俳優のソン・ジェヒが、8月30日に自身のSNSを通して父親になったことを伝えた。ソン・ジェヒと言えば、MBCの大ヒットドラマ『太陽を抱く月(2012)』で、キム・スヒョン扮する世子イ・フォンの先生役を務めた人物だ。本記事では、彼が演じたキャラクターを振り返ってみたい。

俳優のソン・ジェヒが、8月30日に自身のSNSを通して、妻で女優のジ・ソヨンが妊娠したことを伝えた。

俳優のソン・ジェヒは、妻が妊娠したことを伝えた。

妻が妊娠したことを伝えた俳優のソン・ジェヒ。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

これによると「僕たちはパパとママになりました」と綴り、「終わりの見えなかった暗いトンネルの中に、一筋の光が宇宙を照らすようで、つらくて大変なトンネルをこれまでひたすら歩いてきた妻が、偉大に見えました」と明かしている。

2021年に韓国のあるバラエティー番組に夫婦で出演し、不妊の診断を受けたことや、妊娠のために様々な苦労をしていることを告白。それだけに、喜びはひとしおのようだ。

また、このおめでたいニュースにネットユーザーからは、祝福と応援の声が寄せられている。

ソン・ジェヒと言えば、MBC大ヒットドラマ『太陽を抱く月(2012)』で、キム・スヒョン扮する世子(皇太子)イ・フォンの先生、ホ・ヨム役として出演していたのを覚えているだろうか。

MBC『太陽を抱く月(2012)』は、ソン・ジェヒが出演した大ヒットドラマ。

ソン・ジェヒが出演した、大ヒットドラマMBC『太陽を抱く月(2012)』。(画像出典:MBC)

*この記事にはネタバレが含まれています、ご注意ください。

本作は、李氏朝鮮の架空の時代を舞台にしたドラマで、キム・スヒョンが“太陽のように温かな王”を演じたファンタジーロマンス。

ソン・ジェヒ扮するホ・ヨム(子役:イム・シワン)は、ホ・ヨヌ(ハン・ガイン扮/子役:キム・ユジョン)の実兄で、17歳で科挙試験に合格し彼の右手に出る者はいないと言われるほどの超エリートだ。しかし運命に翻弄され、苦労する人生を歩むことに。

ソン・ジェヒ

ホ・ヨム役に扮したソン・ジェヒ。(画像出典:MBC)

ある日、かねてより互いに想いを寄せていたイ・フォンとホ・ヨヌの婚礼が決まる。しかし、ホ・ヨヌが原因不明の病にかかり、婚礼は白紙に。そしてホ・ヨヌは、命を落としてしまう。

一方ホ・ヨムは、病にかかるような人物をイ・フォンの妻として送り出したことが、王室に対する不敬・不忠であるとされて罪に問われ、流刑に処せられる。

その後、イ・フォンの実妹ミナ王女(ナム・ボラ扮/子役:チン・ジヒ扮)と婚姻、没落したホ家はこれにより助けられるのだった。

そんな2人は子どもを授かり喜ぶが、かつてミナ王女はホ・ヨムが自害することを願う反対勢力に利用され、自身も知らぬうちにヨヌの死に関与していた。それを知ったホ・ヨムは、泣いている妻を振り払い家を出るのだった。

そして、イ・フォンがミナ王女に下した処罰により離婚、官職を得たものの財産は没収される。以後、子どもを男手ひとつで育て、赦免されて3年後に戻ってきた元妻と再び夫婦となったのだった。

こうして、並外れた頭脳を持ちながら数奇な運命をたどったホ・ヨム。

ソン・ジェヒは、登場人物の中でもキーパーソンである役柄だったため、視聴者に強い印象を残し、ストーリーをより一層盛り上げていた。

彼の演技が気になる方は、ぜひ一度ご覧になってみてはいかがだろうか。

現在、Netflix(ネットフリックス)やAmazon Prime Videoなど、各種動画配信サービスで視聴が可能となっている。

(構成:西谷瀬里)






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