tvN(Netflix)『ヴィンチェンツォ』の劇中、ヴィンチェンツォに惚れこんでいた対外安全保障情報局のアン・ギソク。これを演じた俳優のイム・チョルス自身も、ドラマと同じくソン・ジュンギに対し深い愛情を抱いていたという。

惜しまれつつも最終回を迎えた、tvN(Netflix)『ヴィンチェンツォ』。
幕を閉じた後もインターネット上ではさまざまな”考察”が繰り広げられ、”ヴィンチェンツォロス”になった日韓の視聴者から溢れんばかりの愛が届けられている。

国内だけでなく国外の視聴者を魅了した本作がここまで愛されているのは、出演者たちの間でも多くの愛に溢れていたからではないだろうか。

『ヴィンチェンツォ』潜入捜査の情報要員 “アン君”

劇中、クムガプラザにあるイタリアンレストランに弟子入りした”アン君”こと、アン・ギソク役を扮した俳優のイム・チョルスが、主演俳優のソン・ジュンギに対し特別な愛情を語っている。

俳優のイム・チョルスは劇中、アン・ギソク役に扮した

劇中、アン・ギソク役に扮した俳優のイム・チョルス(画像出典:tvN)

アン・ギソクなるキャラクターは、表向きはトトの経営するレストランのボーイをしているが、実は対外安全保障情報局の海外犯罪組織対応チーム、イタリア部チーム長だ。イタリアからやってきたマフィアのコンシリエーレ、ヴィンチェンツォ・カサノの捜査をするためにレストランに潜入した。

しかし、捜査を続けるうちに、ヴィンチェンツォの紳士的な姿や、人助けをする様子、さらに少年たちにお灸をすえるといった面倒見の良いシーンを見て、彼の魅力にハマってしまう。遂にはカサノ・ファミリーの一員にまでなり、クムガプラザの人々とともに巨悪に立ち向かっていくようになるのだ。

最終的に、ヴィンチェンツォの”ファンクラブ会長”にまでなったアン君だが、その想いは演技だけではなかったよう。

アン君はヴィンチェンツォの"ファンクラブ会長"にまでなった

ヴィンチェンツォの”ファンクラブ会長”にまでなったアン君(画像出典:tvNdrama公式Instagram)

アン君がヴィンチェンツォの熱烈なファンだったように、それを演じたイム・チョルスもソン・ジュンギの長年のファンだったという。”*成功したオタク”となったイム・チョルスは、ソン・ジュンギについて「相手を正確に見ることができる俳優」と絶賛した。

*成功したオタク:ファンだと公言し、憧れを抱いていた大好きなアイドルに直接会うことが出来た芸能人や著名人

続いてイム・チョルスは「彼は技術やトリックを使わず、見た通りに行動します。僕より年下なのに、まるで年上のような部分が多いんです。それで、ずいぶん長く敬語を使っていました」とし「ヴィンチェンツォを見るアン君のように、私も実際にソン・ジュンギさんをそのように見ています」と惜しみない愛情を表現。

さらに「クムガプラザは愛です」と語るほどクムガプラザ・ファミリーへの愛情も深く、イム・チョルス曰く「そのエピソードを語りきるには1カ月ほどかかる」そうだ。

先輩たちのおかげで涙が出るほど笑うことが多く、まるで演劇公演をするかのようだったと話したイム・チョルスは「クムガプラザの人たちは本当に楽しく撮影したと思います。それが作品から見えるという言葉をたくさんいただいて、それが一番嬉しかったです」とし、「堂々と『はい、そうです。本当に面白くて、本当に幸せに撮影しています。終わるのが嫌です』と言えます」と、心から愛して尊敬していることを語っていた。

クムガプラザ・ファミリーの面々。ダークヒーローたちを手助けした

ダークヒーローたちを手助けしたクムガプラザ・ファミリーの面々(画像出典:tvNdrama公式Instagram)

舞台で演技を培ってきたイム・チョルス

『愛の不時着』イム・チョルス

『愛の不時着』にも出演したいたイム・チョルス(画像出典:tvN スクリーンショット)

本人は至って真剣なのに、どこかコミカルに見えるキャラクターを演じたイム・チョルス自身も、同じように視聴者から多くの愛を受けている。

2004年に演劇『かもめ(原題)』でデビューした彼は、舞台やミュージカルを中心に活躍を見せ、演技力を培ってきた。その後、映画とドラマを行き来し、特に彼の名を広めたのが映画『神と共に』シリーズとドラマ『愛の不時着』だろう。

日本でも大ブームを巻き起こしたtvN『愛の不時着』では、ソン・イェジン扮するヒロインのユン・セリが加入している生命保険会社の担当者として登場。不器用ながらも必死にセリを探す姿が印象深く、脇役でありながらも抜群の存在感を放っていた。

どの作品でも隙の無い演技で人々を魅了しているイム・チョルス。
次回作は、『ヴィンチェンツォ』で共演したキム・ソルジン、ヤン・ギョンウォンとともに出演する演劇『完璧な他人』だ。彼の古巣である舞台でどのような表現を見せるのか、ドラマファンからも熱い視線が寄せられている。









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