最近、軍隊を除隊したEXOのD.O.(ド・ギョンス)にまつわる、学生時代の心打たれるエピソードが明かされ、注目を集めている。 (記事・写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

EXOメンバー、D.O.(ディオ/ド・ギョンス)の学生時代の逸話が知られ、注目を集めている。

学生時代から人たらしの才能を持っていたD.O.

学生時代から人たらしの才能を持っていたEXO D.O.のエピソード。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

最近、あるオンラインコミュニティーに、一人の教師が「教師生活で、最も記憶に残っているエピソード」というタイトルで、一文を公開した。

これによると、教師のAさんが教育実習生で担当したクラスの中に、D.O.がいたそうで「自慢しようと、このエピソードを書く事にした」と伝えている。

Aさんは「教育実習に出るとすごく気まずくて、もじもじしていた僕に一番最初に近寄ってきた生徒がギョンスだった」と打ち明け「親切に話しかけてくれたり、世話を焼いてくれたり、自分がどれだけ歌が好きなのかを、毎日のように話してくれた」と振り返った。

そのため、彼にはとても感謝していると言い「僕が公開授業をしたんだけど、前に出て発表も華麗にしてくれて、授業が成功した経験もある」と付け加える。

当時、大手芸能事務所が主催するオーディションで、最優秀賞を受賞したというD.O.の言葉に、Aさんは半分冗談半分本気で、教育実習の最終日にセレナーデを1曲歌って欲しいとリクエスト。彼は最終日、本当に教務室のドアを叩いて入って来て、ポケットから歌詞を取り出し、Bobby Kimの『愛…あいつ』を歌ったそうだ。

その時、D.O.はAさんの手を握りながら歌唱し「その日の事は、本当に忘れられない。教育実習最終日だった事もあり、無性に泣きたくなって涙が込み上げた」という。

このエピソードを目にしたネットユーザーは「ド・ギョンス、*有罪…」「ほんとうにヤバい(エピソード)」「約束を本当に守ってすごい(涙)」「ギョンスは本物だよ…」「ネット小説のテーマだわ」などの反応を見せた。

*有罪:ファンを感動させた罪、韓国の若者の間で使われている褒め言葉

かつて、EXOの振り付けを担当していたある日本人コレオグラファーにインタビューをした事がある。

その際、EXOメンバーとのエピソードを尋ねたのだが、「D.O.の気配りはすごかった」と口を揃えた。食事時間になると、なぜか必ずD.O.が彼らのところへスッとやって来て、配膳して、一緒に食事をしていたんだとか。「言葉は通じないんだけど、懐に入るのが上手で、たくさん笑いあった。人懐っこくて、かわいいヤツ」と、彼の事を語るコレオグラファーの表情は、とても優しくなるのだった。

この書き込みは、D.O.が持つ真の優しさのひとかけらの逸話であり、かつ、彼はそれを色々な場所で、自然とやってのけている人なのだろうと想像が付く。

韓国芸能界に、殺伐とした話題がはびこる中、”自慢”と称した優しさのおすそ分けのような書き込みに、しばし心の痛みが和らぎそうだ。




EXO

EXO(エクソ / ハングル 엑소)は、SMエンターテインメント所属の男性アイドルグループ。 韓国人が8人、中国人が4人の計12人で構成され、2012年4月8日に韓国と中国でデビューした。その後、中国人メンバー3人が相次いで脱退し、現在は9人体制となっている。

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