外注の女性スタッフに性的暴行とセクハラをした容疑で拘束された俳優カン・ジファンが、懲役2年6ヶ月・執行猶予3年を言い渡された。裁判が終わったあと、取材陣の質問には答えずに帰宅の途についたカン・ジファン。法廷では日本のファンたちも訪れ、すすり泣く様子も見られたという。

女性スタッフに対して性的暴行とセクハラをした容疑で拘束された俳優カン・ジファン(ハングル 강지환 / 本名 チョ・テギュ)が、12月5日に約5ヶ月ぶりに釈放された。

懲役2年6ヶ月・執行猶予3年の判決を受けたカンジファン

懲役2年6ヶ月・執行猶予3年の判決を受けたカン・ジファン(写真提供:©スポーツ韓国)

この日、短い髪に黄土色の囚人服を着たカン・ジファンが入廷すると、カン・ジファンを見守るために集まった日本のファンたちが法廷ですすり泣く様子が見られたという。

水原地裁・城南(ソンナム)第1刑事部(チェ・チャンフン部長判事)は、準強姦などの容疑で起訴されたカン・ジファンに対して懲役2年6ヶ月・執行猶予3年を言い渡した。

それと共に120時間の社会奉仕、40時間の性的暴行治療プログラムの講義受講、児童・青少年関連の機関および障がい者福祉施設への3年間の就職制限を命令した。

裁判所は「被告人(カン・ジファン)は、二件の公訴事実に対して一件は自白し、もう一件は被害者が事件当時に心身喪失や抵抗出来ない状態にあったという明白な証拠が不足しているという点を考慮した」とし「検察が提出した証拠を見ると、該当の被害者が当時酒に酔った状態で寝ついたと見て間違いない」と説明。

さらに「公判過程において、被害者が被告人に対する処罰を望まないという立場を明らかにしているが、性犯罪の特性上、被害が全て回復するとは考え難い。被告人は被害者の傷が癒えるまで懺悔するようにお願いする」と付け加えた。

最後に裁判所は「被告人の周辺の人々が、裁判所に嘆願書を提出し、被告人が今この地位を築き上げるまで、苦労しながら誠実に努力して無名時代を経てきたことが分かった」とし「その文の内容が真実であることを望み、被告人が裁判過程で見せた様々な確約が偽りではないことを期待している。今後さらに努力して明るい生活を送ることが出来るよう願っている」と伝えた。

カン・ジファンは最後の陳述で「一瞬の大きな失敗が、多くの方々に大きな苦痛を抱かせてしまった事実が、人生を諦めたいほど苦しかったです」とし、「少しの間でもその日に戻ることが出来る時間が与えられるのならば、飲んでいるお酒のグラスを下ろしなさいと自身に言いたい。私自身、あまりにも憎くて自らも許すことができません」と涙声で語った。

この日、裁判が終わった後、取材陣の質問に答えないまま法廷を後にしたカン・ジファン。

彼の判決を耳にした一部のネットユーザーたちは「性的暴行で執行猶予は量刑が軽すぎると思う」という意見が見られた一方で、「カン・ジファンの作品が本当に好きでした。とてもショックです。どうか乗り越えて自分らしい人生を生きてください」という意見も寄せられた。

カン・ジファンは、7月9日午後、京畿(キョンギ)広州市(クァンジュシ)五浦邑(オポウップ)の自宅で外注スタッフらと酒を飲んだ後、彼女たちが寝ていた部屋に侵入し1人に性的暴行、他の1人にセクハラをした容疑で緊急逮捕され、7月12日に拘束された。

この事件により、カン・ジファンは当時出演中だったTV朝鮮ドラマ「朝鮮生存記」を降板し、所属事務所ファイ・ブラザーズ・コリアから専属契約解約を言い渡された。

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