• 『私の夫と結婚して』(tvN/2024)が、2月20日に惜しまれつつ最終回を迎えた。
  • 平日ドラマの視聴率が低迷傾向にあるなか、主演のパク・ミニョンが年頭から好スタートを切って悠々とゴールまで駆け抜けた格好だ。
  • 女王パク・ミニョンのバトンを狙う、新作ドラマで主演を務める女優3人を紹介する。

tvNの月火ドラマ『私の夫と結婚して』(2024)が、2月20日に最終回を迎えた。

平日ドラマの視聴率が低迷傾向にあるなか、最高視聴率11.9%を叩き出すという好成績を残してフィナーレを飾ることに。

最近、週末ドラマといえば時代劇が、月火ドラマといえばロマンスコメディなどが編成される機会が増えているが、主演のパク・ミニョンが他の月火ドラマを差し置き、年頭から好スタートを切って見事ゴールまで駆け抜けた格好だ。

女王が去った今、次に王冠を手に入れるのは誰か、韓国では新作ドラマで主演を務める女優に熱い視線が注がれている。

そこで本記事では、パク・ミニョンのバトンを狙う女優3人をご紹介。

チョン・ジョンソ

1人目は、2月26日から韓国で放送がスタートする『ウエディング・インポッシブル』(tvN/2024)で主演を務めるチョン・ジョンソ。

チョン・ジョンソは、『ウエディング・インポッシブル』(tvN/2024)で主演を務める

『ウエディング・インポッシブル』(tvN/2024)で主演を務めるチョン・ジョンソ(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

デビュー作『バーニング』(2018)でカンヌ映画祭のカーペットを踏んだ彼女は、『ザ・コール』(Netflix/2020)で連続殺人犯に扮してさらに知名度をアップし、『ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え』(Netflix/2022)の泥棒集団の1人、トーキョー役で一躍有名になった女優だ。

出演作はまだそこまで多くないものの演技力の高さには定評があり、お茶の間とスクリーンで縦横無尽に活躍中。

昨年は『バレリーナ』(Netflix/2023)で、親友のために冷酷な復讐を繰り広げる元警護員を熱演し、息をのむアクションシーンを披露して熱い視線を浴びた。

強烈なキャラクターを演じることが多かった彼女だが、『私の夫と結婚して』の後続作である『ウエディング・インポッシブル』では、初めてロマンティックコメディに挑戦している。

優れた演技力を持ちながらも知名度の低い女優役で、夢をかなえるために財閥御曹司との偽装結婚の準備をするキャラクターだ。

日本ではU-NEXTで2月26日から独占配信される。

キム・ハヌル

2人目は、大物女優キム・ハヌル。3月18日に韓国で初回放送を迎える『胸ぐらを一回つかまれましょう』(KBS2/2024)で主演を務める。

キム・ハヌルは、『胸ぐらを一回つかまれましょう』(KBS2/2024)で主演を務める

『胸ぐらを一回つかまれましょう』(KBS2/2024)で主演を務めるキム・ハヌル(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

彼女といえば、長年に渡って韓ドラ界を盛り上げてきた役者の1人。特にロマンスもので活躍しており、演技力を認められるきかっけとなった『ピアノ』(SBS/2002)での悲恋の恋に落ちたヒロイン役は観る者に大きな印象を残した。

その後、教師と生徒の禁断のラブストーリー『ロマンス』(MBC/2002)で女教師を熱演してスターの階段を上りはじめ、以降『オンエアー』(SBS/2008)や、『紳士の品格』(SBS/2012)をヒットへと導いた。

2016年に結婚してからは、『空港へ行く道』(KBS2/2016)や『18アゲイン』(JTBC/2020)などで、子を持つ母役を演じながらもロマンス演技を披露。

2022年には『キルヒール』(tvN)でサスペンスものに出演し、これまでとは異なる演技で話題を呼んだ。今年は先述したミステリー追跡劇『胸ぐらを一回つかまれましょう』で主演を務める。

彼女が演じるのは、スクープのためなら手段を選ばない記者役。刑事と共に殺人事件を追跡する物語がベースとなっているがメロ要素も含まれており、キム・ハヌルの演技が注目される。

日本配信は未定だ。

クォン・ナラ

最後は、クォン・ナラ。3月11日から韓国でスタートする『ザ・ミッドナイトスタジオ ~恋人は訳ありカメラマン~』(ENA/2024)でヒロインを演じる。

クォン・ナラは、『ザ・ミッドナイトスタジオ ~恋人は訳ありカメラマン~』(ENA/2024)でヒロインを演じる。

『ザ・ミッドナイトスタジオ ~恋人は訳ありカメラマン~』(ENA/2024)でヒロインを演じるクォン・ナラ。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

ガールズグループHELLOVENUS(ハロービーナス)のメンバーだったが、現在は女優として活躍しており、日本では大ヒット作『梨泰院クラス』(JTBC/2020)のオ・スア役といえばピンとくる人が多いのではないだろうか。

主人公パク・セロイ(パク・ソジュン扮)を巡って三角関係を繰り広げ、物語をより一層ドラマチックにしていた役者だ。

またその前作である『ドクター・プリズナー』(KBS2/2019)では演技力が高く評価され、『2019 コリアドラマアワード』で新人賞を受賞している。

その他、『あやしいパートナー~Destiny Lovers~』(SBS/2017)や、『不可殺‐永遠を生きる者』(tvN/2021)でも活躍、演技者として着実にフィルモグラフィーを更新中だ。

そして3月からは、『ザ・ミッドナイトスタジオ ~恋人は訳ありカメラマン~』で、死者のために存在する写真館を舞台に、幽霊から法的相談を受ける熱血弁護士役を演じる。

172cmという高身長に拳ほどの小さな顔を持つことから優れたビジュアルが注目されてきたが、いまや演技力の高さで熱い視線を浴びている彼女。新作ドラマでどのような演技を披露してくれるのか期待される。

日本では、U-NEXTで3月11日から独占配信される予定だ。

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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