- ハン・ソッキュ主演のSBS『浪漫ドクターキム・サブ3』が、4月28日に初回放送を控えている。
- 彼といえば、主にスクリーンで活躍し輝かしい実績を残してきた韓国が誇る人気ナンバー1俳優だ。
- しかし好成績を残しながらも韓ドラ独自のシステムにより、超端役を務めた過去がある。
![『浪漫ドクターキム・サブ3』は、4月28日にスタートする](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2023/03/202304-new-koreandrama-lineup-2.jpg)
4月28日にスタートする『浪漫ドクターキム・サブ3』(画像出典:SBS)
SBS『浪漫ドクターキム・サブ3』が4月28日にスタートする。
韓国ドラマの中で最も高い支持を得ていると言われるシリーズものの第3弾だ。
シーズン3まで続くほど愛されている理由は、主演を務めるハン・ソッキュなしには語れないだろう。
本シリーズの人気を先頭に立って牽引、優れた演技力で多くの視聴者を魅了してきた。
そんな彼は、これまでにも数々の作品で実績を上げてきた人物。
中でも全盛期だった1990年代後半から2000年代前半にかけてのスクリーンでの活躍ぶりには、目を見張るものが。
事実彼の快進撃を肌で感じていたチョン・ドヨンが当時を振り返り、“ハン・ソッキュが出る映画”なのか“出てこない映画”なのかが、作品に対する世間の関心を左右していたと語ったことがある。つまり、ハン・ソッキュが天下を取っていたようなものだ。
(関連記事)チョン・ドヨン、母の涙にも破格なベッドシーンに臨んだ理由「秩序を変えたかった」
こうして各作品で圧倒的な演技を披露し、確かな実力を示していった彼は、本国が誇るナンバー1俳優という地位を不動にする。
彼に対する世間の信頼は厚く、いまや韓国芸能界におけるスターでありレジェンドのような存在だ。
![映画『シュリ』で、全盛期を迎えたハン・ソッキュ](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2021/12/kcontents-movie2.jpg)
ハン・ソッキュが全盛期を迎えた頃の映画『シュリ』(画像出典:movie.naver)
しかしそんな彼には、現在の地位からは想像もできない、苦悩したであろう過去があるのをご存じだろうか。それは映画界で活躍する以前のこと。
大学で演劇映画科を専攻するも、容姿に自信がなかった彼は一時声優として活動していた。
そしてその後、役者の道を諦められなかったのか、1991年からMBCの公募タレントとして活動を開始することに。
比較的早い段階で主演を務めるようになり、『パイロット』(1993)では46.2%、『ソウルの月』(1994)では自己最高記録である48.7%という50%近い最高視聴率を叩き出した。
![『ソウルの月』](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2023/04/koreanactor-hansokkyu-history-3.jpg)
『ソウルの月』(画像出典:MBC『ソウルの月』)
ところが、飛ぶ鳥を落とす勢いだった彼が1994年に『挑戦』で脇役を、『カレイスキー』ではなんとエキストラに近い端役で出演する。
なぜなら、彼がMBCの公募タレント、つまり“社員”だったから。
1990年代、役者は放送局に所属し、その局の専属タレントとして活動する時代だった。上からの指示があれば、局が手掛ける作品に出演する必要があったのだ。
※韓国では、放送局に所属する俳優の事を“タレント”と呼ぶ
このため『挑戦』には、視聴率をアップさせる切り札として導入され、『カレイスキー』には、局のタレントだからという単純な理由で指名されたのだとか。
ハン・ソッキュをちょい役で投入するとは、なんともぜいたくな作品だ。
ちなみに、2000年代に入ると局に所属せずに活動する役者が登場しはじめたものの、このシステム自体は、MBCが2004年まで、イ・ビョンホンなどが所属していたKBSが2008年まで、SBSが2009年まで採用し廃止された。
このような時代を経てハン・ソッキュは、1995年に放送された『ホテル』を最後に映画界に進出、途中特別出演などでお茶の間に帰ってくるも、2011年の大ヒット作『根の深い木―世宗大王の誓い―』(SBS)まで一時ドラマ界から離れていた。
演技者にとって演じる役は、その後の役者人生に影響を及ぼす重要なもの。それだけに誰しも作品選びには慎重を期するものだ。
