日韓で話題性と人気をともに獲得した、tvN『Mine』。この放送終了後、主演を務めた女優のキム・ソヒョンが本作への出演理由を明かし、予想外ともとれる意外な回答に注目が集まっている。

今月27日に最終回を迎えた、tvN『Mine』。

日本でもNetflix(ネットフリックス)にて配信されており、セレブ一家の想像を超える豪華な生活模様をはじめ、予測不可能でスリリングな展開に魅了される視聴者が続出。Netflixの”TOP10″(日本)に常連となった話題作だ。

ドラマ『Mine』はキム・ソヒョン、イ・ボヨンのW主演作

女優のキム・ソヒョン、イ・ボヨンがW主演する、ドラマ『Mine』(画像出典:tvNdrama公式Instagram)

このドラマは、女優のキム・ソヒョンとイ・ボヨンを主演に迎え、大豪邸に暮らす財閥一族の、それぞれの持つ秘密が暴かれていく”財閥系”サスペンス。その要素に加え、世の中の偏見から抜け出し、本当の自分を探していく強靭な女性たちの姿を描いている。

本作をヒットに導いたのは、主演女優陣が披露したインパクトのある演技だろう。中でも、没入度の高い演技を披露したキム・ソヒョンには多くの称賛が寄せられている。

キム・ソヒョンが出演理由を明かした

出演理由を明かした、キム・ソヒョン(画像出典:tvNdrama公式Instagram)

キム・ソヒョンは放送終了後のインタビューで、本作への出演理由をこう語っている。

「作品を最初に選択した理由は、性的マイノリティー(LGBT)の話であったからです。 映画や海外有数の作品では、これを扱う作品を多く見るじゃないですか」

キム・ソヒョンは劇中、ヒョウォングループの長男の妻、チョン・ソヒョン役に扮している。
チョン・ソヒョンは離婚経験のある夫と結婚生活を送っているが、昔の恋人であるチェ・スジ(キム・ジョンファ)をいつも懐かしがっている人物だ。

2人が一緒に登場するシーンはあまり多くなかったが、一度の登場だけでも強烈な印象を残した。そのため、本作が韓国版『キャロル』だという評価を受けていた。

2015年に公開されたアメリカ映画『キャロル』は、ハリウッド女優のケイト・ブランシェットとルーニー・マーラが主演を務め、1950年代のニューヨークを舞台に女性同士の美しい恋愛を描いている。

この作品を印象深く見たというキム・ソヒョンは「だから、より楽しく演じられたのだと思う。このドラマでこんなにも味わったのなら、本格的な作品に出会えるのではないかと期待している」と話した。

キム・ソヒョンは最後まで楽しく演じられたと語っていた

最後まで楽しく演じられたと語る、キム・ソヒョン(画像出典:tvNdrama公式Instagram)

実は、キム・ソヒョンにとって、チョン・ソヒョンという人物が愛した人の性別はあまり重要ではなかったそうだ。
キム・ソヒョンは「キャラクターを上手く演じられる自負もあった」とし、「それがどんなメロであれ、性別と関係なくキャラクターに対する渇望があった。実際にこういう作品は、映画で先に会えるかと期待していたが、制作陣、作家、監督たちが私のインタビューを探したのかと思うほど台本に望むものがあった」と説明した。

日韓を中心に、絶大な人気を得たドラマ『Mine』。その理由は、脚本をはじめ舞台設定が完璧だったことはもちろん、キム・ソヒョンが扮したキャラクターが類まれな説得力を持ち、彼女がそれを見事なまでに”楽しく”演じていたからではないだろうか。







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