昨年7月に外注スタッフの女性に性的暴行・セクハラをした容疑で緊急逮捕・拘束されたカン・ジファンが、控訴審(二審)でも執行猶予を宣告された。一部の犯行(性暴力)を認めるも、なぜ執行猶予が言い渡されたのだろうか。
俳優カン・ジファンが、二審でも原審と同じ“執行猶予判決”を言い渡された。
2019年7月、外注スタッフの女性2人に性的暴行・セクハラをした容疑で緊急逮捕・拘束されたカン・ジファン。
彼は、事件当時の出来事が思い出せないとしながらも、犯行の一部を認めて被害者たちと和解。
一審では懲役2年6ヶ月と執行猶予3年、社会奉仕120時間と性的暴行治療プログラムの受講40時間、児童・青少年関連の機関および障がい者福祉施設への就職制限3年が言い渡された。

執行猶予判決を言い渡されたカン・ジファン(写真提供:©スポーツ韓国)
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二審でも執行猶予判決
一審判決の後、検察はカン・ジファンに対する量刑があまりに軽いと控訴し、カン・ジファン側も量刑が過剰なうえにセクハラを否認する趣旨で控訴。
そして、5月14日に開かれた二審(控訴審)で検察は「被害者と和解したという理由で執行猶予が宣告されたが、被害者の許しだけで執行猶予の言い渡しを受けることができるのか。執行猶予は妥当ではない」と、カン・ジファンに懲役3年を求刑。
しかし6月11日、裁判所は「被告人は控訴の理由の中の一つとして、犯行の一部を否認しているが、一審判決を破棄するほど新しい情報もなく、証拠が不足している」と伝えた。
続けて「この事件の犯行の具体的な内容や犯行がなされた経緯、犯罪の前歴がない点など様々な事項を考慮した結果、判決を変える理由がない」とし、検察とカン・ジファンの控訴を全て棄却し、控訴審裁判でも原審と同じ判決を下した。
性暴力を認めるもなぜ執行猶予?
カン・ジファンが一部の犯行(性暴力)を認めるも、執行猶予の判決が下されたことに韓国内では論議が起きている。
韓国メディア・ハンギョレなどによると、韓国の裁判所が宣告する量刑は(一般強姦罪を基準とし)懲役2年6か月~5年の間だという。
軽減された場合は1年6か月~3年、加重処罰の場合4年~7年を宣告される。
カン・ジファン側は、上述したように“公判の際に提出した被害者たちとの合意書(和解書)と処罰不願書(被害者が被告人の処罰を望まないという事実を作成する文書)”、“刑事処罰を受けた前科が無いという点”、“粘り強く反省の意思を見せたという点”などが“性暴力を認めるも執行猶予を宣告されて軽減された”理由だろう。
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改革が切実との声が高い韓国司法制度
この事件によって、被害者たちは同業界で生計を継続する事が不可能になり、性暴行罪の特性上、加害者と和解する以外にはその被害が補償される方法がないため和解した。
この“和解”によって、裁判所は初めに3年で求刑された量刑から2年6ヶ月に軽減したのち、執行猶予を宣告した。
裁判所が宣告を軽減したというより、韓国では性犯罪に対する量刑規定が元々軽いと言われている。
今回の事件は、特定の通信会社以外は携帯電話が繋がらず、ひっそりとしていた自宅に女性スタッフたちを呼んだ点を“計画的な犯罪”の布石だったと照らし合わせることは難しい。さらに、加害者が社会的に有名な芸能人であったため、そこに忖度があったのかは分からない。が、偶発的な犯行であっても被害者の立場を優先した”法の審判”ではなく、加害者の立場を考慮した”法の審判”となった印象を受けざるを得ない。
韓国のネットユーザーたちは「性暴力犯罪を犯したのに執行猶予では刑が軽すぎる」「判事に娘がいたとして、性暴力をされて加害者が執行猶予を宣告されたらどう思うか」「被害者は悔しい思いをしているだろう」「性犯罪者は終身刑にした方が..」「検察の改革と共に司法改革も切実..」などの反応が寄せられている。
「被告人は被害者の傷が癒えるまで懺悔するように」とカン・ジファンに向けて発言した裁判所の言葉は重いが、法を改正して量刑規定を上げなければ“性暴力”という惨事は絶対に終わらないだろう。
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