近年巻き起こっている韓流ブームの立役者と言えば、動画配信サービスのNetflix(ネットフリックス)だろう。現在、ここで絶大な人気を博している韓国ドラマが、『イカゲーム』と『海街チャチャチャ』の2作品だ。どちらも1位の座を譲らないほど、熾烈なトップ争いを見せている。しかし、この勝負の真の勝者はある女優だと言われている。トップの座に君臨する、日本でもお馴染みの大御所女優とは。

世界を席巻している韓流コンテンツ。特に勢いづいているのは、やはり韓国ドラマだろう。

近年見られているシンドローム級の韓流ブームを作った立役者と言えば、動画配信サービスのNetflix(ネットフリックス)。ここで配信されている韓国ドラマが現在、世界中で称賛を浴びている。

世界を席巻中のドラマ『イカゲーム』はイ・ジョンジェが主演

イ・ジョンジェ主演の『イカゲーム』は世界を席巻中!(画像出典:韓国Netflix)

まず、日本で連日1位をキープしている『イカゲーム』。

このドラマは、456億ウォンの賞金がかかった謎のサバイバルに参加した人々が、最後の勝者になるため命がけで”デスゲーム”に挑戦する話を描いたサバイバルスリラー。

公開から1カ月も経たないうちに、配信国83カ国で1位を獲得するという偉業を成し遂げ、韓国ドラマ初の快挙となった。

アジア圏で絶大な人気の『海街チャチャチャ』は、シン・ミナとキム・ソンホのW主演

シン・ミナとキム・ソンホのW主演、『海街チャチャチャ』はアジア圏で絶大な人気!(画像出典:tvNdrama公式Instagram)

続いて、韓国ではtvNでも放送されている『海街チャチャチャ』。

現実主義の歯科医ユン・ヘジン(シン・ミナ)と、できないことは何もない”万能ニート”のホン・ドゥシク班長(キム・ソンホ)が、魅力溢れる海の村コンジンで繰り広げる大人の青春ラブコメディーだ。

実力派俳優である2人がテンポよいやりとりでストーリーを盛り上げていることから、韓国国内では1位を獲得するほどの人気を見せている。さらに、日本をはじめとしたアジア圏でも絶大な人気を誇っている作品だ。

つまり、現在、Netflixでトップ圏内を独走しているのは韓国ドラマ、『イカゲーム』と『海街チャチャチャ』なのだ。

大御所女優キム・ヨンオクこそ、真の勝者と呼ばれている

真の勝者と呼ばれている、大御所女優キム・ヨンオク(画像出典:tvN)

このように世界中で韓国ドラマに対する関心が高まっている中、1人の俳優にスポットが当てられた。

それは、韓国の大御所女優キム・ヨンオク。

実は彼女、いまNetflixで世界を席巻している2作品、『イカゲーム』と『海街チャチャチャ』に出演しているのだ。

『イカゲーム』では、イ・ジョンジェ扮する主人公、ギフンの母親役で登場。出演分量こそ多くないものの、ギフンなるキャラクターが持つ背景を説明するような役割を担っている。

一方、『海街チャチャチャ』では、コンジンの元老であり、おばあちゃん3人組のリーダーでもあるキム・ガムニ役で出演。海女出身で、漁港で働きながら子どもを立派に育てた肝っ玉母ちゃんで、強情で口は悪いが、情にもろく、思いやりにあふれたキャラクターだ。

韓国のオンラインコミュニティーではこれを、「韓国Netflix1位争い、真の勝者は」とし、どちらの作品にも出演しているキム・ヨンオクこそが”事実上の勝者”だと盛り上がりを見せている。

あるネットユーザーは、「どちらのドラマも息子が犬を飼ったのが共通点。『海街チャチャチャ』での仕事はイカの下処理をしているし」とし、両作品の不思議な共通点を取り上げたりもしていた。

(関連記事)『海街チャチャチャ』大御所女優の代表作は日本アニメ’マジンガーZ’

一方、熾烈なトップ争いを見せている韓国では『海街チャチャチャ』がNetflixオリジナルドラマ『イカゲーム』を抜き、ランキングの1位に輝いている。

ジャンルは違えど、どちらの作品も多くの国民を熱狂させていることは確かだ。

そんな世界的ヒット作に出演を果たす、大御所女優のキム・ヨンオクには「さすが」の一言しかない。









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