女優のハン・イェスルは、韓国を代表する美人女優の1人として知られ、絶大な人気を誇っている。しかし、一時芸能界を干されかけた出来事があったという。本記事では、そんな彼女の波瀾万丈(?)な女優人生の一部を振り返ってみる。

トップスターは、一挙手一投足に注目が集まり何かと話題になるものだ。

抜群のスタイルと美貌で人気を集める、女優のハン・イェスルもそんな人気芸能人の1人。

女優のハン・イェスルは、抜群のスタイルと美貌で人気を集める。

抜群のスタイルと美貌で人気を集める、女優のハン・イェスル(画像出典:ハン・イェスルInstagram)

90年代の韓国に社会現象を巻き起こしたのはキム・ヒソンだったが、2000年以降はハン・イェスルが“第2のキム・ヒソン”と言われ、世の女性のアイコン的存在となった。

女優のキム・ヒソンは、90年代の韓国に社会現象を巻き起こした。

90年代の韓国に社会現象を巻き起こした女優のキム・ヒソン(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

ラグジュアリーブランド『CHANEL(シャネル)』のビューティーミューズといえば、BLACKPINK(ブラックピンク)のメンバー、ジェニーを思い浮かべる人もいるかもしれないが、ハン・イェスルも2015年から2017年まで活動している。彼女の影響力の大きさが、いかほどであったのか分かるのではないだろうか。

最近では、ハン・イェスルの所属事務所が、ある広告撮影時のビハインドカットをインスタグラムで公開し、伝説級の美しさに視線が集まったばかり。

以前より、“奇跡の40歳”と称されているが、まさにその言葉にふさわしい容姿を披露した。

最近インスタグラムで公開されたハン・イェスルの写真。

ハン・イェスルの所属事務所が最近インスタグラムで公開した写真(画像出典:PARTNERS park Instagram)

このように度々優れたルックスが話題となる彼女だが、スターゆえにそれ以外の部分にもスポットが当てられる。

数多くあるため全てを紹介することはできないが、代表的なものでは、tvN『ラブ・ミッション~スーパースターと結婚せよ!(邦題/2011)』での出来事が挙げられる。

今では考えられないが、当時、ドラマの撮影現場はタイトな製作スケジュールに合わせ、数日徹夜するなどというのは日常茶飯事で、それを拒否すれば「プロ意識が足りない」や「わがままだ」と言われてしまう時代だった。

ハン・イェスルもその対象となった人物で、劣悪な撮影環境の改善と、プロデューサーの交代を要求したが変わらなかったという。

そこで、彼女は仕事を放棄してアメリカへ発つという実力行使に出る。

すると、制作会社は撮影の進行に被害が生じたとし、彼女の所属事務所に100億ウォンの損害賠償を請求。さらに彼女と広告契約をしていた企業も「企業イメージが損なわれた」と、100億ウォンにも達する損害賠償を請求した。

結局、あまりにも大きな金額の訴訟が提起され、それだけでなく芸能界を干されかけたハン・イェスルは、3日後に姿を現して公式謝罪、損害賠償の件は一段落するということがあった。

最終的には、彼女が折れざるを得ない状況となったが、全ての行動に潔さを感じる、なんともスターらしいあっぱれなエピソードではないだろうか。

また、このような出来事があった後も複数の作品でお茶の間を楽しませており、彼女の人気の高さが伺える。

しかし、2019年のtvN『ビッグイシュー ~正義か、悪か~』を最後に、ドラマ界からは姿を消してしまった。2021年に所属事務所を移籍した際に勃発したあることが関係していると推測される。

2019年に、tvNドラマ『ビッグイシュー ~正義か、悪か~』へ出演したハン・イェスル。

ハン・イェスルが2019年に出演したtvNドラマ『ビッグイシュー ~正義か、悪か~』(画像出典:tvN)

前事務所と契約終了を迎えた直後に、“彼女の新たなスタートを阻む者がいるのでは?”と思わせるほど絶妙なタイミングで、良くない噂が世間を賑わせたのだ。

それは、ハン・イェスルが自ら発表した交際中の男性に関するもので、彼女は舞台俳優として紹介したのだが、元ホストクラブの従業員だったというもの。

これだけであれば問題ではなかったのだが、韓国のあるメディアが、2人の出会いは不法営業のカラオケで、顧客と接待従業員(ホスト)としてスタートしていると伝えながら、出会いの場所が、不法性のある店だとし問題視した。

加えて同時期には、芸能記者出身のユーチューバー、キム・ヨンホが、「*工事じゃないのか?」と、難癖を付けている。

*工事:援助交際という意味の隠語。主に若い男性が、財力を持っている年上の女性と交際し、金銭的な支援を受ける行為を指す。

4億ウォン(日本円で約4,000万円)にも上る外車、ランボルギーニ ウラカン(Lamborghini Huracán)を彼女が交際相手にプレゼントしたとし、このような発言をしたのだ。

当時、ハン・イェスルは、「どうしてこういう(悪い)出来事は、いつも所属事務所と契約が満了する時に起きるのかしら、不思議ね」と、韓国の芸能界の闇について言及。

公開恋愛を発表し、彼女のライフスタイルに憧れを持つ多くのファンが「堂々とした宣言」「格好いい」と、エールを送っていた矢先の出来事だっただけに、ショッキングな話題として、世間に広まった。

真実はさておき、容姿をはじめ何かアクションを起こせば、その度に世間から注目されてきたハン・イェスル。まさにトップスターゆえの証ではないだろうか。

ある韓国メディアによると、現在彼女は次期作を検討中だという。“奇跡の40歳”の快進撃に期待したい。

(構成:西谷瀬里)






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