韓国芸能界で相次く飲酒運転事件。今月26日、韓国のベテラン俳優パク・チュンフンが、飲酒運転で摘発された。これで2度目となる飲酒運転での摘発に、ネット上では驚きを隠せない声や怒りの声が上がっている。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

韓国俳優パク・チュンフンは、日本では少々馴染みの薄い俳優ではあるが、韓国では特に1980年代~90年代に活躍し、数々の主演男優賞、人気スター賞を受賞してきた映画俳優として知られている。

これまで数々の映画に出演してきたパク・チュンフン

パク・チュンフンはこれまで数々の映画に出演してきた(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

2000年代に入ってからは、2009年に公開された映画『TSUNAMI -ツナミ-』で、釜山(プサン)に巨大津波が押寄せる危険を予測するキム博士を熱演したことで話題を呼んだ。また、2013年には映画『トップスター』で監督デビューも果たした。

2017年には、KBSハッピーFMにて『パク・チュンフンのラジオスター』の放送がスタート。同年12月からは、『バットガイズ2ー悪の都市ー』に検察役で主演し、24年ぶりのドラマ復帰となった。

そんなパク・チュンフンが今月26日、飲酒運転で警察に摘発された。パク・チュンフンの飲酒運転での摘発は、2004年に続き、これが2度目となる。

所属事務所ナム・アクターズは28日、「パク・チュンフンは26日、知人2人と酒を飲んだ。そしてその日の夜9時、運転代行の方が運転する車2台に分乗し、近くの知人宅に移動した。マンションに到着し、地下進入路入口で運転代行の方を帰した後、自ら駐車し、しばらく眠ってしまった」と説明した。

さらに、「その後、駐車場に警察が到着し、現場でパク・チュンフンはドライブレコーダーの提出と警察の事情聴取に誠実に応じ、帰宅した。また、運転代行の方が一緒に陳述してくださった」とも語った。

その上で、所属事務所側は「当社は理由の如何を問わず、このような事件が発生した点について責任を深く痛感しており、俳優も深く反省している。再びこのようなことが発生しないよう注意していく」と述べた。

男性俳優の中でも、兄貴分的な存在であるパク・チュンフンは、俳優ヒョンビンをはじめ、チャン・ドンゴン、チュ・ジンモ、ファン・ジョンミンなどと、プライベートでも仲がいいことで知られている。

パク・チュンフンに絶賛されたヒョンビン

過去、パク・チュンフンはヒョンビンを絶賛していた(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

2011年には、自身の公式ツイッターで後輩ヒョンビンを絶賛。

「ヒョンビンは人としてもすごく魅力的だが、お分かりのように俳優としても本当に魅力が溢れている。今回の映画『レイトオータム』で、彼の魅力を見たら『シークレットガーデン』での魅力がただ予告編に過ぎないと感じるでしょう。『レイトオータム』、本当におすすめします!」

「ヒョンビンはですね。デビュー前からずっと知っていて、見守ってきました。本当にいいヤツなんです。残念ながらこの界隈ではちょっとスターになったら変わることが結構あるんですが、ヒョンビンは本当に同じです。変わりません。人との関わりを重視する人です」

など、親しい関係を明らかにしていた。

パク・チュンフンは、2004年に飲酒運転で警察に立件された際、免許取り消しの処分を受けている。現在韓国では、飲酒運転に対する懲戒が強化されているため、今後、テレビ局など出演禁止措置が取られるものとみられている。

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