ドラマ『冬のソナタ』『チャングムの誓い』『天国の階段』‥”第一次韓流ブーム”と呼ばれた2000年~2010年頃は、日本の地上波メディアで多くの韓国ドラマが放送されていた。”復讐、悲劇、すれ違う恋”など、ストーリー展開が予想できるのに、なぜだか心に突き刺さり、涙が止まらなくなる。”ヨン様ブーム”が日本を席巻してから、今年で16年が経ち、当時の主演や脇役、子役たちももちろん近況はそれぞれだろう。そんな当時活躍していたアイドルや俳優にスポットをあてる【韓ドラAgain】! 皆さんの気になっているあの人は、今どうしているのでしょう?
その年の流行や傾向を取り入れた、多彩な世界観で描かれる韓国ドラマ。
今から7年前の2013年は、ロマンチックコメディーにファンタジー要素が取り入れられたドラマが多く見られた。
この年に同じ題材を扱う作品に出演した2人の俳優、キム・スヒョンとイ・ジョンソクは、タイプは違えど超能力を使うキャラクターに扮し、多くの人気を得た。
2人のイケメン俳優が”超能力者”に変身したロコ・ファンタジードラマを振り返ってみよう。
ロコ+ファンタジーで成功した新ドラマの形
2013年、視聴者を魅了した2つのドラマは、SBSで放送された『星から来たあなた』と『君の声が聞こえる』だ。
これらの作品で主演を務めたのが、キム・スヒョンとイ・ジョンソク。2人は優れたビジュアルだけでなく、超能力を使うキャラクターを演じて女性視聴者から多く愛された。
キム・スヒョンは『星から来たあなた』のト・ミンジュンで最高の人気を博しており、イ・ジョンソクも『君の声が聞こえる』パク・スハ役で『2013 SBS演技大賞』の優秀賞をはじめ数多くの栄誉に輝いている。
両作品ともファンタジーが取り入れられた”ロコ”(ロマンチックコメディー)ドラマなのが特徴だ。
主演の男女が言い争って結局は恋に落ちるというお決まりの”ロコ”に飽きた視聴者は、『星から来たあなた』と『君の声が聞こえる』のもう1つのジャンルである”ファンタジー”に目を向けた。
ト・ミンジュン(キム・スヒョン)もパク・スハ(イ・ジョンソク)も、無愛想で気が利かないが、自分の持つ超能力を利用して愛する人を守るロマンチストでもある。
そしてト・ミンジュンとパク・スハの持つ超能力は、数も種類も違う。
まず、ト・ミンジュンは、パク・スハより多くの超能力を持っている。
ト・ミンジュンは理由なく”宇宙人”なのではない。400年間、健康に生きてきたト・ミンジュンは、時間を止める能力と瞬間移動、念力はもちろん、他の人よりはるかに優れた筋力、視力、聴力を備えている。
ト・ミンジュンはこのような自分だけの能力を利用し、チョン・ソンイ(チョン・ジヒョン扮)とチョン・ソンイの前世人物であるイファを危機から守り、救い出した。
一方、パク・スハの武器は人の心(本音)を読むこと。いわゆる読心術を使うことができる。
殺人者のミン・ジュングク(チョン・ウンイン扮)を捕まえる時も、法廷で判事の心を読む時も、この読心術は有効に使われた。初恋の相手であるチャン・ヘソン(イ・ボヨン扮)の目を見て、心を見て、愛を叶えたりもした。
当時”ソロの男性(恋人がいな男性)”に”最も必要な能力”という笑い話もあったほど、パク・スハの読心術は熱い反応を見せた。
爆発的な人気を得た2作品
多くの視聴者を虜にした『君の声が聞こえる』だったが、放送当時、スタッフと放送局側では大きな期待をかけていなかったそうだ。
だが、視聴率は意外にも20%を超える大ヒットとなり、自己最高視聴率は24.1%、平均視聴率は18.8%と大幅に成功した作品となった。
その後、放映された『星から来たあなた』は、初回から同時間帯視聴率1位を記録し、”星君現象”が起きるほどの圧倒的な人気と話題性を持った超ヒット作に。
韓国国内だけでなく、中国においても絶大な人気を集め、主演のキム・スヒョンはこの作品で中国を含むアジアでシンドロームを超え、爆発的な人気を集めるようになった。
ドラマの新しい世界観を見せ、その可能性を披露した『君の声が聞こえる』と『星から来たあなた』。
韓国ドラマというエンタメをさらに進化させ、多くの人々を魅了してやまないコンテンツに成長させた一役を担った作品と言えるだろう。
キム・スヒョン
キム・スヒョンは韓国の俳優。所属事務所はゴールドメダリスト。1988年2月16日生まれ。
デビュー作は、ドラマ『キムチ・チーズ・スマイル』(2007)。
ドラマ『ドリームハイ』(2011)で初めて主演を務め一躍注目を浴び、2012年2番目の主演ドラマ『太陽を抱く月』では初めて時代劇に挑戦、視聴率40%を越える国民ドラマとなり、名実ともにトップスターになった。
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