TWICE(トゥワイス)の日本人メンバーが、日本語を話す姿が韓国で「日本語が流ちょうな韓国人を見ている錯覚が‥」と話題になっている。日本人が日本語を流ちょうに駆使することは極めて当たり前なことなのに、何故韓国のファンは、このような”錯覚”をしてしまうのか‥?

人気アイドルグループTWICE(トゥワイス)のメンバー、サナの”流ちょうな日本語”が話題だ。

流ちょうな日本語が話題のサナ

TWICEの日本人メンバー、サナの”流ちょうな日本語”が話題になっている理由とは?(画像出典:TWICE公式FaceBook)

去る7月20日、韓国の有名オンラインコミュニティーtheqoo(theqoo.net)では、サナが日本語を使う映像(ツイッター映像)が共有され、多くの韓国ファンが反応した。

日本語がわからない韓国のファンにも、関西弁と標準語の違いが伝わっているようで、「関西弁を使うサナ、本当にかわいい!」「標準語を使うとキャラが変わる」と、サナの”日本語2種セット”を堪能している様子を見せている。

中には「サナ、日本語うまい!」「日本語が流ちょうな韓国人を見ている錯覚が‥」という声や、「サナが日本語を使うのを初めて見た」という人も。

サナは周知の通り、日本の大阪府出身の正真正銘日本人である。日本人が日本語を駆使することは極めて当たり前のこと。関西出身の人が標準語を使うのも(個人差はあるが)、よくあることだ。

なのに、何故韓国のファンは、このような”錯覚”を起こしているのか?

サナは優れた韓国語使用能力を持っている

優れた韓国語使用能力を持つサナ(画像出典:TWICE公式Instagram)

Danmeeでも数回取り上げたが、サナは韓国語の上達ぶりが群を抜いて素晴らしいと絶賛されるアイドルである。彼女の韓国語能力は、単なる会話レベルに留まらず、完ぺきな文章、きれいな字体にも及んでいる。

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サナの勉強熱心さは、韓国のテレビ番組でも確認できる。

昨年、10月28日に放送されたMBCの人気バラエティー番組『ラジオスター』に出演したサナは、韓国語を学習する日本人にとって最難関の1つと言われるパッチム(받침)を、自ら研究し克服したエピソードを披露した。

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この”情熱”は、次第に韓国人に受け入れられるようになり、多くの韓国人からは、応援の気持ちを超越した感謝やリスペクトまでもが感じられる。サナは韓国人の気持ちと期待にさらに応えるべく、韓国語や韓国の文化を理解するため、日々精進しているのだ。

やがて韓国ファンとサナの間には”国境”がなくなり、韓国ファンは韓国語を喋るサナよりも、日本語を喋るサナの姿が珍しく見えているのだ。



TWICE

TWICE (トゥワイス / ハングル 트와이스)は、2015年に韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送されたサバイバルオーディション番組「SIXTEEN」を通して選ばれた9人のメンバーによって結成された。
グループ名の「TWICE(トゥワイス)」には、「良い音楽で一度、素敵なパフォーマンスでもう一度感動をプレゼントする」という意味が込められている。

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