JTBC(Netflix)『私の解放日誌』で好演した俳優のイ・ギウは、過去に女優のイ・チョンアとの決別後、互いのSNSをフォローしあう姿が話題を呼んだ人物だ。本記事ではそんな彼の過去の恋愛と、現在まで歩んできた俳優人生に触れる。

最近、最終回を成功裏に終えたJTBC(Netflix)『私の解放日誌』。

『私の解放日誌』は、イ・ギウが出演し最近最終回を迎えた

イ・ギウが出演し、最近最終回を迎えた『私の解放日誌』(画像出典:JTBC)

劇中、ヨム・ミジョン(キム・ジウォン扮)の職場の同僚で、離婚後1人で子どもを育てるシングルファーザーのチョ・テフン役を演じているのが俳優のイ・ギウだ。

娘を育て、姉を助けるために歯車のように淡々と生きる内向的な性格のキャラクターで、視聴者に印象を残した。

イ・ギウは、『私の解放日誌』でシングルファーザー役を演じた

『私の解放日誌』でシングルファーザー役を演じたイ・ギウ(画像出典:JTBC)

しかし以前に同ドラマに関するインタビューに答え、当初は内向的なチョ・テフンの気持ちが「台本を読んでも理解できなかったです」と語り、「監督に何度も助言を求めた」と吐露したことがある。

本来外向的な性格を持つイ・ギウにとって、真逆のチョ・テフンという役になりきるのには苦労があったようだ。

事実、過去のエピソードからも彼の外向的な一面を伺い知ることができる。

イ・ギウは2013年に、tvNドラマ『イケメンラーメン店(2011)』で共演した女優のイ・チョンアとの交際を公式に認め、2019年に決別。

イ・ギウとイ・チョンアは、『イケメンラーメン店』で共演した

『イケメンラーメン店』で共演したイ・ギウとイ・チョンア(画像出典:tvN)

しかしその後も、互いのインスタグラムアカウントをフォローし合い、時には投稿に“いいね”をするなど、友達もしくは俳優仲間として関係を続けている。

ちなみに、交際当時に出演したあるバラエティー番組で、結婚の予定について聞かれると、「まだ準備が必要だと思います」と回答。

他の番組でも、「仕事に対する情熱が溢れている時期です」と、具体的な計画がないことを伝えた。

以降、彼に熱愛報道はなく結婚もしていない。

ところでイ・ギウが2006年に、日本の大手菓子製造業者 森永製菓の『DARS』の専属モデルに抜擢されたのをご存じだろうか。

彼が出演したMBCドラマ『イブの反乱(2006)』で見せた演技が、森永製菓側の目に留まり、高く評価されてのことだった。

イ・ギウは『イブの反乱』に出演した

『イブの反乱』に出演した際のイ・ギウ(画像出典:MBC)

彼はこの時以外にも同様の経験があり、大学生の頃に優れたビジュアルから、モデルに抜擢されたことがきっかけで演劇界に足を踏み入れている。

その後、2022年にNoel(ノウル)のメンバー ナ・ソンホの楽曲『100日という時間』のミュージックビデオでデビューした。

また、同年に『ハムレット』で脇役として演劇界に入り、2003年には女優のソン・イェジンが主演を務めた『ラブストーリー』で映画デビューまで果たしている。

映画初出演であったにも関わらず、助演ではあったものの主人公と深く関わり、ストーリーの展開上欠かせない役柄を演じていた。

『ラブストーリー』は、イ・ギウの映画デビュー作

イ・ギウの映画デビュー作『ラブストーリー』(画像出典:namu wiki)

2015年にあるバラエティー番組出演し、190cmという高身長のせいでドラマにキャスティングされづらい旨の発言を本人がしたことが、『ラブストーリー』以降は、現在までほぼ毎年、映画界とドラマ界を行き来しながら活動を繰り広げている。

日本でも有名なところでは、女優のチェ・ジウが主演を務めたSBSドラマ『スターの恋人(2008)』に出演し、イ・マリ(チェ・ジウ扮)を想い続ける財閥の甥っ子チョン・ウジン役を演じた。

2008年に『スターの恋人』に出演したイ・ギウ

イ・ギウが2008年に出演した『スターの恋人』(画像出典:SBS)

2016年には、2PM(トゥーピーエム)のメンバー イ・ジュノが初出演して話題を呼んだ、tvNドラマ『記憶~愛する人へ~』で、それまでの彼のイメージになかった傍若無人で暴力的な財閥3世役を見事に演じ、俳優としての新たな可能性を示した。

イ・ギウは、『記憶~愛する人へ~』で暴力的な役柄を演じた

『記憶~愛する人へ~』で暴力的な役柄を演じたイ・ギウ(画像出典:CJ E&M )

そして、今年『私の解放日誌』でも新たな役柄に挑戦し、俳優としてさらなる成長を遂げた。

モデルから俳優の道に進み、常に進化し続けているイ・ギウの今後の活躍がより一層期待される。

(構成:西谷瀬里)




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