- Netflixオリジナルシリーズ『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』が話題となり、校内暴力の加害者パク・ヨンジン役を演じた、女優イム・ジヨンに注目が集まっている。
- 魅力的な悪役は他作品でも度々登場しているが、韓流ブームを遡るとSBS『天国の階段(2003)』に登場したキム・テヒの悪女演技が、鮮明に記憶に残っているという韓ドラファンも多いだろう。
- これまでに韓流ドラマファンを震えさせた歴代悪女5人とは?

イム・ジヨンの悪役演技が話題となったNetflix『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』(画像出典:Netflix)
Netflixオリジナルシリーズ『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』が世界中で高く評価され、出演俳優の悪役演技にも関心が寄せられている。
特に校内暴力の加害者として、突き抜けた悪役を披露したパク・ヨンジン役のイム・ジヨンの演技が大きな話題となっており、韓国メディアも彼女の凄まじい悪役ぶりを熱く取り上げている。
韓国ドラマ界の歴史に残る名悪女として、新たに名を上げたイム・ジヨン。
最近は作品を盛り上げる魅力的な悪役が度々話題となっているが、2000年代前半に巻き起こった韓流ブームの作品を振り返ると、元祖悪役としてのイメージを確立したキャラクターとしては、SBS『天国の階段(2003)』に登場した、女優のキム・テヒ演じるユリが挙げられる。
今回は『天国の階段』のキム・テヒの他、韓流ドラマファンを震え上がらせた歴代悪女5人をチェックしていこう。
『野王~愛と欲望の果て~』:スエ
2013年に放送されたSBS『野王~愛と欲望の果て~』にて、クォン・サンウと共に主演を務めたのが女優のスエだ。

自分を愛する男を踏み台にし、野望の達成を目指すSBS『野王~愛と欲望の果て~』の悪女ダヘ(画像出典:韓国オンラインコミュニティー)
スエは劇中で貧困から抜け出し、野望の果てに大統領夫人に上り詰めた美しい女性、ダヘ役を演じている。
ダヘはヒロインでありながら自身の欲望のために周囲の人々を利用し、裏切りを繰り返していく悪女だ。義父を殺した過去があり、自分の野望のためなら手段を選ばない。
献身的に自分に尽くした夫のハリュ(クォン・サンウ扮)と幼い娘を捨て、出世のために財閥の若き御曹司ドフン(ユンホ扮)と結婚。その後も様々な悪行を繰り返した彼女は、自身の娘も死に追いやっている。
当時、ドラマに関連するニュースのコメント欄には、視聴者からダヘに対する批判の声が数多く寄せられていたという。
『私はチャン・ボリ!』:イ・ユリ
2014年に放送されたMBC『私はチャン・ボリ!』で話題となった悪役は、女優のイ・ユリが演じるヨン・ミンジョンだ。

韓国ドラマ史上”最悪の悪女”と呼ばれるMBC『私はチャン・ボリ!』のヨン・ミンジョン(画像出典:SBS Drama YouTube キャプチャー)
ヨン・ミンジョンは自身の成功のためにあらゆる悪事を犯す人物であり、幼少期から太々しい性悪女ぶりを見せ、視聴者の反感を買った。
ドラマの撮影ビハインド映像では、撮影現場を通りかかった視聴者がイ・ユリに対し、悪口を言うシーンが収められており、彼女はこれらの出来事について「国民の妻から国民の悪になったみたい」と満たされた気持ちを語っている。
イ・ユリの演技は高く評価され、『2014MBC演技大賞』では悪役ながらに大賞を受賞。現在でもヨン・ミンジョンは韓国ドラマ史上”最悪の悪女”として語り継がれている。
『天国の階段』:キム・テヒ
韓国を代表する美人女優としてお馴染みのキム・テヒが、世間に注目されるきっかけとなったのがSBS『天国の階段(2003)』での悪役演技だった。

SBS『天国の階段(2003)』での美しすぎる悪役が話題となった女優キム・テヒ(画像出典:SBS NOW / SBS 공식 채널 YouTube キャプチャー)
キム・テヒはヒロインのチョンソ(チェ・ジウ扮)に対して嫌がらせを続ける、義理の妹ユリ役で登場。
ソンジュ(クォン・サンウ扮)に愛されるチョンソに嫉妬したユリは、義姉を車で轢く事故を起こし、自身の兄に事故の処理を押し付ける。
劇中では終始ヒロインを苦しめ続けるという、憎らしいキャラクターを演じたキム・テヒであるが、悪役であることを忘れてしまうほどの圧倒的な美貌で世間の人々に存在感を示した。
『ヴィンチェンツォ』:キム・ヨジン
2021年に放送されたtvN『ヴィンチェンツォ』で女優のキム・ヨジンが演じたのが、検事のチェ・ミョンヒだ。

tvN『ヴィンチェンツォ(2021)』で悪女チェ・ミョンヒを演じるキム・ヨジン(画像出典:韓国オンラインコミュニティー)
彼女は東南部地検の検事として活躍していたが、法律事務所の代表であるハン・スンヒョク(チョ・ハンチョル扮)に悪事を提案され、弁護士へと転身する。
勝つためにはどんな手でも使う彼女は、主人公の敵であるバベル会長のチャン・ジュヌ(オク・テギョン扮)に協力し、気に入らない相手を次々に叩きのめす残忍さを見せた。
劇中で極悪な会長に認められるほどの悪役ぶりを発揮したキム・ヨジンの演技は、世間の怒りを見事に引き出し、大きな話題となっている。
『夫婦の世界』:ハン・ソヒ
JTBC『夫婦の世界(2020)』で主人公の夫イ・テオ(パク・へジュン扮)の不倫相手であるヨ・ダギョンを演じた、女優のハン・ソヒ。

JTBC『夫婦の世界(2020)』で不倫相手役を演じた女優のハン・ソヒ(画像出典:DRAMA Voyage YouTube キャプチャー)
ヨ・ダギョンはピラティスの講師であり、華やかな美貌と完璧なスタイル、さらに若さを誇る女性だ。
イ・テオと不倫中のヨ・ダギョンは「彼が愛するのは奥さんではなく私」という絶対的な優越感に浸っており、主人公のチ・ソンウ(キム・ヒエ扮)へ露骨な態度を取ることも。
さらに劇中ではイ・テオの子どもを妊娠し、感情むき出しの迫真の演技を披露。
不倫相手という敵を作りやすい役柄であるが、視聴者からは「こんな人が不倫相手なら諦めるしかない」「絶対に夫の目の前に現れて欲しくない」「イライラするけど綺麗すぎる」とハン・ソヒの美しさに対し、称賛の声も寄せられたという。
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