俳優のソン・ドンイルが、ドラマ『花郎』で共演したBTS(防弾少年団)のメンバーVについて言及し、彼の言動が注目を集めている。韓国ドラマが誇る大御所俳優ソン・ドンイルと、世界的なアーティストとなったV。2人の親交がわかるエピソードとは?

俳優のソン・ドンイルが、ドラマ『花郎<ファラン>(2016)』で共演したBTS(防弾少年団)のV(ブイ)について言及し、彼の言動が注目を集めている。

tvNバラエティー番組『今週もよろしく』

tvNバラエティー番組『今週もよろしく』(画像出典:tvN STORY)

5月9日、ソン・ドンイルは、自身がMCを務めるtvNバラエティー番組『今週もよろしく』でVについて言及した。

今回の放送回では、RAIN(ピ)と、彼がプロデュースするアイドルグループであるCiipher(サイファー)のタンもサプライズゲストとして登場。

ソン・ドンイル、RAIN、タンの3人は、tvN(Netflix)の医療ドラマ『ゴースト・ドクター』で共演した縁がある。

番組の中で、ソン・ドンイルはRAINに「お前、この子にどれだけ投資したのか?」と尋ね、RAINは「家を一軒失った‥なぜあの子を選んだろう」と言い笑いを誘った。

しかし、RAINは「でもタンはうまくいくだろう。僕が断言するが、2、3年以内に”もしかして、あの時の子がその子?”と話す日が来るだろう」と豪語。

すると、ソン・ドンイルは「BTSのVのようにか?」と聞き返す。

彼は、RAINの発言から、過去にドラマで共演したのちにワールドスターになったVの姿を思い出したようだ。

そして、同じく番組MCのコ・チャンソクに「あの子(V)とはドラマ『花郎』で共演したんだよ」と伝えた。

“花郎”を創設したウィファ役を演じたソン・ドンイル(画像出典:KBSドラマ)

ソン・ドンイルとVは、2016年12月に放送されたKBSドラマ『花郎<ファラン>』で共演して以来、演技の師弟関係であることが知られている。

当時Vは「演技初挑戦ということもあり、ベテラン俳優のソン・ドンイルさんにはたくさん助けていただいた」と感謝の気持ちを示した。

本作でも2人は、師弟関係を演じている。

ソン・ドンイルは”花郎”を創設したウィファ役を、Vは最年少花郎であるハンソン役をそれぞれ熱演した。

『花郎』ハンソン役を演じたV

ハンソン役を演じたV(画像出典:KBSドラマ)

そんな2人の親交と関連して、過去に出演したバラエティー番組でのやりとりが話題になった。

ソン・ドンイルが息子とともに米国の学校を訪問した際、ある外国人の男子生徒がBTSのファンだとわかると、すぐにその場でVへテレビ電話をかけたのだ。

男子生徒はVとの通話に大喜び。ソン・ドンイルは、誰もがうらやましがるVとの親交を豪快に披露したのである。

今回放送された番組『今週もよろしく』で、RAINの「(タンは)きっといずれ大成する日が来るだろう」という発言から、Vの活躍を連想したソン・ドンイル。

ドラマの共演以降、自身が可愛がってきたVとの親交は、大御所俳優でさえも思わず自慢したくなる関係のようだ。

(投稿:酒井知亜)






BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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