現在、日本のドラマファンを沸かせているのが、Netflixで配信中の韓国ドラマ『未成年裁判』だ。作品を見た視聴者からは多くの反響を得ており、Netflixデイリーランキングでもトップに輝くほど。衝撃的な内容とヒューマンドラマが混ざり合った本作に、さらに驚きの事実があるという。それはあるキャラクターを演じた俳優についてのようだ。
日本のNetflix(ネットフリックス)ランキングを賑わせている、韓国ドラマ。
最近、特に話題なのが『未成年裁判』だ。あまりの面白さに、一気に見てしまったという視聴者を続出させている。
このドラマは、少年犯を嫌悪する判事シム・ウンソクが、ある地方裁判所の少年部に赴任したことで向き合う少年犯罪と、彼らを取り巻く判事の物語を描いている。
シム・ウンソクは、複雑な事件を扱い、少年犯に対する嫌悪感を抱きながら、正義と刑罰に対する固い信念の間でバランスを取っていく人物。
ドラマ『シグナル(2016)』や『ハイエナ-弁護士たちの生存ゲーム-(2020)』などで優れた演技力を見せてきたトップ女優のキム・ヘスが扮する。
韓国での人気はもちろん、日本でもデイリーランキング第1位に輝き、その話題性は抜群。日本のニュースサイトでも多く取り上げられている。
本作を見た日本の視聴者からは「キム・ヘスの迫力ある演技がすごい!」「子役の演技が上手すぎて気味悪いほど」と俳優らを称賛する声から、「それぞれの事件で考えさせられた」「少年法という社会問題が興味深かった」「子育て中にはキツイ‥」「大人と子ども、それぞれの立場や環境‥親として考えさせられることばかりだった」など、深いストーリーについてのコメントが多く見られている。
視聴者にこれほど大きな衝撃を与えた『未成年裁判』。本作は、少年法と刑事未成年者制度をテーマに描かれており、韓国で実際に起きた少年犯罪をベースに作られているストーリーもあるという。
しかし、驚きを与えたのはストーリーだけではない。ここに出演している俳優にも驚きのエピソードがあった。
劇中、残忍な犯罪に手を染めた未成年者が多く出てくるのだが、特にインパクトを与えた”少年犯”は、第1話に登場したペク・ソンウだろう。
視聴者を震え上がらせた少年ペク・ソンウ。このを演じたのは俳優のイ・ヨンという人物だ。
イ・ヨンは、幼さが残る顔と小柄な体型から10代の少年役を演じたのだが、実は1995年生まれの27歳(日本年齢)だという。
さらに驚くのは、中性的な魅力を持ち、ドラマではまるで男子学生のように見えたイ・ヨンは、実は”女性”。つまり女優なのだ。
ドラマの中では、変声期を迎えていない少年にしか見えなかったが、実は大人の女性が演じていたのだ。少年らしいあどけない外見に、それとは対照的な内面、狂気を見事に演じ切った女優のイ・ヨン。
彼女はこれ以前、Netflix(ネットフリックス)オリジナルシリーズ『D.P.-脱走追跡官-』で、主人公アン・ジュノ(チョン・ヘイン)の妹として出演している。
話題作に続けざまに出演し、変幻自在にあらゆるキャラクターを演じられる女優イ・ヨンは、今後注目すべき次世代若手スターと言えるだろう。
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『未成年裁判』予告編(動画出典:Netflix Japan)
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