8月も中旬を迎え、韓国ドラマ界も夏ドラマから秋仕様へと変わりゆくタイミング。この夏放送が開始されたドラマ『サイコだけど大丈夫』『コンビニのセッピョル』『出師表』『あいつがそいつだ』などでは、若手俳優が活躍を見せたが、秋は彼女たちを圧倒させる40代の女優陣がお茶の間を賑わせる。
『サイコだけど大丈夫』のソ・イェジ、『コンビニのセッピョル』のキム・ユジョン、『出師表』のAFTERSCHOOL ナナ、『あいつがそいつだ』のファン・ジョンウムなど、今年の夏は20代~30代がお茶の間に登場し、視聴者を楽しませている。
そして今秋、ペ・ドゥナ、キム・ハヌル、キム・ヒソンらという、40代に突入した女優陣が偶然にもそのバトンを受け取る。
若手の台頭は喜ばしいことながら、中堅俳優も貴重な存在だ。それは美貌も演技力も話題性もすべて兼ね備えており、不安要素が限りなく少ないからである。
そんな変わらぬ美しさを保っている3人の、フィルモグラフィーを紹介したい。
ペ・ドゥナ
ペ・ドゥナは、今月15日より放送がスタートした『秘密の森2』にハン・ヨジン役で出演。2018年のシーズン1では警部補だったが、本作では警視に特進。
現場から離れ、本庁から行政警察に派遣勤務中だ。前回パートナーだったファン・シモク(チョ・スンウ)とは、検察・警察捜査権調整という正反対の立場で再会を果たすことになった。
1998年にモデルとしてキャリアをスタートさせたペ・ドゥナは、今年の10月に41歳を迎える。
日本映画をリメイクした『リングシリーズ』(1999)で貞子役を演じ、一躍話題に。翌年には、ポン・ジュノ監督が初めて商業映画として手掛けた『フランダースの犬』で主演に抜擢され、青龍映画賞新人女優賞を受賞。
2005年に山下敦弘監督作品『リンダ リンダ リンダ』に出演し、日本でも彼女の存在が知られるように。
是枝裕和監督作の『空気人形』(2009)では、人形ののぞみ役を演じ、人間離れした演技に多くの観客が魅了された。これが認められ、第33回日本アカデミー賞“優秀主演女優賞”をはじめ、日本の由緒ある数々の映画賞を受賞した。
また、モデル出身でもあるペ・ドゥナはファッショニスタであり、彼女のファッションを支持するファンも多い。
芝居をする際、最大限ノーメイクで臨むことをモットーとしているため、メイクされた時の彼女の美しさには圧倒される。とても40代に突入するとは思えない彼女のスタイルは、同世代も思わず真似したくなる。
キム・ヒソン
『コンビニのセッピョル』の後続ドラマとしてスタートするのは、チュウォンとキム・ヒソン主演の『アリス』だ。
『アリス』は、死んだ母親に似た女性と、感情を失った男の魔法のような時間の旅を描いたヒューマンSFドラマだという。
キム・ヒソンは、時間旅行の秘密を明らかにしようとする変わり者の物理学者ユン・テイと、時間旅行の秘密を握る未来の科学者パク・ソンヨンの1人2役を演じる。
似て非なる人物、しかも20代~40代と世代を超えた女性にどのように変身するのか、今から多大な期待が寄せられている。
彼女はこの美貌にして現在43歳! しかも一児の母!
この美しさはデビュー当時から変わらず、1990年代に最も人気のあった女優の一人として有名だ。
そして“視聴率クィーン”としてもその名を馳せており、1997年から1999年に彼女が出演したドラマで視聴率が30%を超えている作品はなんと8本。歴代俳優の中でも特急クラスと言えるだろう。
キム・ヒソンの人気は国内に留まらず、中華圏でも人気を博しており訪中した際には超VIP待遇だったそうだ。
結婚・出産というブランクがありながらも、いまだ第一線で活躍し続けている姿は、多くの女性の憧れの的となっている。
キム・ハヌル
9月7日より放送を予定しているJtbcドラマ『18アゲイン』は、離婚直前に18年前に戻ってしまった夫の物語。
キム・ハヌルの夫ホン・デヒョンをユン・サンヒョンが演じ、18歳時代のホン・デヒョンを若手俳優イ・ドヒョンが担う。キム・ハヌル&イ・ドヒョンのアンバランスカップルが、どんなケミストリーを見せてくれるのか、楽しみである。
彼女もまた、奇跡の40代と言っても過言ではない美貌の持ち主だ。
42歳となったキム・ハヌルは、ロマンティックコメディー(ロコ)の女王として知られているが、デビュー当時は清純派女優として映画やドラマで活躍。
そして『オンエア―』(2008)では意地悪なトップスター女優を完璧に演じ、その名を不動のものにする。
2012年にはドラマ『紳士の品格』でチャン・ドンゴンと息の合ったラブコメディーを展開し、好評を得た。
2016年に結婚すると、“美貌と演技力が増した”と更なる人気を呼んでいるキム・ハヌル。今後も、韓国ドラマ界で重宝される女優の一人となっている。
経験だけは、年を重ねて磨かなければならないもの。
そしてその経験を、どれだけ“女優”という職業に生かせるか‥20代、30代女優たちを圧倒し続ける彼女たちは、まだしばらくは重要なポジションを維持し続けそうだ。
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