新ドラマ『ある日~真実のベール』が高い評価を受けている、俳優のキム・スヒョン。しかし、本作の出演料が1話あたり5億ウォンという破格な金額に対し、大衆をはじめ韓国メディアも首をかしげている様子だ。韓国を代表する韓流スターである彼が、冷ややかな視線を浴び始めた理由とは。

韓国だけでなく、日本や中国などのアジア圏で絶大な人気を誇る俳優のキム・スヒョン。

現在、自身が主演を務める新作ドラマ『ある日~真実のベール』が、韓国では高い評価を受けている。

このドラマは、イギリスBBCのドラマ『クリミナル・ジャスティス』を原作にした作品。

平凡な大学生から、一夜にして殺人容疑者になってしまったキム・ヒョンス(キム・スヒョン)と、真実を問わない三流弁護士のシン・ジュンハン(チャ・スンウォン)の激しい生存を描いた全8話のハードコア犯罪ドラマだ。

Coupang Playシリーズ『ある日~真実のベール』はキム・スヒョン主演作

キム・スヒョン主演作、Coupang Playシリーズ『ある日~真実のベール』(画像出典:Coupang Play、チョロッペム・メディア、THE STUDIO M、GOLDMEDALIST)

ドラマが好評を得ると共に注目が集まったのは、キム・スヒョンの”出演料”だ。

『ある日~真実のベール』で主演を演じたキム・スヒョンの出演料は、1話あたり約5億ウォン(約4800万円)だという。

除隊後のドラマカムバックとなった前作、『サイコだけど大丈夫(2020)』の出演料は約2億ウォン(約1900万円)で、当時、業界最高値を記録。今回はそれを遥かに上回る金額となった。

韓国の芸能関係者によると、本作の制作費は約200億ウォンで、これを換算すると1話あたりが約25億ウォンとなる。そのうちの5億ウォンがキム・スヒョンの出演料に支払われているという。つまり、1話分の制作費のうち、1/5がキム・スヒョンのギャランティーとなっている訳だ。

高額な出演料に周りの反応は

これを受け、韓国ネットの反応はというと「バブルだ」といった驚愕だ。

『ある日~真実のベール』は、キム・スヒョンの所属事務所が制作に参加していることから、”バブル”という印象が強いよう。

この一方で、「俳優本人も1話あたり5億ウォンという価値を証明しなければならないので、プレッシャーを感じるだろう」との声も聞かれている。

お墨付きの演技力を持つキム・スヒョン、信じて見る俳優と称されている

信じて見る俳優と称されるキム・スヒョン。その演技力はお墨付き(画像出典:キム・スヒョン公式Instagram)

韓国メディア・topclass(topclass.chosun.com)はこれを「キム・スヒョンの天井知らずの出演料、その光と闇」とし、彼の功績を讃えながら、出演料5億ウォンを受け取る理由を報じている。

同メディアは「キム・スヒョンは作品に入る前、その人物になるために徹底的に準備するという。現場でも細心で徹底的に演技に打ち込む。おかげでドラマデビュー作から現在まで彼の作品には浮き沈みがない」と、お墨付きの演技力を高評価。

続いて「しかし、前作で2億ウォンと業界最高額を更新した彼が、次回作で出演料を2倍以上に引き上げ、業界の基準点をも上げてしまうのは別の話だ。一度記録した最高値は二度と下げられない」と、指摘もしている。

さらに「俳優の出演料が高いほど、ほかに使われる費用は減る。あるいは、この費用をまかなうために海外資本が流入したり、PPL(間接広告)が多く投入されなければならない」と、懸念を示す報道も。

新たな議論が出てしまう恐れも

キム・スヒョンは中華圏で絶大な人気を誇る韓国俳優だ。

2013年に放送された韓国ドラマ、SBS『星から来たあなた』が中国で大ヒットを記録。

キム・スヒョンは本作で、正体を隠して地球に住んでいる宇宙人ト・ミンジュンを演じた。見た目は普通の人間で大学教師でありながら、実は超能力を持つ一風変わった役を違和感なく演じ、ツンデレの魅力で多くの視聴者の心を掴んでいた。

ドラマ『星から来たあなた』をきっかけに、中国で爆発的な人気を得たキム・スヒョン

キム・スヒョンはドラマ『星から来たあなた』をきっかけに、中国で爆発的な人気を得た(画像出典:SBS)

これ以降、中国でも人気の韓流スターとなったキム・スヒョン。

現地での彼の人気を見れば、中国企業にPPLの売り込みも可能だろう。それ以前に、自らスポンサーへと名乗りを上げる企業も出てくるだろう。

しかし、ドラマ内に中国企業のPPLが増えたとしたら、これまでの韓国ドラマで議論が起きたように、本作もそうなる可能性が無いとは言えない。

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視聴者から「やはりキム・スヒョンだ。信じて見る俳優だけある」と称賛の声が止まない中、出演料を巡って、大衆から驚きと冷ややかな視線を受けてしまったっキム・スヒョン。

最近、あるインタビューで「最近見て泣いた映画は『鬼滅の刃』と『弱虫ペダル』」と、2作の人気アニメーションを挙げ批判を浴びていたこともあり、世間の反応はさらに冷えてしまったようだ。

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『ある日~真実のベール』予告ティザー(動画出典:Youtube Coupang Play)




キム・スヒョン

キム・スヒョンは韓国の俳優。所属事務所はゴールドメダリスト。1988年2月16日生まれ。

デビュー作は、ドラマ『キムチ・チーズ・スマイル』(2007)。

ドラマ『ドリームハイ』(2011)で初めて主演を務め一躍注目を浴び、2012年2番目の主演ドラマ『太陽を抱く月』では初めて時代劇に挑戦、視聴率40%を越える国民ドラマとなり、名実ともにトップスターになった。

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