- IU(アイユー)の新作ドラマ『本当にお疲れ様でした』の出演料が、1話あたり5億ウォンと報じられた。
- 所属事務所は「事実無根」ときっぱりと否定したが、すぐに対応したのには、それなりの理由があったよう。
- ネット上では「俳優のギャラが高いせいで、現場スタッフが影響を受けている」といった議論が浮上していた。

ドラマの出演料について報道された、IU (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
ドラマ1話の出演料が5億ウォン!?
そんな驚きのギャラ事情を報じられたのは、今大活躍中のIU(アイユー)。しかし、所属事務所は「事実無根」ときっぱりと否定した。
ある韓国メディアが報じた内容は、彼女が新作ドラマ『本当にお疲れ様でした』で、1話当たりの出演料として約5億ウォン(約5,000万円)を受け取るというもの。
この額は、韓国女優の出演料で最高額だという。メディアは「IUの高い人気と影響力、今後のグローバルマーケティングなどを考慮し、このような出演料が策定された」と伝えている。
女優や歌手にと大活躍の彼女であれば、この額はあり得るかもと想像してしまうが、彼女の所属事務所は「事実ではない」と即座に釈明。ドラマの制作会社も「これは全く事実ではない」と強調した。

ドラマ『本当にお疲れ様でした』で共演するIUと、パク・ボゴム (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
IUは最近、俳優パク・ソジュンとの映画『ドリーム』の公開を控え、プロモーション活動を精力的に行っている。
それと同時に、俳優パク・ボゴムと共演するドラマ『本当にお疲れ様でした』がクランクインしたという情報も入ってきた。
ドラマは、1950年代に済州で生まれた反抗者のエスン(IU扮)と、勤勉で誠実なグァンシク(パク・ボゴム扮)の一生を四季で描いた作品。済州を背景にする時代劇で、総制作費は600億ウォン以上とも言われているそうだ。
そんな中、IUのギャラにまつわる報道が出た。わざわざ釈明まではしなくてもと思えるが、事務所的には噂が大きく広がる前に鎮火したかった理由があったよう。
それは、韓国ドラマ界で以前から問題視されていた、制作スタッフの過酷な労働環境と関係があると見られる。
もともとネット上では「スターの“ギャラの高さ”と、スタッフの“労働環境の悪さ”」を結びつける意見が出ていた。
そのため、今回のIUの報道でも「俳優のギャラが高いせいで、現場スタッフが影響を受けている」といった議論が浮上したのである。
IUの所属事務所が報道後すぐに動いた理由は、勝手な憶測が彼女に悪影響を及ぼすことを懸念したのではないかと考えられている。

映画『ドリーム』では、パク・ソジュンと共演 (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
昨年(2022年)6月、韓国では、撮影現場でのドラマスタッフの”過酷さ”が大きな議論となり、注目を集めた。
それは、ソ・イングクの主演ドラマ、KBS(Netflix)『美男堂-事件手帳』の制作現場で、「労働基準法を違反した」と訴えた現場スタッフを事実上解雇したという問題が明らかになったのだ。
2021年12月から撮影がスタートしたが、スタッフは「撮影期間中はたったの3、4時間ほどしか寝られず、1日に15、16時間働いてきた」と言及。
この労働環境が契約書の内容とは異なると指摘し、再契約を求めたが、制作会社側はこれを受け入れないどころか、異議を申し立てたスタッフとの再契約を拒否、事実上解雇したことで議論が勃発したのである。
(関連記事)「コーヒープリンス」PDが語るスタッフの過労死・・韓ドラの闇が赤裸々に
また同年3月には、tvN『朝鮮精神科医ユ・セプン』の撮影チームの車両とトラックが追突する事故が発生。この事故で、演出部のプロデューサーが1人死亡、他のスタッフも重傷を負った。
正確な事故の経緯は伝えられていないものの、当時はスタッフの過労が原因ではないかと推測する声も上がっていた。
今や世界中で高い人気を誇る韓国ドラマは、注目度が高いだけに、より高いクオリティーが求められている。
そのため、CGを駆使するなど映像にもこだわり、ドラマ制作費は高騰、作品が完成するまでには、俳優そしてスタッフの相当な努力が必要なことは容易に想像できる。
ところが、高い出演料を得るスターを羨む心理からか、「人気俳優のギャラがアップしたせいで、スタッフの労働環境がダウンした」「現場のスタッフが大変な目に遭っているのは、高いギャラをもらうスターのせいだ」と、まるで両者に因果関係があるように決めつける人もいる。
それは、IUに突如浮上したギャラ議論も同じ。スターのギャラが報道される度に、スタッフの労働環境を引き合いに出し、スターを批判の対象にする人がいるようだ。
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