10月3日、ある女性がボーイズグループCRAVITY(クレビティ)の所属事務所である、STARSHIP(スターシップ)エンターテインメントの社屋に不法侵入した。その女性は、メンバーに身体接触をした容疑で警察に逮捕され、現在調査を受けているという。
CRAVITY(クレビティ)が、恐ろしい出来事に遭遇した。
見知らぬ女性に接触された9人組ボーイズグループCRAVITY。(写真提供：ⓒ TOPSTAR NEWS、画像出典：STARSHIPエンターテインメント)
10月3日、韓国聯合ニュースによると、ソウル江南(カンナム)警察署は同日午後3時頃、ソウル江南区にある芸能事務所、STARSHIP(スターシップ)エンターテインメント(以下、STARSHIP)の社屋で、不法侵入して来た女性A氏がCRAVITY(クレビティ)メンバーの身体に接触した容疑で逮捕され、調査をしているという。
報道によると、この建物にはセキュリティーが整っているが、A氏は他の職員が出入りする隙を狙って中に入ったそうだ。
112番(韓国の警察)通報を受けて出動した警察は、両者の陳述を聞いた後、A氏に容疑があると見て、現場で逮捕。現在取り調べ中だ。これに対し、警察関係者は「A氏はまだ立件前だ」とし「調査中の事案であるため、詳しい内容は明らかにできない」と伝えた。
STARSHIP側は、公式立場を通して「本日、弊社社屋に身元不明者が無断侵入し、所属アーティストと接触したという不祥事があった」「指紋認証など、施錠装置が設けられている弊社の出入り口を許可なく侵入し、社屋の内部でスケジュールのために待機していたCRAVITYメンバーに接近、身体接触をした」と明らかにした。
続けて「アーティストに同行していたマネージャーが直ちに警察に通報し、出動した警察官が退去及び同行を要求したが応じず、弊社の前でしばらく暴力行為を加えた。弊社は建物内・外部のCCTV(監視カメラ)映像を、管轄する警察署に渡して無断侵入及び、アーティストが望まない身体接触をした行為を通報し、現在調査が行われている」と説明。
「社屋及び宿所などの訪問は、厳重に禁止されていることを改めて強くお知らせするとともに、今後、同様の事件が起こった場合には、善処なく処罰する」「所属事務所も同様の状況が再発しないよう、アーティストの保護に最善を尽くす。アーティストとファンの安全な出会いのために、積極的なご協力をお願いした」と、伝えた。
CRAVITYは、2020年4月に1stミニアルバム『HIDEOUT: REMEMBER WHO WE ARE – SEASON1』でデビュー。ウォンジン、ウビン、ジョンモ、ミニ、セリム、ヒョンジュン、ソンミン、アレン、テヨンの9人編成だ。リーダーはセリムが務めている。
度を超えたファン(*サセン)の行動は、どれだけ時を経ても減る様子が一向に見えない。
*サセン：芸能人の私生活(사생활/サセンファル)まで追いかけるストーカーのような悪質ファンのこと
最近、BTS(防弾少年団)の所属レーベルであるBIGHIT MUSICは、彼らに襲い掛かるアクゲについて断固たる措置を継続して行うことを発表。証拠が揃い次第、告訴を準備すると宣言した。
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去る6月には、THE BOYZ(ザ・ボーイズ)の宿舎に侵入し、メンバーの帰宅を待っていた人物が逃走を図ったがその場で逮捕されている。
8月にはApinkのメンバー、ウンジがストーカー被害による告訴状を提出したことを報告。個人のインスタグラムで「自分の気持ちと感情だけを優先する人を、私は尊重できない。お互い健康に愛しましょう」と綴った。
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EXOセフンもかつて「1日100件の電話が来る。番号を変えてもすぐかけてくるからもう変えるのをやめた」と、そのつらさを打ち明けている。
ジェジュンも、過激な行動に悩まされていた一人だ。
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たった1人の悪質な行動が、善良なファンとアーティストの距離をどんどん広げていく。この由々しい行為がなくなる日は、果たして来ないのだろうか。
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