日韓のドラマファンから愛されている、レジェンドドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』。この劇中、幽霊役で出演していた女優パク・セワンに注目が集まっている。韓国芸能界から”期待の新人”として一目置かれ、多くのファンを増やし続けているパク・セワン。魅了されずにはいられない、彼女の魅力に迫る!

俳優のコン・ユをはじめ、キム・ゴウン、イ・ドンウク、ユ・インナ、ユク・ソンジェ(BTOB)と、豪華な顔ぶれが揃ったレジェンドドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~(2016/以下、トッケビ)』。

圧巻の映像美に加え、丁寧で繊細に描かれたストーリーは多くの感動に包まれている。

tvN『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』は、日韓のドラマファンから根強い人気を誇る

日韓のドラマファンから根強い人気を誇るtvN『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』(画像出典:tvN)

その中でも、短い描写であるものの視聴者を泣かせたエピソードがある。

それは、主人公ウンタク(キム・ゴウン)の周辺をうろついていた幽霊の1人で、部屋着のようなラフな服装にまとめ髪、メガネをかけた気弱そうな”女性”が描いたストーリーだ。

あまりにも平凡で小心な性格のせいか存在感が薄そうに見えた彼女だったが、ある日、ウンタクに何かを頼むことになる。

それは、自分が住んでいた考試院(考試を受験する人の宿泊施設)の冷蔵庫に食べ物をいっぱいにして欲しいということ。自分の葬儀を終えて、考試院を訪れる母親が悲しむのではないかと思い、ウンタクにお願いしたのだった。

これに対し、ウンタクはトッケビ(コン・ユ)のおかげで考試院まで行け、彼女の願い通りに冷蔵庫を満たし、さらに掃除までする真心を見せることになる。

おかげで、彼女の母親は涙を流しながら安心し、これを見守った”女性”はウンタクに感謝の気持ちを示し、死神のところへ行くことになる。

『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』パク・セワン

『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』パク・セワン(画像出典:tvN)

短いエピソードであったが、『トッケビ』ファンの脳裏にはしっかりと焼き付いているシーンの1つだろう。

ここで幽霊となった”女性”を演じた女優は、その後、様々な作品に顔を覗かせ、映画やドラマ界が期待する”スーパー新人俳優”として注目されるようになる。

期待の女優パク・セワンに韓国芸能界が注目

韓国芸能界が注目する、期待の女優パク・セワン(画像出典:パク・セワンInstagram)

彼女の名前はパク・セワン。

1994年9月生まれの27歳(日本年齢)で、2016年にKBSドラマスペシャル『真っ赤な先生』で俳優デビューした若手女優だ。

彼女はその後、『トッケビ』や『自己発光オフィス(2017)』、『恋するレモネード(原題:学校2017/2017)』、『ロボットじゃない~君に夢中!~(2017)』などで助演として登場。

数多くの短編映画やドラマの脇役として出演し続けていた彼女は、ドラマ『テンポガールズ(2018)』や映画『聖女/Mad Sister(2019)』に主演クラスとして出演。ここで優れた演技力が認められた。

2020年には映画『コレクターズ ~ソウルに眠る宝刀を盗み出せ~』、この翌年にはNetflix(ネットフリックス)ドラマ『ホント無理だから(原題:明日地球が滅びてしまえばいい/2021)』に出演し、卓越した演技の才能を発揮。新人ながらも”信じて見る俳優”として成長中だ。

いよいよ公開される、パク・セワン主演ドラマ『最終兵器アリス』

パク・セワン主演ドラマ『最終兵器アリス』が、いよいよ公開される(画像出典:パク・セワンInstagram)

大注目を浴びるパク・セワン。気になる次回作は、6月24日よりスタートするWATCHAオリジナルドラマ『最終兵器アリス』だ。

この作品は、殺し屋という正体を隠さなければならない転校生ギョウルと、非暴力で平和な学校にしたイケメンのヨルムが犯罪組織に追われ、血の色に染まる学校生活を描いたハードコア・アクションロマンス。

パク・セワンは劇中、正体を隠した殺し屋のギョウル役に扮し、熱演を繰り広げる予定だ。

豊かな表現力で助演から主演クラスの俳優へと成長を遂げている、期待の新星パク・セワン。今後も彼女の活躍から目が離せなそうだ。


『最終兵器アリス』

(構成:星野沙)




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