芸能界きってのおしどり夫婦としても知られている、韓国のベテラン女優チョン・インファ。夫である先輩俳優のユ・ドングンとは、出会った当初、厳しい上下関係にあり、パワハラまがいの指導もされていたとか‥。そこにはユ・ドングンのある真意が隠されていたようだ。(写真提供:©TOPSTAR NEWS)

視聴する選択肢が増えたことで視聴率が低迷してしまった韓国ドラマ。そのような中でも驚異的な数字をはじき出しているのが、SBS『ペントハウス』とKBS『オ! サムグァンビラ(原題)』だ。

特に『オ! サムグァンビラ』は、ドラマの初回から視聴率19%という好調な数字でスタートし、第20話では30%を突破。その後も20%後半から30%前半をマークし、今月7日に迎えた最終話でも30%超えを記録し有終の美を飾っている。

『オ! サムグァンビラ』は、様々な事情を抱えて”サムグァンビラ”に集まった人々を中心に、他人だった彼らがお互いに親しみ、心を開いて愛するまでを描いたヒューマンドラマ。主演を務めた女優のチョン・インファは、ベテラン女優としての底力を発揮し、熟練された演技力でドラマの人気を引っ張っていた。

女優のチョン・インファは輝かしい美貌と優れた演技力を持つ

輝かしい美貌と優れた演技力を持つ、女優のチョン・インファ(写真提供:©TOPSTAR NEWS)

チョン・インファは韓国でも多く愛されている女優の1人で、気品のある美しい外貌にカリスマを持った中堅女優として、主に王妃や財閥家の女主人のような華やかな役を引き受けることが多い。優れた演技力とキャラクター理解度を持ち、悪役を演じても視聴者から愛されてしまう好感度の高い女優でもある。

チョン・インファが演じた有名な悪役は、ドラマ『製パン王 キム・タック』で披露された、キム・タックをライバル視するク・マジュンの母親、ソ・インスク役だろう。気品あふれる会長夫人であるが、実は高飛車で傲慢、身分の低い者を見下すといった邪悪な役を熱く演じていた。

おしどり夫婦となったきっかけは、パワハラまがいの行為?

おしどり夫婦として有名なユ・ドングンとチョン・インファ

ユ・ドングンとチョン・インファの馴れ初めとは‥?(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

プライベートでは1989年に俳優のユ・ドングンと結婚し、一男一女に恵まれている。芸能界きってのおしどり夫婦である彼らは、韓国でも数少ない”演技大賞を受賞した夫婦”としても知られ、ユ・ドングンは『龍の涙』でKBS演技大賞を、チョン・インファは『女人天下』でSBS演技大賞を受賞し、「夫は”王”の役で、妻は”王妃”の役で大賞に輝いた夫婦」とも呼ばれている。

演技派俳優である2人が縁を結んだきっかけは、”演技指導”だった。
当時、新人女優であったチョン・インファは時代劇への出演が決定し、先輩女優であるキム・ウルドンから、時代劇の発声や演技方法をきちんと教えてくれる俳優としてユ・ドングンを推薦された。

先輩後輩の立場をきっちりと分けていたユ・ドングンは、演技を指導しながらも、チョン・インファに真夜中に冷麺を買ってくるように指示するなど、まるで軍隊のような厳しい態度で接していた。
しかし、これがユ・ドングンの”ツンデレ”によるものだったそうで、それが明らかになり2人の距離が近づいたそう。

結婚のきっかけとなったのは、ユ・ドングンが巻き込まれてしまった交通事故。飲酒運転の車と正面衝突し、顔や肋骨などが相当数折れるという重症を負ってしまった。その知らせを聞いたチョン・インファは、いつも演技指導と助言をしてくれたユ・ドングンが事故後に指導できなくなると聞いて心が寂しかったという。
その後、チョン・インファがユ・ドングンのリハビリを手助けしたことで恋が始まり、結婚に至ったそうだ。

まるでパワハラ(!?)のような上下関係にあった2人だが、ユ・ドングンはその時からチョン・インファの美貌や演技に対する真っ直ぐな姿勢を見て、すでに心を射抜かれていたのかもしれない。

結婚して30年以上もの月日を共にしたユ・ドングン、チョン・インファ夫妻は、熱愛時代と変わらず現在も愛を育み、仲睦まじい姿を見せている。










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