先月、自宅で亡くなったまま発見されたソルリの死亡事件当時、救急隊の活動資料報告書(死亡経緯報告書)がSNSで流出し波紋を呼んだことがある。この問題に対して消防災難本部は該当の文書を流出させた職員2人を職位解除させたと発表した。

歌手で女優の故ソルリ(本名 チェ・ジンリ)に関する救急隊の活動資料報告書(死亡経緯報告書)を流出させた消防職員2人が職位を解除されたことが確認された。

11月14日、京畿道(キョンギド)議会安全行政委員会の行政事務監査で「ソルリさんの死と関連し、国政監査でもこの問題が指摘された。消防本部で公式謝罪をしたが、その後の処理結果はどうなっているのか」と、民主党の議員が質問。

京畿道・消防災難本部イ・ヒョンチョル本部長は「活動資料報告書を流出させた2人の職員の職位を解除した。これと同時に京畿・南部地方警察庁に捜査依頼をした状態だ」とし「警察捜査の結果が出れば、懲戒処分の決定などを行う計画だ」と説明した。

ソルリに関する救急隊の活動資料報告書が流出し論議になった

ソルリに関する救急隊の活動資料報告書が流出し論議に..(画像出典:MBN News Youtube capture)

これに先立ち、10月14日城南市(ソンナムシ)の自宅で亡くなったまま発見されたソルリの事件当日、死亡日時や場所などが記入された救急隊の活動資料報告書が各種SNSおよびポータルサイトなど外部に流出されて波紋を呼んだことがある。

この論議が起きると、すぐに消防災難本部は国民に対して謝罪文を発表。

その後、消防災難本部で自ら調査を開始し、消防職員のカカオトークルームに文書を共有した最初の流出者2人は特定されて職位を解除させたが、オンラインコミュニティなど各種SNSに文書が流出した経緯は確認出来ていないため、京畿・南部地方警察庁に捜査依頼をしている状況だという。

これに対して民主党議員は「問題を起こした消防職員にとっては非常に残念なことかもしれないが、今回のことを契機に組織の内部文書の管理などを改善してほしい」と伝えた。

この一連の報道を耳にした一部のネットユーザーたちからは「職位の解除程度ならば、いつでも復帰が可能なのではないか?1年後には再び復職できてしまうのでは..」という懸念の声が上がっており、解任もしくは罷免(ひめん)処分に相当することではないのかと疑問視されている。

職位解除とは、公務員がその職位を維持できないと認められる理由がある際に付与された職位を消滅させることを言い、公務員としての身分は保持されるが、該当の職位は剥奪されることを指す。

これより重い懲戒処分には、ネットユーザーたちが指摘していた「解任」と「罷免」があり、解任は公務員を強制退職させる重い懲戒処分で、解任された人物は3年間公務員に任用されることはできず、解任された理由により退職金を削減されることがある。

罷免は解任よりも重い懲戒処分で、公務員の職を強制的に免ずることを指し、罷免された公務員は5年間公務員として任用されることが出来ず、退職金の2分の1が削減される。

国民を保護し、誰よりも模範にならないといけない消防職員による内部文書の流出。

非常に恥ずべき事態だと思うのだが、果たしてどの程度の処分が妥当であったのだろうか。