俳優のカン・ドンウォンが、映画『ベイビー・ブローカー』の公開を記念し、6月に緊急来日していた。ハンサムなルックスは年齢を重ねてもいまだ健在で、芸能界に彗星のごとく現れ、韓国中を騒がせた頃を思い起こさせる。本記事ではそんな時代を振り返ってみた。

俳優のカン・ドンウォンが主演を務める映画『ベイビー・ブローカー』の公開を記念して、6月に緊急来日。韓国を代表するイケメンと言われる彼は、41歳(日本年齢)になっても、変わることのない高いビジュアルを誇った。

俳優のカン・ドンウォンは、緊急来日し舞台挨拶をした。

緊急来日し、舞台挨拶をした俳優のカン・ドンウォン。

また最近は、ASTRO(アストロ)のメンバーで、整った容姿が有名なチャウヌと、ルックスが比較され再注目を浴びている。現在のチャウヌと同じ年齢の頃の彼の写真を見て、美しさに驚く人も。

現在、チャウヌが“顔の天才”と称され人気を得ているが、元祖といえばカン・ドンウォンの名が挙げられるだろう。

カン・ドンウォンの過去の写真が、チャウヌ(上)の美貌と比較されている。

チャウヌ(上)とその美貌が比較されているカン・ドンウォンの過去の写真(下)。(画像出典:fantagio,オンラインコミュニティー)

そんな彼は、大学2年生の時に地下鉄でスカウトされ、モデル界に入ったことがきかっけで俳優になった人物。

約20年前、がっしりとした体格に短髪という男らしい男性が支持を得た韓国で、体の線が細く、長髪で目の大きいカン・ドンウォンの登場は、新鮮かつ衝撃的だった。

事実、モデル業界で名を知らしめ、韓国モデルとしては初めてパリのプレタポルテコレクションのステージに立っている。また、高級ファッションブランド『PRADA(プラダ)』のランウェイに招待されたこともあるほど。

日本の有名ブランド『UNDERCOVER(アンダーカバー)』や『NUMBER (N)INE(ナンバーナイン)』のデザイナーからも注目されていたという。

2002年には、メンズファッションマガジン『GQ KOREA(ジーキューコリア)』の「韓国を騒がせた18人」に、錚錚たる面々が名を連ねる中、男性モデルとして唯一選出された。

こうして、世界を股にかけて活躍したカン・ドンウォンだが、徐々に俳優へとシフトしていく。元々、役者を志していたのだという。

このため、前出の『PRADA』のファッションショーへの出演は、演技の道に進む準備期間であることを理由に断ったとか。誰もが羨むようなチャンスをふいにするほど、当時のカン・ドンウォンの人気には目を見張る勢いがあった。

それだけに、ドラマ界への進出もとんとん拍子に進んだようで、2003年3月に『威風堂々な彼女(MBC)』で俳優としてデビュー。同年の7月には『1%の奇跡(MBC)』で、生意気なイケメン財閥御曹司役として登場し、お茶の間に名が知られ始める。

カン・ドンウォンは、『威風堂々な彼女(MBC)』に出演した。

『威風堂々な彼女(MBC)』に出演した際のカン・ドンウォン。(画像出典:MBC)

2004年2月公開の映画『彼女を信じないでください』では、複数の授賞式で新人賞や人気賞を獲得した。

そして同年7月には、彼を一躍スターダムへと導いた映画『オオカミの誘惑』で主演を務め、劇中、ヒロインに傘をさしてあげる場面は、韓国映画史上に残る“胸キュン”シーンとしていまだ語り継がれているほど。

カン・ドンウォンは、『オオカミの誘惑』に出演した。

『オオカミの誘惑』でのカン・ドンウォン。(画像出典:movie.naver)

『オオカミの誘惑』には、韓国映画史上最高級と言われる”胸キュン”シーンがある。

『オオカミの誘惑』で韓国映画史上最高級と言われる”胸キュン”シーン。(画像出典:movie.naver)

以降は、2004年のSBS『マジック』を最後に、ドラマ界から自ら手を引き、スクリーンをメインに活動を繰り広げている。

気になる今後に関しては、既に映画『アクシデント(仮題)』のクランクアップを今年2月に迎えており、『ベイビー・ブローカー』の後は同作で観客を楽しませる予定だ。ちなみに現段階で、公開日については発表されていない。

モデルとして脚光を浴び、その後俳優としても成功を収めたカン・ドンウォンの活躍から目が離せない。

(構成:西谷瀬里)






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