• 歌手で俳優のチャン・グンソクが、自身の公式YouTubeチャンネルに新たな動画を公開した。
  • 彼は自宅のルームツアーを行い、軽快なトークを披露。
  • リラックスした雰囲気の姿が注目を集める中、動画内で告白した”アジアのプリンスに酔っていた過去”が、話題となっている。

自身の公式YouTubeチャンネルを開設したチャン・グンソク(画像出典:チャン・グンソク 公式Instagram)

”グンちゃん”の愛称で親しまれる歌手で俳優のチャン・グンソクが、公式YouTubeチャンネル『私はチャン・グンソク』を開設し、ファンに日常の様子を届けている。

4月12日には、自宅を紹介する動画が公開され、チャン・グンソクはルームツアーを行いながら、軽快なトークを披露し、ファンの注目を集めた。

その中でも特に話題となっているのが、彼が打ち明けた「”アジアのプリンス”に酔っていた」という過去のエピソード。

アジア中に大ブームを巻き起こしたチャン・グンソクであるが、彼は当時どのような心境で生活を送っていたのだろうか。

第1話にはラフな服装で登場し、自然体な姿を披露

第1話にはラフな服装で登場し、自然体な姿を披露したチャン・グンソク(画像出典:나는 장근석 YouTube キャプチャー)

チャン・グンソクは公式チャンネルの第1話となる記念すべき動画に、グレーのTシャツ姿で登場した。

ステージの上とは異なるラフなファッションスタイルを披露し、自宅を訪れたYouTubeコンテンツの撮影スタッフを迎えている。

彼は動画の冒頭から、自身の家に対する愛情をスタッフにアピール。

さらに「1人で暮らしているとすごく悲しかったり、哀れに見えることもあると思います」「僕は全然そうじゃありません。シングルライフをとても楽しんでいます」と語り、YouTubeではありのままの自分の姿をファンに届けるという心意気を明かした。

キッチンや寝室を紹介したのち、彼らは服やアクセサリーなどが置かれるクローゼットへ。

チャン・グンソクはクローゼット一面にかけられた服について、「5年前とか10年前に買った服です。あんまりショッピングに熱心なタイプではなく、最近は特に大して興味がありません」と説明。

過去に買った服を引っ張り出し、襟の伸びたTシャツや青い派手なズボンなど、スターのイメージからは想像できない、親近感のあるファッションをファンに見せている。

若い時期に着用していたという帽子とサングラス

若い時期に着用していたという帽子とサングラス(画像出典:나는 장근석 YouTube キャプチャー)

さらに彼は大きな装飾のついた白い帽子を着用。

なんとも言えないセンスの帽子にスタッフも苦笑するが、「若い時は本当にこれを被って出かけてたよ。誰が見てもセレブみたいでしょ」と、グンちゃんブーム絶世期の自分の過去を振り返っている。

もうひとつの洋服部屋に案内すると、チャン・グンソクは1着のジャケットを取り出した。

彼はジャケットを着用し、「これは若い時に着ていたものです。こういうのを着て清潭洞に行った時には、”アジアのプリンスの登場だ”という感じで、1人で自分に酔っていた頃がありました」と告白。

しかし、彼は鏡に写った自分の姿を見て「どうしてこんなのを着ようと思ったんだろう?」と語り、昔の自分のセンスに疑問を投げかけている。

チャン・グンソクはアジアのプリンスであることに酔いしれていたと語る

アジアのプリンスであることに酔いしれていたと語るチャン・グンソク(画像出典:나는 장근석 YouTube キャプチャー)

他にも過去に威勢よく買ったアイテムとして、ルイ・ヴィトンの煌びやかなボストンバックを紹介。しかし、彼は「ブランド品を色々買ったけど、全部意味がなかったんです」と、高級品はつまらないものであると人生の悟りを明かした。

彼は動画内で高級時計についても言及。これまでに数多くの高級時計を購入したチャン・グンソクであるが、それらも余計なものだったと現在は感じているという。

「高い時計といえば、人間がいて時計があるわけで、時計があって人間がいるわけではないですよね?」「それに時計はiPhoneが最高です。1番正確なので!」と自分の人生経験から得た教訓を語り、スタッフの笑いを誘った。

若い頃には高級腕時計やブランド品を購入し、派手なファッションで”アジアのプリンス”であることに酔っていたと、自身の過去について素直に明かしたチャン・グンソク。

動画内では当時の思い出が笑い話のように語られているが、実際に彼はアジアのプリンスとして、アジア全土の韓国人気をけん引し、一世を風靡した人物だ。

チャン・グンソクは第2次韓流ブームを巻き起こした

第2次韓流ブームを巻き起こしたチャン・グンソク(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

彼は日本で第1次韓流ブームを巻き起こしたKBS『冬のソナタ(2002)』のペ・ヨンジュンに続き、2009年に主演を務めたSBS『美男ですね』で、第2次韓流ブームのスターとなった。

俳優としての活躍だけではなく、2011年4月にはデビューシングル『Let me cry』を発売し、日本での歌手活動を本格的に開始。

当時の日本での盛り上がりは凄まじく、2011年には初の東京ドーム公演『JANG KEUN SUK 2011 THE CRI SHOW IN TOKYO DONE 【THE BEGINNING】』を開催し、多くのファンを熱狂の渦に包んでいる。

現在も韓国芸能人たちが目まぐるしい活躍を見せ、日本ファンの心を掴んでいるが、ペ・ヨンジュンやチャン・グンソク以降、彼らを超える日本国内での社会的ブームを巻き起こした韓国俳優はまだ登場していない。

俳優や歌手としてアジアの韓流文化発展に大きく貢献した、チャン・グンソクの当時の人気はそれほど凄まじいものだったのだ。

彼は現在も積極的に日本での活動を行っており、4月15〜16日にはチャン・グンソクが率いる音楽ユニットのTEAM Hが、来日スペシャルイベント『RIGHT NOW in MAKUHARI』を開催した。

さらに4月7日にパート2が公開された、Coupang Playの新ドラマ『ミッキ』では、約5年ぶりにドラマの主演を務め、実力派俳優としての力量を発揮している。

ダンミ ニュース部

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