俳優であり歌手としても活躍するチ・ヒョヌが、2021年の下半期より放送中のKBS2ドラマ『紳士とお嬢さん』で、演技大賞とカップル賞を受賞。2冠を手中に収めた。そんな中、彼のあるエピソードに再びスポットが当てられている。

チ・ヒョヌの過去の行動が話題だ。

KBS演技大賞とカップル賞を受賞したチ・ヒョヌ

KBS演技大賞とカップル賞を受賞した俳優であり歌手のチ・ヒョヌ。(画像出典:KBSドラマ 公式Instagram)

KBS2ドラマ『紳士とお嬢さん』に出演中のチ・ヒョヌは、2021年の年末に開催された『KBS 演技大賞』に出席し、演技大賞とカップル賞を受賞。2冠の王者となった。

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2001年、彼の芸能生活がスタートしたのだが、当時は俳優ではなくThe NuTs(ザ・ナッツ)の初代ボーカル&ギターとして、デビューしていることをご存じだろうか。さらに興味深いのは、彼らのデビュー曲は日本で1992年にリリースされ、大ヒットを記録した中山美穂&WANDSの『世界中の誰よりきっと(カバータイトルは『愛のバカ』)』なのである。

その翌年には俳優としてもデビューを飾り、2003年にKBSが開催した『KBS第20期 公開採用タレント』に最年少で合格、2004年にシットコム『オールド・ミス・ダイアリー』に出演し、視聴者から”国民の年下男”と呼ばれるように。

『オールド・ミス・ダイアリー』

『オールド・ミス・ダイアリー』に出演し”国民の年下男”と呼ばれるように。(画像出典:KBS Entertain: 깔깔티비動画キャプチャー)

二足の草鞋を履きながらも、第一線で活躍し続けるチ・ヒョヌだが、意外にも大賞を手にしたのは今回が初めてのこと。

そんな彼が、過去に大衆の前で起こした行動が再び注目を浴びている。

韓国メディアのentalktalk(芸能トークトーク)によると、この出来事は”俳優チ・ヒョヌ”を語る上で、欠かせないものだという。

そのドラマとは、2012年に放送されたtvN『イニョン王妃の男』。チ・ヒョヌとユ・インナがダブル主演を務め、300年の時を超えたタイムスリップロマンスドラマだ。

『イニョン王妃の男』ポスター

tvNドラマ『イニョン王妃の男』ポスター。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS、画像出典:tvN)

本作はケーブルテレビとしては、当時の最高視聴率を獲得するなどの大きな人気を集め、最終回を視聴者と一緒に視聴するというイベントが開催される。そして、イベントに参加したチ・ヒョヌは突然「皆さんのメンタルが崩壊するかもしれません。僕はユ・インナさんを、心から愛しています」と公衆の面前で告白したのだ。

驚いたのは会場にいたファンだけでない。チ・ヒョヌの所属事務所も、この発言については知らされておらず、マスコミからの問い合わせには「若い男女が愛を告白するのはよくあること、何もコメントすることはない」と言うに留めるしかなかったのだという。

しかしこの告白で、チ・ヒョヌとユ・インナは実際に恋人関係へと発展。およそ2年にわたり交際を続けた後、破局している。

“演技大賞”受賞という栄冠を手にすると同時に、思わぬ過去にもスポットが当てられてしまったチ・ヒョヌ。そんな“若気の至り”を経験した彼も、今や37歳(日本年齢)の”紳士”となった。俳優としても歌手としても、まだまだ脂が乗った世代だけに、さらなるステージへの活躍が楽しみだ。

The NuTs『愛のバカ』(Remaster Ver.) (動画出典:YouTube OGAM Entertainment)









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