、4thミニアルバムが初日70万枚突破!2作連続ミリオン目前の快進撃スタート
-
記録更新が止まらない!P1Harmony 8thミニアルバム「DUH!」で自己最高初動&チャート1位連発
-
Hearts2Hearts「2025 MUSINSA BEAUTY FESTA」イベントに出席!(PHOTO11枚)
-
MONSTA X、3年ぶり完全体で帰還!夏開催の10周年記念ライブ「CONNECT X」に期待高まる
-
ソン・ジヒョ、JTBC「ディープダイブコリア:ソン・ジヒョの海女冒険」の制作発表会に出席!(PHOTO13枚)
-
リュ・スヨン & MONSTA X キヒョンら、新バラエティ「リュ学生 オ・ナムソン」の制作発表会に出席!(PHOTO19枚)
-
スクリーンで出会う“あの名優”たち——6月日本公開の韓国映画ラインナップ6選
-
学園ものからラブコメまで!来週(5月19日~) BS・CS放送開始「ロマンス」韓国ドラマ4選
-
“日本デビュー決定” TWS「2025年春版 K-POP新人男性グループ人気決定戦」調査で1位に
-
俳優ユン・チャンヨン、日本初の単独ファンミーティング(5月30日-東京)開催確定!
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。