ヒョンビンが新婚旅行先の空港で、ファンに対し見せた対応が韓国のネット上で議論になった。しかし元記者出身の韓国人芸能専門ユーチューバーによると、それには裏話があり、内容は事実と一部異なるという。今回の記事ではその真相に迫る。

盛大な祝福を受ける中、3月31に結婚披露宴を行ったヒョンビンとソン・イェジン。韓国はもちろん全世界からも、いまだ2人への祝福ムードが冷めやらない中、4月12日、新婚旅行先のロサンゼルス国際空港に到着した2人の姿がキャッチされた。

ヒョンビンとソン・イェジン

3月31日に結婚式を挙げたヒョンビン(左)とソン・イェジン(写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:MSTeamエンターテインメント)

韓国のネット上には、空港に集まったファンを制止するヒョンビンの動画が上がり、その態度が一時議論の対象に。また、韓国の一部メディアもこの態度を、否定的な表現で報じた。しかし実はこれには裏話があり、また報道された内容は事実と一部異なるという。

これを伝えたのは、元記者出身の韓国人芸能専門ユーチューバー。

4月13日、同ユーチューバーは、『ソン・イェジン LA 新婚旅行..ヒョンビンが真顔になった本当の理由』というタイトルの動画を公開。議論の対象となったヒョンビンの態度に関する真実と裏話を伝えた。

これに関連する情報は、4月12日、ロサンゼルス国際空港で、ヒョンビンとソン・イェジン夫妻を実際に目撃したというファンから得たという。

これに先立ち韓国のネット上では、ヒョンビンの塩対応を思わせるファンへの態度が議論の対象に。事の発端となったのは、ネット上に挙がった動画と、韓国の一部メディアの報道だった。

動画では、ヒョンビンが片手で携帯電話を耳にあて、もう一方の手で、写真やサインを求めるファンに対し、「ありがとう」と言いながらも「下がってください」と、リクエストには応えず、ファンを制止する手の動きを見せている。

ヒョンビン

ファンを制止するような動きを見せるヒョンビン(画像出典:YouTube STATV)

報道では、マスクをしていないファンが、ソン・イェジンに近寄りサインを求めた際、それを制止するヒョンビンの姿を、「真顔で神経質に反応した」などと報じた。

しかしこれは、空港でヒョンビンが見せた一場面に過ぎず、事実とは一部異なる部分があるようだ。

同ユーチューバーが得た情報では、夫妻はファンに対する礼儀を尽くし、終始笑顔を絶やさず、サインや写真のリクエストに応えたという。

しかしながら、議論となった場面では、ソン・イェジンだけが積極的にファンのリクエストに応じ、ヒョンビンは終始、どこかに問い合わせの電話をしているようだったとのこと。

どうやら夫妻は、事前に手配しておいた現地ガイドが、予定通り空港にピックアップに来ないというトラブルに見舞われていたようで、マネージャー不在の中、到着ゲート前で30分以上も留まっていたという。

ソン・イェジンが彼に対し、「タクシーに乗らないといけないじゃない?」と、動揺した表情を見せた一幕もあったそうだ。

ヒョンビン&ソン・イェジン

現地ガイドがピックアップにこないトラブルに見舞われていたというヒョンビン&ソン・イェジン夫妻(画像出典:YouTube STATV)

同ユーチューバーはこの状況から、「待機時間が予想外に長くなったため、ヒョンビンさんも多少、神経質にならざるを得なかったでしょう」と彼の心情を推し量った。

ヒョンビンの議論となった態度に関しては、「様々な点において、納得のいく状況でした」「スケジュールが狂ったことで、多少神経質に見えたこともありましたが、ファンに対しては笑顔を忘れず、何度も手を振っていたとのことです」と語り、裏話と真実伝えた。

そして最後に、夫妻が空港で互いに見つめ合う様子を情報提供者の言葉を借り、「2人がお互い見つめる眼差しは、目がハートになるんじゃないかと思う程だった」と明かした。

このように、報道や動画で受けたヒョンビンの態度に対する印象の裏には様々な事情があり、また一部事実とは異なっていた。

新婚旅行先でトラブルに巻き込まれ出鼻をくじかれた夫妻だったが、互いに見つめあうなど、幸せいっぱいの2人を改めて祝福したい。







ヒョンビン

韓国の人気俳優ヒョンビン(ハングル 현빈)。1982年9月25日生まれ。

2003年にKBSのテレビドラマ『ボディガード』(2003)でデビュー。

2005年にMBCドラマ『私の名前はキム・サムスン』(2005)で大ブレイク。韓流スターとして、韓国や日本、中国をはじめアジア全域で人気を博している。

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