• ヒョンビンが、新作出演映画『ハルビン』で安重根(アン・ジュングン/1879-1910)役を演じる事が明らかになった。
  • 『ハルビン』は、命をかけた独立闘士たちの話を描いたスパイアクション大作だという。
  • ヒョンビンは「立派な俳優の方々、スタッフの方々と共に最善を尽くしたい」とコメントしている。

ちょうど1年前、ヒョンビンが新作映画『ハルビン』に出演することが明らかになった。

ヒョンビンが安重根を演じる

新作映画『ハルビン』で安重根を演じることが明らかになったヒョンビン。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

この当時の韓国メディアによると、彼は同作で「当時日本に抵抗し、中国北部の都市、ハルビンで独立運動を展開した人物を演じる」と記述されている。

配役はまだ発表されていなかったため、日本ファンはヒョンビンが安重根(アン・ジュングン/1879-1910)を演じる可能性は低いのではと、わずかながらの望みを持っていた。

しかし11月17日、ヒョンビンが安重根を演じることが正式に発表され、間もなくクランクインだという。

『ハルビン』は、『インサイダーズ/内部者たち(邦題/2016)』『麻薬王(2018)』『南山の部長たち(2020)』などで大衆からの人気を得たウ・ミンホ監督の新作映画だ。

1909年、祖国から離れたハルビンで、日本帝国に奪われた大韓民国を取り戻すため、命をかけた独立闘士たちの話を描いたスパイアクション大作だという。

ヒョンビンは「この作品に参加する事を決めてから、1人で安重根義士記念館に行って来た。胸の中に深い重さと震えを憶えた。立派な俳優の方々、スタッフの方々と共に最善を尽くしたい」とコメント。

共演には、パク・ジョンミン、チョ・ウジン、チョン・ヨビン、ユ・ジェミョン、パク・フンなど、演技に間違いなしの布陣だ。

安重根と言えば、日本という面から見れば“伊藤博文(1841-1909)を暗殺した人物”であり、どうしたって“抗日”というキーワードを思い出さずにはいられない。

対する韓国側からすれば、彼は“英雄”だ。

これについては、両者相容れない思いが交錯するのは致し方ない事。

しかし、“一俳優”としてヒョンビンや、ヒョンビンの出演作を好んでいた日本ファンにとっては、心穏やかではない。「よりによって、なぜこの作品に出演するのか」という思いが駆け巡る。

デリケートな歴史的事件を『ハルビン』ではどのようにして描かれるのか、いたずらに予測はできないが、ヒョンビンは安重根を演じる以上、日本ファンから“抗日映画に出演した俳優”とバッシングを受けることは避けられそうにない。

ダンミ ニュース部

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