SBSドラマ『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~(邦題/2016)』は、今を輝くスターが出演した作品として有名だ。その一人が、悪役に扮した俳優のホン・ジョンヒョンだ。そんな彼が、約3年ぶりにドラマ『アリが乗っています』に出演。気になるストーリーと、彼の役柄を紹介する。
2016年に放送されたSBSドラマ『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~(邦題/2016)』は、日韓共に話題作となった作品の一つだ。
IU(アイユー)演じるヒロインのコ・ハジンが、ある日突然現代からイケメンだらけの高麗皇室に、別人となってタイムスリップしてしまい慣れない世界で繰り広げる、ロマンティック時代劇。
少女漫画を思わせるスト-リーが、視聴者の心を掴んだ。
主演にイ・ジュンギとIUを迎え、カン・ハヌル、ナム・ジュヒョク、EXO(エクソ)のベクヒョン、少女時代(SNSD)ソヒョンなどが脇を固めて作品を盛り上げ、今では二度と集まれないであろう超豪華キャストで彩られた。
その中に、俳優のホン・ジョンヒョンがいたのを覚えているだろうか。前出の出演者と比較すると、まだそこまでの人気は得られていないが、同作で第3皇子ワン・ヨを演じ、身の毛がよだつような悪役ぶりで注目を浴びた。
そんな彼が、TVINGオリジナルドラマ『アリが乗っています』で、約3年ぶりにドラマに復帰し熱演中だ。
韓国では8月12日に初回放送を迎え、リアリティー溢れるエピソードの数々が既に視聴者の共感を呼んでいる。
同作は、様々な事情により株式市場に飛び込んだ5人のアリ(個人投資家)が、株式に関する集まりを通して人生を悟るストーリー。
ホン・ジョンヒョンは、株にトラウマを持ち、33歳でコンビニのアルバイトをするチェ・ソヌ役に扮している。
そして、株式投資で住宅資金を失った高級ブランドショップの販売員ユ・ミソ(ハン・ジウン扮)、その日暮らしのカン・サン(チョン・ムンソン扮)、人生の第2幕を準備する豚足店のチョン・ヘンジャ(キム・ソニョン)、退職した英語教師キム・ジンベ(チャン・グァン扮)と共に、株式の世界で喜怒哀楽を経験する様子を描く。
8月8日に行われた製作発表会では、2019年に入隊しブランクがあったことに触れ、「(役者としての)空白期間は、現場に早く戻りたい一心で、すぐにでも行って演じたいという気持ちでした」と情熱を示した。
ホン・ジョンヒョンが担当するチェ・ソヌは、作品の中で重要な役柄に位置付けられている。それだけに、同作への強い意気込みがあり、『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』を通して、好評を得たことのある彼の演技が期待される。
ちなみに『アリが乗っています』は、現在は日本で配信されておらず今後の予定についても分かっていることはない。この先、万が一視聴できるようになれば、ぜひご覧になってはいかがだろうか。
(構成:西谷瀬里)
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