• 2PMのイ・ジュノと少女時代のユナが共演する、JTBCの新ドラマ『キング・ザ・ランド』。
  • いよいよ韓国での放送開始日が近づく中、ドラマへの期待値はぐんぐんと上昇中!
  • そこで本記事では、主演2人のケミ、日本での配信日、ドラマの設定など期待ポイントとあわせて、気になる不安要素も取り上げる。
2023年上半期最高の期待作、JTBC『キング・ザ・ランド』

2023年上半期最高の期待作、JTBC『キング・ザ・ランド』(画像出典:JTBC)

いよいよ6月17日から、韓国での放送がスタートする、JTBCの新土日ドラマ『キング・ザ・ランド』。

好評のうちに放送を終えたドラマ『医師チャ・ジョンスク』の後続作として、バトンを受け取る。

主演を務めるのは、2PM(ツーピーエム)のイ・ジュノと、少女時代(SNSD)のユナ。韓ドラファンだけではなく、K-POPファンからも熱い視線が向けられる注目作である。

ドラマは、ホテルが舞台。笑顔を軽蔑する大企業の御曹司ク・ウォン(イ・ジュノ扮)と、ホテルのフロントで働く“スマイルクイーン”のチョン・サラン(ユナ扮)という正反対の2人が繰り広げるロマンチックコメディーである。

物語は、サランがホテリアーの夢であるVVIPラウンジの”キング・ザ・ランド”に配属され、そこにホテルの後継者ウォンが現れたことで、物語が展開していく。

すでに、2023年上半期最大の“超期待作”として大きな話題となっている。

そこで、本ドラマの期待ポイントを3つ挙げたい。まずは何と言っても、イ・ジュノとユナの夢の共演。

イ・ジュノは、2021年の『赤い袖先(原題:袖先赤いクットン/MBC)』での演技が高く評価され、数々の賞を受賞。作品自体も大ヒットし、視聴率や話題性も高かったため、彼の最新作には注目が集まっている。

ユナは、『赤い袖先』と同じ​​MBCの金土枠で放送された​​『ビッグマウス(MBC/2022)』に出演。視聴率も同じく10%を超える好成績を残している。

2人は同じ1990年生まれで、K-POPアイドルとしてのデビューも1年違いと活動期間が重なっているため、以前から仲が良く、お互いをよく知る関係。

最近では、毎年大晦日に開催される『MBC歌謡大祭典』で2年連続のMCを共に務めており、オープニングでは魅惑的なコラボステージを披露するなど、アーティストとして息がぴったりであることはすでに証明済。

それだけに、今度は演技力に定評のある2人が、俳優としてどんなケミを魅せてくれるのか、大きな期待が寄せられている。

主演2人のケミに期待!

主演2人のケミに期待!(画像出典:JTBCdrama Instagram)

2つ目の期待ポイントは、Netflix(ネットフリックス)での配信が早々と決定していること。

韓国ドラマは本国内で放送が始まっても、他国ではなかなか配信が決まらず、ウズウズさせられることも多い。

しかし『キング・ザ・ランド』は、日本のNetflixでも、韓国で放送が始まる翌日6月18日から独占配信される予定となっている。

日本でも、韓国とほとんど間をあけずに視聴できるとなれば、視聴者が感じるストレスも少ないだろう。

また作品の話題性や視聴者の温度感もキープできるため、韓国だけではなく、日本メディアで取り上げられる機会も増える。

本国と大きな時差なく日本でドラマを楽しめることは、大きなポイントなのである。

そして最後3つ目のポイントは、ドラマの設定と季節感がピッタリという点だろう。

『キング・ザ・ランド』は、主演の2人が働く“キングホテル”が舞台だが、ホテルという響きは、リゾートや*ホカンスをイメージさせる。

*ホカンス:ホテルとバカンスを組み合わせた造語

また、撮影はタイや済州島などのリゾート地でも行われており、これからバカンスシーズンを迎える季節によく合っている。

そして何より、主演2人の爽やかな雰囲気が初夏にピッタリ! 豪華なホテルを背景に、2人の恋愛模様を見守るには、うってつけのタイミングだと言える。

爽やかな2人の雰囲気が、今の季節にぴったり!

爽やかな2人の雰囲気が、今の季節にピッタリ! (画像出典:JTBCdrama Instagram)

しかし、期待ポイントは多くても、不安要素が無いわけではなさそうだ。

まずは、脚本を務めているチェ・ロム氏。実はこの方の情報がほとんどない。

クリエイターには、Netflixオリジナルドラマ『今、私たちの学校は(2022)』やJTBC『恋するパッケージツアー〜パリから始まる最高の恋〜(2017年)』、KBS2『チュノ~推奴~(2010)』の脚本家チョン・ソンイル氏の名があるが、チェ・ロム氏の作品歴は不明だ。

監督は、イム・ヒョヌク氏。JTBCのPDである彼は『恋のパスワード(2017)』と『あなたに似た人(2021)』でメイン演出を務め、『ライフ (2018)』や『コッパダン~恋する仲人~(2019)』などでは、共同演出を務めている。

つまり不安要素は、製作陣の過去作に、そこまでの大ヒット作がないという点。そのため、主演2人の実績に比べると存在感が薄いといった指摘が上がっている。

果たして、イ・ジュノとユナの新作ドラマ『キング・ザ・ランド』は、すでに期待値が上がっている視聴者を満足させられるだろうか?

韓国では、6月17日に放送がスタート。日本では、翌6月18日より、Netflixを通じて最新エピソードが配信される予定となっている。

▼イ・ジュノとユナのケミを事前にチェック!

2022年『MBC歌謡大祭典』でのコラボステージ
JTBC『キング・ザ・ランド』のメイキング映像

酒井知亜

韓国のデパ地下が大好き、酒井知亜です。韓ドラファン歴が長いですが、主にK-POP関連の記事を発信しております。韓国SNSで話題の最新イシューやスターの気になる素顔などを、読者のみなさんにわかりやすく伝えることをモットーに奮闘中です。

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