「知ってるワイフ」「被告人」など数々の人気ドラマに出演している俳優チソン。イケメン俳優として人気の彼がフィレンツェの国際マラソンに挑戦した。参加を前に「歯磨きさえも困難に感じる」と語り、ある病気に悩まされていることを告白した。

「キルミーヒールミー」「被告人」と数々の大ヒットドラマに出演しているイケメン俳優チソン(ハングル 지성)が、現在ある病気に悩まされていると語った。果たしてその病気とは?

自身の病気を告白したチソン

自身の病気を告白したチソン(画像出典:チソン Instagram)

‘歯を磨くことすら困難に感じる’

チソンは「他の人は簡単にできるのに私には難しいことがある。例えば、歯みがき。みんなは歯ブラシでただ磨けばいいよね? だけど私の場合は肩に力が入ってしまい…」、さらに「腰に色々な症状が出て運動をするにも気を遣いながらしている。腰の一部が崩れたように感じるのでリハビリにも気を遣っているんだ」と説明した。

歯を磨くことさえも困難で、腰が崩れそうに感じる病気とは果たして何なのか。

闘病中にもかかわらずマラソンに挑戦したチソン

闘病中にもかかわらずマラソンに挑戦したチソン(画像出典:チソン Instagram)

チソンの病名は、先天性の「脊椎分離症」だという。

■「脊椎分離症」とはどんな病気なのか

脊椎(背骨)を構成する椎骨がずれ、腰痛を引き起こしてしまう。椎骨は簡単にずれることはないが、椎間関節や椎間板が傷つくことでずれることがあるという。
体や骨が成熟していない少年期に過度なスポーツを繰り返すと、腰部に負担がかかり発症することが多い。そのためスポーツ選手がこの病気にかかりやすいという。

■先天性のものもあるのか

この病気は「脊椎すべり症」とも呼ばれ、‘形成不全性すべり症’、‘分離すべり症’、‘変性すべり症’の3つのタイプに分かれる。
チソンが患っている先天性は‘形成不全性すべり症’に当てはまる。
‘形成不全性すべり症’は、産まれた時から背骨の発育に問題があるもので非常に稀な病気だという。

■どのような症状なのか

主な症状は、下肢の痛みやしびれ、腰痛などがあげられる。
また、脊椎すべり症によって間欠性跛行という症状が起こることもあるという。これは、少し歩くと痛みだし歩き続けることができない。だが、座って休めば痛みが和らいでまた歩けるようになるという症状だ。

■治療法は

コルセット装着や鎮痛剤の投与、神経ブロックなどがある。
この治療をしていても症状が続くようであれば、骨をつなぐ手術という選択肢も出てくるのだとか。

日常生活にも支障をきたすほどの‘腰痛’を引き起こす、とても身近な病気だということがうかがえる。

チソンはこのような健康状態のなか、フィレンツェの国際マラソン挑戦していたのだ。
共に参加した カン・ギヨン、ファンヒ、イ・テソンらに気を配りながら先輩としての心強さを見せていたが、内心は不安であったことだろう。
「マラソンが完走できるのか心配だ」とし、「やり遂げられるのか。もしかしたら途中で脱落するかもしれない。落ちこぼれにならないか、諦めてしまうのではないか心配だった」と語っていたという。

闘病中にもかかわらず、果敢に挑戦したチソン。
現在おこなっている治療で痛みが和らぐことを願う。

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