![ハン・ソッキュは、『浪漫ドクターキム・サブ』シリーズの人気を牽引してきた](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2023/04/koreanactor-hansokkyu-history-1.jpg)
『浪漫ドクターキム・サブ』シリーズの人気を牽引してきたハン・ソッキュ(画像出典:SBS)
しかしその選択肢がなかった時代を生き抜いてきたハン・ソッキュ。
与えられた役で高視聴率を叩き出してきた実力を持つ彼だからこそ、いまだなおナンバー1俳優として君臨し続けているのかもしれない。
編集部おすすめ記事![blank](https://danmee.jp/wp-content/plugins/wp-fastest-cache-premium/pro/images/blank.gif)
-
ビッグネームが続々と還ってくるかも!新作ドラマ出演検討中の韓流スター6人
-
ギャップ萌え!「遊んでくれる彼女」 韓国俳優 オム・テグ 驚きの素顔エピソード
-
終わる前に急げ!Netflix他 8月VOD配信終了予定の韓国ドラマ12選
-
PTA活動に悩んだ私がドはまりした韓国ドラマ4選
-
【24年7月第3週】オム・テグ 3週連続1位!韓国ドラマ俳優 話題性トップ5
-
夏休みに韓ドラ聖地巡礼!ピョン・ウソク主演「ソンジェ背負って走れ」ロケ地5選
こちらも投票お願いします!
こちらの検定もチャレンジ!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
首都圏 ローカルテレビ局で視聴可能!8月放送予定の韓国ドラマ4選
-
終わる前に急げ!Netflix他 8月VOD配信終了予定の韓国ドラマ12選
-
18時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
チョン・ヘイン、ヒョンビン‥窮地の韓国映画「火消し役」男性スター3人の下半期期待作
-
19時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
【24年7月第3週】オム・テグ 3週連続1位!韓国ドラマ俳優 話題性トップ5
-
“6カ月連続首位”イ・ミンホ「7月韓国俳優 人気No.1決定戦」アンケート調査で1位!
-
PTA活動に悩んだ私がドはまりした韓国ドラマ4選
-
夏休みに韓ドラ聖地巡礼!ピョン・ウソク主演「ソンジェ背負って走れ」ロケ地5選
-
ビッグネームが続々と還ってくるかも!新作ドラマ出演検討中の韓流スター6人
-
【24年7月第3週】「グッド・パートナー」二兎を得た!最新韓ドラ話題性トップ5
-
ギャップ萌え!「遊んでくれる彼女」 韓国俳優 オム・テグ 驚きの素顔エピソード
-
「日本人K-POP5人組」UNICODEが日韓で話題‥韓国ネットで議論される「K-POPの定義」とは
-
ぶっちぎりの1位!TXT テヒョン、K-POPファンが選定した今年No.1「夏のプリンス」
-
恋の季節”夏”に観たくなる!8月BS・CS放送予定の韓国ロマンス映画5選
-
高視聴率獲得に貢献!チャン・ナラ主演 歴代SBS韓ドラ4選
-
あなたはどれを観る?Netflix他 8月配信開始 韓国ドラマ&映画7選
-
大ヒット時代劇から今年公開の超最新作まで!8月BS韓ドラ17選 放送情報まとめ
-
NewJeans・ZB1ら「2024 SBS歌謡大典 Summer」のブルーカーペットに登場!(PHOTO7枚)
-
aespa カリナが今月のNo.1に!「7月ガールズグループ個人ブランド評判」TOP5
-
そういえば、いつやるんだっけ?世界的にヒットしたNetflix韓ドラ6作「続編」公開予定まとめ
-
マ・ドンソク主演映画「犯罪都市 PUNISHMENT」の新場面写真10点が一挙解禁!!
-
“2カ月連続1位” BTS ジン!「7月ボーイズグループ個人ブランド評判ランキング」TOP5
-
【7月14日~7月20日】チャン・ナラ主演作15%台目前!最新韓国ドラマ視聴率トップ3
-
SHINee ミンホ・NCT 127ら出演「UTO FEST 2024 in YOKOHAMA」の公演チケットを100名様にプレゼント!
-
DKB、新曲「Flirting X」の振付映像を公開‥腹筋を見せる“Flirtingパフォーマンス”が話題
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。