JTBC(Netflix)ドラマ『わかっていても』に出演し、人気と注目を浴び始めていたキム・ミングィ。この途中で、元交際相手の暴露により活動自粛となってしまった。約1年もの自粛期間を経てドラマ復帰となったのが、今月9日より公開されたNetflix(ネットフリックス)オリジナルシリーズ『ナルコの神』だ。彼が劇中で扮したキャラクターに注目が寄せられている。
二股交際の発覚で活動自粛中だった俳優のキム・ミングィが、約1年ぶりにドラマ復帰を果たし話題となっている。
彼が出演したのは、今月9日より公開されたNetflix(ネットフリックス)オリジナルシリーズ『ナルコの神』。
南米の国、スリナム共和国で”無敵の麻薬王”によって汚名を着せられた韓国人男性が、国家情報院の極秘任務に参加し、再び麻薬王に接近。そこで繰り広げられるストーリーを描いた作品だ。
キム・ミングィの復帰作『ナルコの神』
劇中、キム・ミングィは、韓国人牧師に偽装し、スリナムで麻薬密売組織を作り麻薬王になったチョン・ヨファン(ファン・ジョンミン扮)の側近、イ・サンジュンに扮した。
彼はここで、強烈なビジュアルと重量感のある演技を披露し、重要な役割を完璧にやり遂げている。
『ナルコの神』は、映画『悪いやつら(邦題/2012)』や『工作 黒金星と呼ばれた男(邦題/2018)』のメガホンを取ったユン・ジョンビン監督が、Netflixとタッグを組んで制作した、初のドラマシリーズ演出作。
ハ・ジョンウ、ファン・ジョンミン、パク・ヘス、チョ・ウジン、ユ・ヨンソクと、興行力を兼ね備えた実力派俳優が顔を揃え、また、韓国ドラマ史上、最高額と言われる350億ウォンの製作費が投入されたことでも注目を集めた作品だ。公開から2日目にして、Netflixの順位集計サイト”フリックスパトロール”で世界8位にランクインし、悪くないスタートをきっている。
過去に起こした”私生活騒動”とは
全世界から熱い視線を受け、”第2の『イカゲーム』”と囁かれる大作でカムバックを遂げたキム・ミングィ。彼が過去、世間を騒がせた事件とはどのようなものだったのだろうか。
2021年、JTBC(Netflix)ドラマ『わかっていても』に出演し、人気と注目を浴び始めていたキム・ミングィだったが、私生活騒動と新型コロナウイルスの防疫指針を違反した疑惑が浮上。
これは、元交際相手とされる女性が、オンラインコミュニティーを通じて彼の過去を暴露したことによるもの。
元交際相手は、キム・ミングィと6年ほど交際してきたことを告白。続いて、自身と付き合っている間に二股をかけられ「この恋は火遊びに過ぎない」などと暴言を吐かれたと主張していた。
また、新型コロナウイルスの濃厚接触者であるにも関わらず、隔離期間中に他の女性と会うため、無断外出をしたことなども暴露している。
これに対し、彼の所属事務所は「私生活の問題については過ちを認めているが、新型コロナウイルスの自主隔離指針を違反したことは事実ではない」と釈明。キム・ミングィも自身のSNSに自筆の手紙を投稿し、今回の騒動を謝罪している。
騒動の余波は、出演中だった『わかっていても』にも及んだ。
これを受け、ドラマ関係者は「キム・ミングィの役割は大幅に縮小される」とし「残りの出演分も最大限編集する」と発表。ヒロインの友人役という重要なポジションだったにもかかわらず、キム・ミングィの出演シーンは大幅にカットされてしまうことに。
私生活を暴露され、1年の自粛期間を持つことになったキム・ミングィ。久々のドラマ復帰となった彼は、劇中で抜群の存在感を放っている。本作をきっかけに、役者としてさらなる活躍を見せるのか注目されている。
(構成:星野沙)
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