大人顔負けの演技を披露し、視聴者を和ませ、末永く愛を注がれる存在である子役俳優。なかでも人気急上昇中なのが、キム・ガンフンだ。彼がここまで多く愛される理由とは。

子役俳優の活躍が目覚ましい韓国芸能界。現在のドラマや映画界を盛り上げるだけでなく、未来を担う存在として多くの子役俳優たちが注目を浴びている。

なかでもここ数年、愛らしさに加え演技力の高さから人気急上昇中なのが、キム・ガンフンだ。

子役俳優のキム・ガンフンは成長し、まるでK-POPアイドルのようなビジュアルに

すっかり成長し、K-POPアイドルのようなビジュアルを誇る子役俳優のキム・ガンフン(画像出典:キム・ガンフンInstagram)

2009年6月生まれで現在11歳のキム・ガンフンは、2013年にMBCのリアリティープログラム番組を通じて芸能界にデビュー。2014年に放送されたMBC『傲慢と偏見』で俳優活動をスタートした彼は、その後も各放送局の人気ドラマ作品に出演している。

彼の名を広めたのは、tvN『ミスター・サンシャイン(2018)』で、イ・ビョンホン扮するチェ・ユジンの幼少時代を演じたことから。
その後、『第56回百想芸術大賞』や『第47回韓国放送大賞』などで数々の賞に輝いたドラマ『椿の花咲く頃(2019)』にて、女優コン・ヒョジンの息子”ピルグ”役に扮し、優れた演技力を披露した彼は子役俳優としての人気を決定づけた。

キム・ガンフンはドラマ『椿の花咲く頃』でコン・ヒョジンの息子を演じて視聴者を感動させた

ドラマ『椿の花咲く頃』でコン・ヒョジンの息子を演じて視聴者を感動させたキム・ガンフン(画像出典:コン・ヒョジン Instagram)

これ以降も、Netflixオリジナルコンテンツ『キングダム シーズン2』、JTBC『18アゲイン』、tvN『スタートアップ』、tvN『哲仁王后』などに出演し、人気俳優たちの幼い頃を演じて、子役俳優としてのフィルモグラフィーを積み重ねている。

また、3月より韓国で放送がスタートするイ・スンギ主演作、tvN新水木ドラマ『マウス』への出演も確定し、子役界のトップスターとしてより豊かな演技を披露する予定だ。

2014年から現在までのドラマや映画の出演作は、主演や端役まで含めると約28作品にも上る。出演作を重ねる度に、身体的にも、演技面でも、目を見張るような成長を見せるキム・ガンフン。

赤ちゃんの面影が残る、まだあどけないふっくらとしたビジュアルを見せ、視聴者が目を細めていた幼児期。そこから、いっちょまえの口を利くようになる幼少期。手足がすらりと伸び、顔立ちもシャープに洗練され、あどけなさが薄れていく少年期と、自身の成長に合ったキャラクターで活躍する彼は、役柄を通じて、常に国民の傍に寄り添ってくれている。

すっかりお兄さんになったキム・ガンフン

赤ちゃんの時(左)と現在のキム・ガンフン(右)。面影は残るものの、すっかりお兄さんになって‥!(画像出典:キム・ガンフンInstagram)

人の子の成長は早いとはよく言ったもので、子役俳優らも活躍を見る度に成長している。国民の息子、娘、孫‥として愛される彼らは、演技だけでなく”成長”を見守ることも大衆にとっては楽しみとなっている。

まるで男の子を育てる母性を感じさせるような彼は、もはや国民の息子であり、国内外にいる韓国ドラマファンの息子と言っても過言ではない存在だろう。特に世の母親たち、親世代からすれば、彼は特に母性を感じさせ、成長を楽しみに見守っていきたいという感情を持たせる存在でもあるようだ。

現在、少年役として大人顔負けの演技を披露しているキム・ガンフンは、この期待に応えるかのように、年を重ねるごとに新たな魅力を見せてくれるはずだ。逞しく育っていくであろうキム・ガンフンの活躍は今後も要注目だ。

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