- イ・ビョンホンが4月19日(現地時間)、スタンフォード大学で開かれたカンファレンスに登壇したニュースが話題だ。
- 役者人生において『オールド・ボーイ』(2004)と『パラサイト 半地下の家族』(2020)のオファーを断ったのを後悔していると明かした。
- デビュー後すぐに主役に抜擢されて以降、約30年間に渡り全盛期が続いている彼の俳優人生をご紹介。

俳優のイ・ビョンホン(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
イ・ビョンホンが、俳優人生における後悔を打ち明けた。
4月19日(現地時間)、米カリフォルニア州のスタンフォード大学で講演を行った彼。
「韓流の未来(The Future of Hallyu):グローバルステージの韓国映画」というカンファレンスで、自身の役者人生を紹介した。
その中で、参加者からの「オファーを断って後悔したことはあるか」との質問に、あの名作のタイトルを口にする。
『第57回カンヌ国際映画祭』でグランプリを受賞した『オールド・ボーイ』(2004)と、『第92回米アカデミー賞』で4冠王に輝いた『パラサイト 半地下の家族』(2020)だ。
縦横無尽にお茶の間とスクリーンを行き来し多くの作品で活躍してきたイ・ビョンホンだが、そんな彼にも心残りなことはあるようだ。
ちなみに出演の提案を断ったのは、スケジュールが合わず断念せざるを得なかったからだという。
韓国芸能界の第一線で活躍し続け、出演作が途切れることのない彼らしい理由ではないだろうか。
そんな華やかな彼の役者人生は、デビュー後ほどなくして始まった。
1991年にKBSの『風の花は枯れない』と『アスファルト 我が故郷』に脇役として出演し、翌年にはいきなり主役に抜擢。

『アスファルト 我が故郷』に脇役として出演したイ・ビョンホン(画像出典:KBS2)
その中の1つ『明日は愛』では、なんでも器用にこなすイケメン大学生役を担当。これが女性視聴者の心を掴み、なんとデビュー2年目にして一躍青春スターに。
以降、現在まで各作品で主役を担当している。同時期に活動をスタートした役者が年齢を重ね、主演ではなく主人公の母親や父親役など大御所的な配役に変わる中で、イ・ビョンホンは極めて稀なケース。
なんと約30年間も全盛期が続いていることになる。韓国俳優の中で最も長いのではないだろうか。
新人の役者が誕生し何度も世代交代があった芸能界において、常に中心にいるのが彼だ。
また、その間にはスキャンダルで世間を騒がせたこともあったが、高い演技力が“免罪符”となったのだろうか、何もなかったかのようにトップ俳優としての地位を守っている。
そんな彼は1990年代には『アスファルトの男』(SBS/1995)や、『白夜』(邦題/SBS/1998)、『Happy Together』(SBS/1999)で活躍、2000年代に入ると、『美しき日々』(SBS/2001)や『オールイン』(SBS/2003)をヒットに導いた。

本国のみならず日本でも支持を得た『オールイン』(画像出典:SBS)
またこの頃には、日本で韓流スターとしての地位を築き、その人気ぶりは、当時ヨン様ブームを巻き起こしたペ・ヨンジュンに匹敵するほど。第1次韓流ブームを盛り上げた立役者の1人だ。
そしてその後は、『IRIS-アイリス-』(KBS2/2009)や『ミスター・サンシャイン』(tvN/2018)、『私たちのブルース』(tvN/2022)など、長きに渡りドラマ界で華やかな活動を繰り広げている。
それは映画界でも同様。1995年にスクリーンデビューして以降、多くのヒット作を生み出してきた。
その代表作の1つが、南北分断を背景に男たちの友情を描いた映画『JSA』。観客動員数約579万人を記録して大ヒットし、本国のみならず日本でも支持を得た。
2001年には生まれ変わりをテーマにした純愛ロマンス『バンジージャンプする』が公開され、2作連続で話題と人気をほしいままに。

『JSA』に続きヒットした映画『バンジージャンプする』(画像出典:Daum movie)
以降、『甘い人生』(2005)、『王になった男』(邦題/2012)、『インサイダーズ/内部者たち』(2015)、『白頭山大噴火』(2019)などが代表作だ。
本記事で紹介した作品はデビュー1年目のものを除き、全てが彼の主演作、見たことのない人でも一度くらいはタイトルを耳にしたことがあるはず。
韓国のドラマ界と映画界を先頭に立って長年盛り上げてきたイ・ビョンホン。
そんな彼だけに『オールド・ボーイ』と『パラサイト 半地下の家族』に出演していたら・・、と思いを馳せる人は多いのではないだろうか。
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