韓国代表美人女優'テ・ヘ・ジ'をご存知？20年間健在のトロイカ体制とギャラ事情

アラフォー世代となっても、20年間韓国芸能界の頂点にいる3人の美人女優 “テ・ヘ・ジ”‥それぞれの代表作と高額ギャラ事情を探ってみた。

1998年、21歳という若さで演技大賞を受賞した女優、キム・ヒソン。その最年少記録は22年間更新されていないという。過去、人気歌番組『人気歌謡』では初の女性MCを務めたほど、絶大な人気を誇る”90年代韓国ワントップ女優”として名を馳せた。そんなキム・ヒソンも、00年代に入り”韓国代表美女”の座を3人の若手女優に明け渡し、自身の時代の幕を下ろした。

彼女は、最近SBSバラエティー番組『チプサブイルチェ』に出演し「テ・ヘ・ジ(※)は私の次の世代」と、韓国代表美女の座を引き受けた3人に言及、彼女たちに対する大衆の関心が高まっている。

※”テ・ヘ・ジ”とは、2000年代初期から20年近く韓国美人女優として君臨してきた3人(キム・テヒ、ソン・ヘギョ、チョン・ジヒョン)のことを言う。

バラエティー番組『チプサブイルチェ』に出演した女優キム・ヒソン(画像出典：SBS Entertainment YouTube動画キャプチャー)

今回はそんな”20年間健在、3大美女トロイカ”の3人を紹介する。

キム・テヒ

キム・テヒ(画像出典：キム・テヒInstagram)

1980年3月29日生まれの満40歳

2000年に地下鉄で広告代理店のデザイナーからスカウトされ、CMモデルでデビュー。名門ソウル大学出身で、才色兼備の女優として有名だ。

ドラマ『天国の階段』(2003)に出演し、チェ・ジウが演じた主人公ハン・チョンソの義妹ハン・ユリ役を演じたが、主人公よりも美人な悪役として高く評価された。また実弟の俳優イ・ワンは、『天国の階段』でハン・テファの幼少時代を演じて俳優デビューを果たし、姉弟時間差共演を果たしている。

“美人悪役”として話題となったキム・テヒ(写真提供：©スポーツ韓国、画像出典：SBS『天国の階段』)

2009年に出演したイ・ビョンホン主演ドラマ『IRIS-アイリス-』では、年末の演技大賞で優秀演技賞を受賞し、その演技が認められた。

また日本でも『天国の階段』がヒットしたことにより知名度を上げ、『新・爽健美茶』のCMやフジテレビで放送されたドラマ『僕とスターの99日』(2011)に出演し、日本活動にも積極的だった。

プライベートでは、2017年1月に歌手兼俳優のRain(ピ)と結婚し、10月には第一子の女児を、2019年9月に第二子となる女児を出産している。

2017年にRAIN(ピ)と結婚(写真提供：©スポーツ韓国)

■ 代表作：ドラマ『IRIS-アイリス-』(2009)、『天国の階段』(2003)、『チャン・オクチョン-張禧嬪-』(2013)など

■ ギャラ：ドラマ 1話あたり4,000万～5,000万ウォン　*中国では1億ウォンを上回る

チョン・ジヒョン

チョン・ジヒョン(写真提供：©スポーツ韓国、画像出典：STONEHENgE)

1981年10月30日生まれの満38歳

1997年にモデルとしてデビュー以降、様々なドラマ、映画、CMなどに出演。2001年に公開された映画『猟奇的な彼女』ではヒロインを熱演。観客動員数500万人を超える大ヒットを記録し、年末に行われた大鐘賞の女優主演賞を受賞した。この映画から日本でも知名度が高まり、2007年には日本のCM(アジエンス)にも出演する。