Netflix(ネットフリックス)にて配信中の韓国ドラマ『梨泰院クラス』。劇中、OSTで使用されたBTS(防弾少年団)V(ブイ)の自作曲『Sweet Night』のMVが5000万ビューの視聴回数を突破し話題だ。
日本のNetflix(ネットフリックス)でも配信され、多くの芸能人たちがハマりSNSやテレビ番組で発信するなど、社会現象になるほどの人気を博したドラマ『梨泰院クラス』。
同作は、飲食業界のトップである”長家”の会長に全てを奪われた青年パク・セロイ(パク・ソジュン)が、自ら成功することで復讐を誓いながら、夢の実現を目指して仲間と奮闘する姿を描いた作品だ。

『梨泰院クラス』は日本でも社会現象になるほどの人気を博した(画像出典:梨泰院クラス 公式 HP)
俳優パク・ソジュンをはじめ、女優キム・ダミなど豪華キャストの熱演と心に突き刺さるような名セリフで視聴者の心を揺さぶった同作。だが、ストーリーや個性の強い各キャラクターに活力を吹き込み、ドラマの興行の1つの軸となったのが、まさにOST(オリジナルサウンドトラック)ではないだろうか。
韓国最高のアーティストたちが参加して完成度を高めた『梨泰院クラス』のOSTは、不合理な世の中でも希望に満ちた風情と肯定的なメッセージで大衆を癒した。その中でも、BTS(防弾少年団)のメンバーV(ブイ)が歌う『Sweet Night』は、アコースティックギターの旋律と合う彼の深い歌声、温かなメロディーが印象的でドラマの世界観によくマッチしている。

『Sweet Night』はBTSのVが手掛けたOSTだ(画像出典:梨泰院クラス 公式 HP)
今年1月19日には、『Sweet Night』のミュージックビデオが、Youtube(ユーチューブ)で5000万ビューの視聴回数を突破したと各種メディアで報じられ、変わらずグローバルアーティストとしてのパワーを見せつけているV。
彼が作詞・作曲、プロデュースした『Sweet Night』には”甘い夜”という意味はもちろん、パク・セロイが劇中で経営していた店の名前”タンバム(단밤:甘い夜)”の意味も含まれており、主人公の人生に温かさが満たされるようにと願う希望が込められている。
また、英語の歌詞に綴らている内容には、辛い過去を抱えながら苦境を乗り越えて得たもの、そして無くしたものの数々への想いなど、複雑な心境を独白するようなパク・セロイの感情が上手く表現されている。
Vは、『Sweet Night』を制作する前、ウェブトゥーンを通じて『梨泰院クラス』を先に読み、多くの教訓を貰ったそう。特に、パク・セロイというキャラクターが印象的で、さらに、自身と普段から親密な間柄であるパク・ソジュンがパク・セロイ役を演じると聞き、『梨泰院クラス』に参加できることを心から喜んだそうだ。

Vとパク・ソジュンは普段から親密な間柄だと知られている(画像出典:オンラインコミュニティー)
ここでは、詩的な歌詞でパク・セロイの心情とドラマに完全にマッチしていると言われている『Sweet Night』の歌詞を見てみる。
BTS V『Sweet Night』
On my pillow Can’t get me tired
枕に寝そべっても 疲れないんだ
Sharing my fragile truth
僕の壊れそうな真実を教えてあげる
That I still hope the door is open
僕はまだ扉が開いてるって願ってる
Cuz the window
なぜなら窓は
Opened one time with you and me
開いたんだ 君と僕と一緒にいたとき
Now my forever’s falling down
今 僕の永遠は転がり落ちていく
Wondering if you’d want me now
君が今の僕を必要としてるのかな
How could I know
どうやって分かるのだろう
One day I’d wake up feeling more
ある日いつもより気分良く起きる
But I had already reached the shore
でも僕はもう岸にたどり着いてしまっているんだ
Guess we were ships in the night
僕達は夜を旅する船だったのだろうか
I’m wondering Are you my best friend
気になるんだ 君は僕の親友なのかな?
Feel’s like a river’s rushing through my mind
まるで心の川が頭の中を勢いよく流れているような気分だ
I wanna ask you If this is all just in my head
君に聞きたい 僕の頭の中だけなのかな
My heart is pounding tonight, I wonder
今夜 僕の胸はドキドキしているみたいで気になるんだ
If you are too good to be true
君が素晴らしすぎるんじゃないかって
And would it be alright if I Pulled you closer
大丈夫かな 僕が 君をもっと近くに引き寄せていいのかな
How could I know
どうやって分かるのだろう
One day I’d wake up feeling more
ある日いつもより気分良く起きる
But I had already reached the shore
でも僕はもう岸にたどり着いてしまっているんだ
Guess we were ships in the night
僕達は夜を旅する船だったのだろうか
(関連動画)BTSのVが歌うドラマ’梨泰院クラス’OST「Sweet Night」MV
*****
今回、Vが打ち立てた『Sweet Night』の5000万ビュー突破という記録は、Vの人気はもちろんドラマの影響もあるだろう。しかし、リスナーの感情を呼び起こすような美しい歌詞と、歌で人々に癒しを与えるソングライター兼プロデューサーとしての能力が認められた結果ではないだろうか。
Vは、今後も世界的なアーティストとして異彩を放ち続けていくことだろう。
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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