Netflix(ネットフリックス)で配信中のドラマ『愛の不時着』でシンドロームを巻き起こしている俳優ヒョンビンと女優ソン・イェジン。2人は今作での共演に至るまで、劇中演じたリ・ジョンヒョクとユン・セリのように、運命的なすれ違いを見せていた..

ロマンスコメディー旋風で世界中を熱くさせている韓国tvNドラマ『愛の不時着』。

パラグライダー中に思わぬ事故に巻き込まれ、北朝鮮に不時着してしまった韓国の財閥令嬢ユン・セリ(ソン・イェジン)と、彼女を助けた北朝鮮将校リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)。2人の愛を描いた同作は韓国ドラマファンを惹きつけ、今もなおオンラインを通じて熱く拡散されている。

『愛の不時着』で共演したソンイェジンとヒョンビン

『愛の不時着』で共演したソン・イェジンとヒョンビン(画像出典:愛の不時着 公式HP)

ソン・イェジンとヒョンビンが視聴者の心をとらえ、人々を熱狂させた理由の1つに、2人の運命的なケミストリーが決定的な役割をしているように思う。

ユン・セリの事故によって、北朝鮮で偶然出会った2人だが、ドラマが展開するにつれ、彼らの縁はかなり前から相対していたという伏線が興味深さを呼び起こした。

リ・ジョンヒョクが、スイスに留学中、船着き場でピアノを演奏しており、おりしも旅行中だったユン・セリは、偶然その旋律を聴いて再び生き返る力を得た。また、スイスの風光明媚な場所でユン・セリが命を絶とうとしていたとき、リ・ジョンヒョクが写真を撮ってほしいと声を掛けるなど、無意識のうちにすれ違っていた彼らの出会いは、のちに運命的なものだったと知る。

このドラマの展開のように、ソン・イェジンとヒョンビンは『愛の不時着』で“共演”という歯車が合うまで、過去の作品ではすれ違いを見せていた。

『愛の不時着』に先立ち、2018年に公開された映画『ザ・ネゴシエーション』で一度共演したことのある2人。共演とは言っても同作の撮影方式は独特で、2人は別の空間でそれぞれに演技をすることが大多数だったそう。

『ザネゴシエーション』で共演したソンイェジンとヒョンビン

『ザ・ネゴシエーション』で共演したソン・イェジンとヒョンビン(画像出典:ザ・ネゴシエーション 公式HP)

『ザ・ネゴシエーション』は、タイで史上最悪の人質事件が発生し、限られた時間内に犯人のミン・テグ(ヒョンビン)を押さえるため、交渉人のハ・ チェユン(ソン・イェジン)が一世一代の交渉に乗り出す犯罪サスペンス・アクションだ。

当時ヒョンビンは、初の悪役に挑んで話題を集めて好評も受けた。だが、同じ空間での演技がほとんど成されなかった上に、メローで出会いそうな2人が善と悪で対立する役だったため、作品よりも2人のメローでの共演に対する願いを呼び起こし、彼らの熱愛説を生んだ歴史的な(?)映画として残ることになった。

2人の出会いは『ザ・ネゴシエーション』が始まりだと思われているが、実は、2010年にシンドロームを巻き起こしたヒョンビンの主演作、SBSドラマ『シークレット・ガーデン』の最終回にソン・イェジンがカメオ出演していたのだ。

ソン・イェジンは劇中、イム・ ジョンス(イ・フィリップ)が準備している映画に自らラブコールを送る“トップ女優 ソン・イェジン役”として登場して有終の美を飾った。ヒョンビンとソン・イェジンが直接会うシーンはなかったが、彼らが出会う番外編を切に望むファンが多く見受けられた。

『シークレットガーデン』にカメオ出演していたソンイェジン

『シークレット・ガーデン』にカメオ出演していたソン・イェジン(画像出典:シークレット・ガーデン 公式HP、キャプチャー)

まるで、ユン・セリとリ・ジョンヒョクのようにすれ違いながら、離そうとしても離すことができない出会いをしていたソン・イェジンとヒョンビン。これまで、ファンからメロー作品での共演を望まれていた2人であるだけに、『愛の不時着』では最高のケミ(相性)を見せてくれた。

10代~60代以上まで、老若男女すべての視聴者たちのファンタジーを満たし、“愛の不時着シンドローム”を起こして話題の中心に立っているソン・イェジンとヒョンビンが、いつの日か再び共演するときが訪れるのか、彼らの今後の歩みがより一層注目されている。



ヒョンビン

韓国の人気俳優ヒョンビン(ハングル 현빈)。1982年9月25日生まれ。

2003年にKBSのテレビドラマ『ボディガード』(2003)でデビュー。

2005年にMBCドラマ『私の名前はキム・サムスン』(2005)で大ブレイク。韓流スターとして、韓国や日本、中国をはじめアジア全域で人気を博している。

ヒョンビン 最新記事はこちら(237)


[su_spacer size=”30″]



[su_spacer size=”30″]

ご意見を自由にコメントしてください!

記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。

編集部おすすめ記事blank

サイトの広告について

Danmee(ダンミ)は、収益化の一環としてオンライン広告を展開しております。広告の内容(公序良俗を害するもの)や、可読性の低下につながる広告に関するご意見はこちらのフォームをご利用ください。

この記事と関連度が高いトピック

現在読まれています!

最新記事

RECENT TOPICs