韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』がいよいよ最終回を迎える。世界各国の視聴者から称賛を浴びている作品だが、最終回を前に、韓国のドラマファンからは手厳しい意見が寄せられてしまった。残念な声を上げた理由は、“韓国ドラマあるある”が関係しているというのだが‥。

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』がいよいよフィナーレを迎える。最終話ではどのようなストーリーが描かれるのか、ファンの期待が高まっている。

ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』。韓国では18日に最終回が放送される

韓国では18日に最終回が放送される、ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(画像出典:ENA)

しかし一方で、最終話直前となる15話で少々残念な描写があったのだという。

その場面とは、ウ・ヨンウ(パク・ウンビン扮)の同僚弁護士であるチェ・スヨン(ハ・ユンギョン扮)が、クォン・ミヌ(チュ・ジョンヒョク扮)に告白したシーンだ。

韓国ネットユーザーの間では、新展開に期待を寄せる声があったものの、大半が「がっかりした」「何のためのラブラインなの?」「恋愛模様を描くにしても叙事が必要なのに、それが足りない」「最終回が近いからって、いきなり告白したの?」という厳しい意見が。

これ以前にも、ウ・ヨンウの理解者である上司のチョン・ミョンソク(カン・ギヨン扮)弁護士が、ガンに侵されていたという点にも、同様の反応が見られた。

あらゆる要素が盛り込まれていた、第15話では

第15話では、あらゆる要素が盛り込まれていた(写真提供:©スポーツ韓国)

ドラマ自体は称賛を浴びているが、主人公以外の恋愛模様については、ドラマの届けるメッセージ性が薄れた、埋もれてしまったとの見方が強いようだ。

パク・ウンビンの素晴らしい表現力から、物語では社会的弱者を登場させ、視聴者に一石を投じて問題意識の見直しを訴えるなど、高い評価を受けていた。

そんな中、本筋からそれた新たな展開発声に、一部の視聴者は混乱を隠せない様子。ドラマファンの間では「要素を盛り込みすぎて、回収しきれないのでは」との憶測も飛び交っている。

またあるネットユーザーは「恋愛や病気などが、前振りもなくいきなり出てくるのは、韓国ドラマの悪いクセだね」と、“韓国ドラマあるある”を指摘。

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』はストーリーはもちろん、過剰なPPL(間接広告)が少なかったことでも評価を受けている。

しかし、最終回直前になって突飛な展開を持ち出してしまい、視聴者から思わぬ不評を買ってしまった。

期待と注目が寄せられている、最終話ではそれぞれのエピソードをどうまとめるのか

最終話ではそれぞれのエピソードをどうまとめるのか、期待と注目が寄せられている(画像出典:ENA)

もちろんこれは一部の視聴者の意見だ。多くのドラマファンからは称賛を浴び、概ね好評を得ている。ただ、それだけに今回の告白シーンが悪目立ちしてしまったよう。

韓国の視聴者は、ドラマに対して評価が厳しいことでも有名だ。今回、そんな目の肥えた視聴者から受けた手厳しい意見は、それだけ作品への期待が高いとも言える。

いよいよ18日、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』が最終回を迎えるが、有終の美を飾ることができるだろうか。

世界の視聴者が、エンディングの行方を見守っている。

(構成:星野沙)





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